冬枯れには地図読み山行が面白い。
とは言え、今はもう、情報の少ない山へ、一人で地図とコンパスだけで入ってゆく勇気がありません。
入山者は少ないし、熊に出会ってしまったらなど考えると足が遠のいてしまうのです。
それではと、ツアー会社のホームページから、面白そうな山を探して参加することにしました。
目に留まったのが「真名井北稜」。
歩いたことのない初めての稜線。情報少なく興味をそそります。
(真名井北稜710ピークより少し上、730m付近から南東の方角。
ここまではほぼ送電線通りに登ってきました。真名井沢を挟んで右側の山塊は赤杭尾根)
真名井北稜は・・
ネットで確認してみると、奥多摩人気の山・川苔山(1363.3m)の東側に位置すると。
奥多摩の(登山)地図を広げた回数は数え切れないけれど、
頭に入っていなかったのは、一般道ではなく破線の道で目立たなかったからと思う。
破線の道ならば、地図読み山行にはもってこい! 面白そうで((o(*^^*)o))わくわくしてきます。
催行日は、休日の土曜日。予定なし。
お天気良かったら参加しようと目論んで、前日にエントリー。
登山地図上では、一般道は濃い赤色の実線で、破線の道は細く薄いグレーで表示されており、
印象は薄く、ちょっと見にはわかりづらい。
ちなみに国土地理院地図閲覧サービス2万5千分1地形図名:原市場(東京)を見てみると、
破線どころか、道の表示がない。
そう言えば昨年、川苔山から(ほぼ南の方角の)JRはとのす駅下山する時に、
東に下る道もあると、Sさんが話していたことを思い出しました。
と言うことで行ってまいりました。
ツアー会社の企画自体は地図読み山行と謳っているわけではなく、
自分に取ってのささやかな学習です。
現地スタート前に、ガイドさんに、自分で作成した地図を見て頂いたら、「うん、これこれ、これだよ」と。
単純な稜線歩きなので、作成は簡単なんです((^┰^))ゞ テヘヘ
とはいえツアー。ガイドさんがお出でになるのですから、自分で道を探すわけではなく、
地図読み学習としては不十分ですが、事前に読み込んだ地図上を実際に歩くことで、
頭と体で ̄∧ ̄)(_ _)フムフム・・・と納得できたことは、大きな収穫でした。
冬枯れの地図読み山行は、落葉した樹木の間から周辺を確認しやすく、冬山低山の醍醐味でもあります。
登山メモ
歩いた日:2010年12月11日(土)
コース:真名井北稜・・真名井沢の頭・・赤杭尾根
俯瞰図:カメラ位置 北東から南西に向けて撮影
JR青梅線川井駅ー路線バス上日向下車・・北へ歩き真名井橋渡って、
林道/真名井線へ。歩くこと約2分。
10:47ここから登る。林道は左に大きく曲がる。
その先に視線が向きやすく、黄色の標柱を見落としやすいので、要注意。
いきなりの、急登20分。11:16稜線へ。
送電線が大きな目安。2ヶ所の送電線を通過すると、
12:12ポンと開けた明るい萱の原。向かいは赤杭尾根。ここで昼食です。
真名井北稜~赤杭尾根山行は、おおむね樹林の中の尾根歩きですが、、
ここは、南側の木が伐採されて、東から西にかけて開け展望良いです。
1002ピークと1168ピークは・・
1002ピーク直下の登りは密な等高線。覚悟はしていましたが、本当にすごい勾配。
枯葉が積もって足もと不安定、ズルズル落ちるので、もう大変。両手も使って登りました。
その先に、1168ピークの急勾配。1002ピークほどではありませんが、急ですよ。
ところで、この二つのピークは、要注意下りに使うと、道に迷ってしまいそう。
理由は、1.それぞれのピークから、もう一つの尾根が派生していること
2.樹林の中にあることで、周囲からの情報を得にくく、誤った尾根に入ってしまう可能性のあること。
もしも、霧が濃い・下山路として・初めての、シチュエーションと考えたら、不安です。
13:56このような道は、迷う危険はないけれど、広がっている尾根道は嫌ですね。
14:15本日の折り返し地点の真名井沢ノ頭頂上標識は、ありません。
以前はあったそうですが。
ピークと言うよりは、コブと言った方がよさそう。頂上は狭く、直ぐ左下が赤杭尾根の道。
赤杭尾根から見る真名井沢ノ頭。標高差はわずかです(*^.^*)
赤杭尾根の道
14:37エビ小屋山を右に分けどんどん下って林道へ。
14:58 957ピークへ寄り道し再び林道へ。
15:30赤久奈山(923.6m)
これからは、夕暮れが迫る時刻。ズマド山をまき、
後は、ヘッドランプを付ける前に下山できるよう、ひたすら下る。
本日スタート前、ちょっとしたアルバイトがあって、登山口到着時間の遅れ約1時間。
それを取り戻すべくもないが、足は速まる。下る。ひたすら下る。
16:49JR青梅線古里駅到着。程よい待ち時間で電車がやってきた。
車内は思いの外、空いていてラッキーでしたが、日の入りの早い時期ですから、
登山帰りの混雑は過ぎていたのかも知れません。
ほどなく、夕闇に包まれました。
とは言え、今はもう、情報の少ない山へ、一人で地図とコンパスだけで入ってゆく勇気がありません。
入山者は少ないし、熊に出会ってしまったらなど考えると足が遠のいてしまうのです。
それではと、ツアー会社のホームページから、面白そうな山を探して参加することにしました。
目に留まったのが「真名井北稜」。
歩いたことのない初めての稜線。情報少なく興味をそそります。
(真名井北稜710ピークより少し上、730m付近から南東の方角。
ここまではほぼ送電線通りに登ってきました。真名井沢を挟んで右側の山塊は赤杭尾根)
真名井北稜は・・
ネットで確認してみると、奥多摩人気の山・川苔山(1363.3m)の東側に位置すると。
奥多摩の(登山)地図を広げた回数は数え切れないけれど、
頭に入っていなかったのは、一般道ではなく破線の道で目立たなかったからと思う。
破線の道ならば、地図読み山行にはもってこい! 面白そうで((o(*^^*)o))わくわくしてきます。
催行日は、休日の土曜日。予定なし。
お天気良かったら参加しようと目論んで、前日にエントリー。
登山地図上では、一般道は濃い赤色の実線で、破線の道は細く薄いグレーで表示されており、
印象は薄く、ちょっと見にはわかりづらい。
ちなみに国土地理院地図閲覧サービス2万5千分1地形図名:原市場(東京)を見てみると、
破線どころか、道の表示がない。
そう言えば昨年、川苔山から(ほぼ南の方角の)JRはとのす駅下山する時に、
東に下る道もあると、Sさんが話していたことを思い出しました。
と言うことで行ってまいりました。
ツアー会社の企画自体は地図読み山行と謳っているわけではなく、
自分に取ってのささやかな学習です。
現地スタート前に、ガイドさんに、自分で作成した地図を見て頂いたら、「うん、これこれ、これだよ」と。
単純な稜線歩きなので、作成は簡単なんです((^┰^))ゞ テヘヘ
とはいえツアー。ガイドさんがお出でになるのですから、自分で道を探すわけではなく、
地図読み学習としては不十分ですが、事前に読み込んだ地図上を実際に歩くことで、
頭と体で ̄∧ ̄)(_ _)フムフム・・・と納得できたことは、大きな収穫でした。
冬枯れの地図読み山行は、落葉した樹木の間から周辺を確認しやすく、冬山低山の醍醐味でもあります。
登山メモ
歩いた日:2010年12月11日(土)
コース:真名井北稜・・真名井沢の頭・・赤杭尾根
俯瞰図:カメラ位置 北東から南西に向けて撮影
JR青梅線川井駅ー路線バス上日向下車・・北へ歩き真名井橋渡って、
林道/真名井線へ。歩くこと約2分。
10:47ここから登る。林道は左に大きく曲がる。
その先に視線が向きやすく、黄色の標柱を見落としやすいので、要注意。
いきなりの、急登20分。11:16稜線へ。
送電線が大きな目安。2ヶ所の送電線を通過すると、
12:12ポンと開けた明るい萱の原。向かいは赤杭尾根。ここで昼食です。
真名井北稜~赤杭尾根山行は、おおむね樹林の中の尾根歩きですが、、
ここは、南側の木が伐採されて、東から西にかけて開け展望良いです。
1002ピークと1168ピークは・・
1002ピーク直下の登りは密な等高線。覚悟はしていましたが、本当にすごい勾配。
枯葉が積もって足もと不安定、ズルズル落ちるので、もう大変。両手も使って登りました。
その先に、1168ピークの急勾配。1002ピークほどではありませんが、急ですよ。
ところで、この二つのピークは、要注意下りに使うと、道に迷ってしまいそう。
理由は、1.それぞれのピークから、もう一つの尾根が派生していること
2.樹林の中にあることで、周囲からの情報を得にくく、誤った尾根に入ってしまう可能性のあること。
もしも、霧が濃い・下山路として・初めての、シチュエーションと考えたら、不安です。
13:56このような道は、迷う危険はないけれど、広がっている尾根道は嫌ですね。
14:15本日の折り返し地点の真名井沢ノ頭頂上標識は、ありません。
以前はあったそうですが。
ピークと言うよりは、コブと言った方がよさそう。頂上は狭く、直ぐ左下が赤杭尾根の道。
赤杭尾根から見る真名井沢ノ頭。標高差はわずかです(*^.^*)
赤杭尾根の道
14:37エビ小屋山を右に分けどんどん下って林道へ。
14:58 957ピークへ寄り道し再び林道へ。
15:30赤久奈山(923.6m)
これからは、夕暮れが迫る時刻。ズマド山をまき、
後は、ヘッドランプを付ける前に下山できるよう、ひたすら下る。
本日スタート前、ちょっとしたアルバイトがあって、登山口到着時間の遅れ約1時間。
それを取り戻すべくもないが、足は速まる。下る。ひたすら下る。
16:49JR青梅線古里駅到着。程よい待ち時間で電車がやってきた。
車内は思いの外、空いていてラッキーでしたが、日の入りの早い時期ですから、
登山帰りの混雑は過ぎていたのかも知れません。
ほどなく、夕闇に包まれました。
近くにも山歩きを楽しめるところがあるんですね、上の方の白いのは雪ですか。来年も歩き続けて楽しんで下さい、拝見するのを楽しみにしています。Windows'7からの初投稿です(到着後6日目です)。
こういう山歩きも楽しそうですね。眺望が少ない分いろいろと考えながら・・・(笑い)。
今年もよろしくお願い致します。
今年もよろしくお願いします。
ツアー、こういうのがあるんですね。
勉強になるので私も参加してみたいですぅ。
探してみなくっちゃ
2011-01-02 00:31:04
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
古里駅からは、川苔山、丹三郎尾根~大塚山~御嶽山が最寄りの駅になります。
若き日のtkhsさんは、どの山に登られたのでしょうね~。
あきる野市は奥多摩エリアの山を登るには、比較的良いロケーションです。
古里は青梅線ですから、福生駅まで家族に送ってもらいました。
こうすると拝島駅乗り換えをしなくて済むので、時間、運賃の節約になります。
今シーズン、はじめての雪でした。
数日前に雨が降りまして、「山間部は雪になるところも」の予報通りであったことが分かりました。
Windows'7はVistaを進化させた機種らしいですが、
どのように変わりましたか。
そうですね、展望が開けないと黙々と歩くだけですが、
そのような意識を持って歩くと一味違った山登りになります。
地図と現場がピタリと合うととても嬉しいです、
当り前と言えば当たり前なのですがo(*^▽^*)oあはっ♪
今年もよろしくお願いします。
昨年は途中放棄で失礼してしまいました。
母の入退院の繰り返しが原因です。
ことしもどうなるかわかりませんが、よろしくお願いします。
kaibonさんのブログで、お母様御病気のこと知らせていただいていましたから、
ずっと気になていました。
コメントありがとう。
でも良かった、胸のつかえが取れました。
ブログに時間を割けないこともあって、失礼ばかりしていますけど、
今年も、よろしくお願いしますね、お互いに(*^.^*)
昨年のツアー参加は2回。そのうちの1回でした。
一度も登ったことの無い山だったのと、破線の山なので迷わず申し込みましたよ。
お天気見ながらの直前エントリーですけどね。
赤杭尾根は3度目ですが、道の記憶がほとんど無くて、
「こんなに楽だったかしら」と。
当時と比べればはるかに歳を重ねているけれど、山はその日の体調でずいぶん違うからでしょう。
と言うことで、未踏部分は真名井北稜ですが、
どのような地形箇所が間違いやすいかを、体感できました。
メジャーな山の道は整備され道標もしっかりあるけれど、
かえってこういう山が危ない。
低山を甘く見てはいけないと、あらためて認識しましたよ。
さて、今年もどうぞよろしくお願いします。
ありがとう。
今年もよろしくお願いします。
昨年末の登山納めという感じだったでしょう
かね。見た感じでは冬季に登らないと、夏な
んかではやぶこぎをせねばならないような
尾根道がありました。
さて、今こちら佐渡は冷え込みが厳しく。
昨晩の風雪で外は白い世界になっています。
予報通りの天気です(苦笑)。
相変わらず山と格闘されているのでしょうか。
こちらは瀬戸内海の沿岸ですから寒いと言っても北の国の人の寒さとは違うでしょう。
でも寒いです。