南アルプス・アサヨ峰にリンクしています。
2010年9月4日
広河原で乗り換えた市営バスは、15:00北沢峠に着きました。
以前に訪れた時は夏まっさかり。
峠は、たくさんの登山者で賑わい、ムシムシと暑かったのですが、今日は静かな峠です。
峠の一番大きな小屋
長兵衛荘が、白いモダンな
洋風の建物に代わっていて
吃驚しました。
広河原方面へ10分ほど
戻って、「仙水峠へ」の立札の
あるところから、今日の宿、
仙水小屋に向かいます。
>
>
15:50 仙水小屋着。
途中、北長兵衛小屋の前を通り、栗沢山への直登コースを右に分けました。
小屋の入口の寒暖計は22℃。猛暑の都会を離れ、何と涼しいこと!
>
仙水小屋前では、
湧水を引いた
流し台があり、
蛇口からは、
たっぷりの水が、
何時でも豊富に流れ落ち
登山者の喉を潤しています。
仙水小屋の夕飯は
午後4時30分。
小屋前でこのように
頂きます。
吃驚するのは、そのメニュー。
>
前回、仙水小屋に泊まったのは、10年以上も前のことですが、当時から、まるで懐石料理
と山の仲間の間で評判でした。湯葉、お刺身・・スゥイーツも。
>
>
2010年9月5日
5時12分 仙水峠着。
朝食は4時。小屋の方が起こしに来て、みんなで布団を片付け、壁に備え付けられている
長テーブルをセット。見る間に、朝食がが並びます。
メニューを思い出せないけれど、登山者に配慮した、エネルギーと たんぱく質の摂れる食事でした。
↓仙水峠からの摩利支天は、圧巻です。
>
ヘッドランプを点けて、出発。
樹林帯を抜けると
大きな堆積岩が
ごろごろしている
モレーン地帯を通過。
まもなく仙水峠。
仙水峠は突き当たると
左右に分岐。
左は駒津峰・甲斐駒ケ岳方面。
右へ向かえば鳳凰三山に
つながる早川尾根。
栗沢山、目的のアサヨ峰も、早川尾根の一座です。
仙水小屋の朝食時刻は、とても早いですが、この仙水峠で日の出を迎えられるようにとの配慮からと、
聞いたことがあります。
確かに、朝食を済ませスタート。普通に歩いてくると、丁度、仙水峠で日の出の時間。
↓栗沢山の斜面後の山は、鳳凰三山の地蔵岳。特徴のあるオベリスクも、
くっきりと、見えました。
↓クリックで大きな画像になります。
>
日の出を楽しんだら、栗沢山の頂上目指して、1時間30分の急登です。
下の断面図からも、急登であることが読み取れます。↓
足場は、しっかりしているので、登りにくいということはありません。
>
登るにつれて、早暁の光さしこんで、赤く輝き美しいこと。
途中、北西の方角に中央アルプスの木曽駒ケ岳、宝剣岳あたり。
その後ろに台形のどっしりした御嶽山が見えました。
←クリックすると
大きな画像になります。
>
6:58 栗沢山に到着。黒戸尾根引く甲斐駒ケ岳、雲の上に浮かぶ山並みは八ヶ岳
8:16 アサヨ峰に到着
栗沢山とアサヨ峰は、時間的距離で1時間~1時間30分のお隣同士の山ですから、
頂上からの展望は、よく似ています。
例えば、栗沢山から西の方角の仙丈岳。アサヨ峰から見ても、大きな違いはありません。
栗沢山から北西の方角。アサヨ峰からは、もう少し広い範囲で見ることができます。
南の方角も、南アルプス南部の山が少し変わる程度です。
二つの山の眺望の違いは、南東方向にあります。
以下、比べてみてみると・・
栗沢山から南東の方角を見ると、アサヨ峰が大きい。
同じ方角に位置する富士山は見えるのでしょうか。
アサヨ峰が陰になってはいないでしょうか。
アサヨ峰から南東の方角には、鳳凰三山が大きい。
この日見えていない富士山も、お天気が良ければ見えるでしょう。
以上、hanasaku的見解ですが、栗沢山、アサヨ峰はともに展望の良い山であり、
その光景は南東の方角以外は、とても良く似ていることです。
アサヨ峰で、ゆっくり昼食。
9時前に、アサヨ峰2799mから約5時間30分の下山開始。
しばらくは、開けた稜線歩き。その後は、樹林帯の中へ。
早川尾根ノ頭(2463m)~早川尾根小屋~広河原峠(2344m)。
広河原峠から早川尾根を離れ、
広河原峠入口で、南アルプス林道に降り立つ。
ゆるやかな下り坂を、芦安村村営バス発着所のある広河原(1500m)に下山。
※広河原峠入口は、 広河原峠入口の標識のあるここ↓ではなく、
>
左樹林の中から)トラック脇↓に下山。
特に不思議なところもなく、
自然にトラック脇にポンと出たのですが、
「なぜ、このようなところに?」
でたのでしょう。
確かめてみたくなって、
林道を1、2分、遡ってみると、
林道の右側に、
上記の標識を確認しました。
しかし、ここは寂れ、
現在は使われていないような感じがしました。
何時から変わったのか分かりませんが、記録にとどめます。
2010年9月4日
広河原で乗り換えた市営バスは、15:00北沢峠に着きました。
以前に訪れた時は夏まっさかり。
峠は、たくさんの登山者で賑わい、ムシムシと暑かったのですが、今日は静かな峠です。
峠の一番大きな小屋
長兵衛荘が、白いモダンな
洋風の建物に代わっていて
吃驚しました。
広河原方面へ10分ほど
戻って、「仙水峠へ」の立札の
あるところから、今日の宿、
仙水小屋に向かいます。
>
>
15:50 仙水小屋着。
途中、北長兵衛小屋の前を通り、栗沢山への直登コースを右に分けました。
小屋の入口の寒暖計は22℃。猛暑の都会を離れ、何と涼しいこと!
>
仙水小屋前では、
湧水を引いた
流し台があり、
蛇口からは、
たっぷりの水が、
何時でも豊富に流れ落ち
登山者の喉を潤しています。
仙水小屋の夕飯は
午後4時30分。
小屋前でこのように
頂きます。
吃驚するのは、そのメニュー。
>
前回、仙水小屋に泊まったのは、10年以上も前のことですが、当時から、まるで懐石料理
と山の仲間の間で評判でした。湯葉、お刺身・・スゥイーツも。
>
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2010年9月5日
5時12分 仙水峠着。
朝食は4時。小屋の方が起こしに来て、みんなで布団を片付け、壁に備え付けられている
長テーブルをセット。見る間に、朝食がが並びます。
メニューを思い出せないけれど、登山者に配慮した、エネルギーと たんぱく質の摂れる食事でした。
↓仙水峠からの摩利支天は、圧巻です。
>
ヘッドランプを点けて、出発。
樹林帯を抜けると
大きな堆積岩が
ごろごろしている
モレーン地帯を通過。
まもなく仙水峠。
仙水峠は突き当たると
左右に分岐。
左は駒津峰・甲斐駒ケ岳方面。
右へ向かえば鳳凰三山に
つながる早川尾根。
栗沢山、目的のアサヨ峰も、早川尾根の一座です。
仙水小屋の朝食時刻は、とても早いですが、この仙水峠で日の出を迎えられるようにとの配慮からと、
聞いたことがあります。
確かに、朝食を済ませスタート。普通に歩いてくると、丁度、仙水峠で日の出の時間。
↓栗沢山の斜面後の山は、鳳凰三山の地蔵岳。特徴のあるオベリスクも、
くっきりと、見えました。
↓クリックで大きな画像になります。
>
日の出を楽しんだら、栗沢山の頂上目指して、1時間30分の急登です。
下の断面図からも、急登であることが読み取れます。↓
足場は、しっかりしているので、登りにくいということはありません。
>
登るにつれて、早暁の光さしこんで、赤く輝き美しいこと。
途中、北西の方角に中央アルプスの木曽駒ケ岳、宝剣岳あたり。
その後ろに台形のどっしりした御嶽山が見えました。
←クリックすると
大きな画像になります。
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6:58 栗沢山に到着。黒戸尾根引く甲斐駒ケ岳、雲の上に浮かぶ山並みは八ヶ岳
8:16 アサヨ峰に到着
栗沢山とアサヨ峰は、時間的距離で1時間~1時間30分のお隣同士の山ですから、
頂上からの展望は、よく似ています。
例えば、栗沢山から西の方角の仙丈岳。アサヨ峰から見ても、大きな違いはありません。
栗沢山から北西の方角。アサヨ峰からは、もう少し広い範囲で見ることができます。
南の方角も、南アルプス南部の山が少し変わる程度です。
二つの山の眺望の違いは、南東方向にあります。
以下、比べてみてみると・・
栗沢山から南東の方角を見ると、アサヨ峰が大きい。
同じ方角に位置する富士山は見えるのでしょうか。
アサヨ峰が陰になってはいないでしょうか。
アサヨ峰から南東の方角には、鳳凰三山が大きい。
この日見えていない富士山も、お天気が良ければ見えるでしょう。
以上、hanasaku的見解ですが、栗沢山、アサヨ峰はともに展望の良い山であり、
その光景は南東の方角以外は、とても良く似ていることです。
アサヨ峰で、ゆっくり昼食。
9時前に、アサヨ峰2799mから約5時間30分の下山開始。
しばらくは、開けた稜線歩き。その後は、樹林帯の中へ。
早川尾根ノ頭(2463m)~早川尾根小屋~広河原峠(2344m)。
広河原峠から早川尾根を離れ、
広河原峠入口で、南アルプス林道に降り立つ。
ゆるやかな下り坂を、芦安村村営バス発着所のある広河原(1500m)に下山。
※広河原峠入口は、 広河原峠入口の標識のあるここ↓ではなく、
>
左樹林の中から)トラック脇↓に下山。
特に不思議なところもなく、
自然にトラック脇にポンと出たのですが、
「なぜ、このようなところに?」
でたのでしょう。
確かめてみたくなって、
林道を1、2分、遡ってみると、
林道の右側に、
上記の標識を確認しました。
しかし、ここは寂れ、
現在は使われていないような感じがしました。
何時から変わったのか分かりませんが、記録にとどめます。
山 域 | 南アルプス・北部 |
地 域 | 山梨県 |
標 高 | 仙水峠2264m、栗沢山2714mm、アサヨ峰2799.1mm | 山 行 日 | 2010年9月4日~5日 |
歩 行 時 間 | 第1日:50分 第2日: 約8時間45分 (休憩などを含む全行動時間) |
交 通 | 甲府駅~広河原:バス / 広河原~北沢峠:南アルプス市営バス 問い合わせ先: 南アルプス市営バス TEL:055-282-2016 |
なんとなく錯覚しそうな感じでした。
良い風景を見に。そして気分も良いし。
一泊を入れてこの行程は実に心地よい
ですね。文中モレーンなんて聞きまし
て、嬉しい気分です。
広河原は仙丈ケ岳と北岳に登った時に利用しただけで、後は行ってません。
アサヨ峰は名前を知っていただけで全然解りません。一泊で行ってこられるのですね。
展望に恵まれた山でさぞ気分よかったことでしょう。
ですよね。
こちらまで、本当にありがとうございます。
山の情報を得たいと検索した結果が、前の投稿内容では不十分なので、
あえて、ダブルことを承知で載せました。
ねっ、一泊すると楽しめますでしょ。
時間短縮したい場合は、栗沢山直登コースを選ぶことも可能です。
>文中モレーンなんて聞きまし
て、嬉しい気分です。
ですか! うちの人にも聴いてみようかな。
知っている可能性大です(^_-)---☆Wink
山にはこのようなところがよくありますので、自然に使ってました。
こちらこそです。
>広河原は仙丈ケ岳と北岳に登った時に利用しただけで、後は行ってません。
わたしもです。周辺の百名山と白峰三山を縦走した時以来、今回は久しぶりのことでした。
おみやさんも、北アルプスの方が回数が多いのでないかしら?
お天気に恵まれてこそ、持ち味の魅力を発揮できるお山ですから、
とても、気分良かったです。
もし、展望が開けなかったら、しんどさだけが思い出になったことでしょう。
今回、気分良かったですよ
明日長岡へと戻りますので、今年最後のご
挨拶です。明日の記事更新でしばらく休ま
させていただきます。
来年もよろしくお願いします。では、良い
お年を。
コメントが遅くなってしまいました。
hanasakuokaさんのように天上を歩くのではなく、地べたをはいずり回っておりました(笑い)。
6枚目の写真がすばらしいですね、大座布団をどうぞ。
なお、北岳、二番目だけあって高いです・・・。
今年一年の総集編でしょうか素晴らしい物語詳細にわたる、地図に映像素晴らしい風景を拝見させていただきまして有難うございました。
もう平地には降りて来ないのではないかと心配してました。(笑)
本年は有難うございました。
我が家では喪(兄)にふしていますので新年に挨拶は失礼させて頂いてます。
来年も素晴らしい年のなるようお祈りいたしまし何時までもご健康で有りますように。
今年も、温かな交流のいただけますことに、感謝申し上げます。
明日は来客、外出は3日。
作り置いたお節料理あり、
元旦の今日は、
パソコンに向かうゆとりありでございます。(*^^*)
天上どころか、床を這いずり回り(ワックスがけ、年末掃除)、土にまみれて(庭掃除、最後の草取り)で、
新年が開けてしまいました。
「新年が開けてしまった」とは、変な言葉ですが、ブログ劣等生ですから(;´▽`A``
北岳、向きの関係で細く見えましたが、高さにおいて他の山々をぐんと抜いていましたよ。
nakamuraさんのコメントから、かつて北岳山頂から、富士山はもとより、三位の奥穂高岳を
確認出来た時の感激を思い出しました。
富士山は直ぐ近くに見えるますから、その高さ大きさに、いっそう圧倒された日でもありました。
本年もあい変わりませず、よろしくお願い申し上げます。
いつもながらの温かい交流に感謝をしているところでございます。
本年も昨年同様に、温かな交流を頂けますよう
お願い申しあげます。
嬉しいコメントをありがとうございます。
山ブログですので、登山される方のご参考に少しでもなればと、
出来るだけ具体的に、誤りやすい箇所は詳細に書くように心がけていますので、
大変嬉しいです。
とは云いつつ入力ミスは、頻繁にしちゃっておりますが(^^;
木瓜様おかれましても、素晴らしい、御健康な一年でありますように。