2006年8月10日 トムラウシ山 1/2
2006年8月10日 トムラウシ山 2/2
2009年トムラウシ山 <遭難事故>
大雪山旭岳~トムラウシ山 縦走 2
大雪山旭岳~トムラウシ山 縦走 3
現地の(株)アルパインガイドノマドの主催する山行に、参加。
トムラウシ山に登ること5回目の友人の誘いを受けて、参加しました。
とは、言え、旭岳~トムラウシ山までの4泊5日(予備日1日)のテント泊縦走ですから、
小柄な私、体力が心配で、東日本大震災以後、余震の鎮まる1ヶ月の間をおいてから、
直前の7月3日までの間に、近郊の低山も含め、とにかく山へ入ることで、
徐々に体力を上げてゆくことにしたのです。出かけた回数12回。
思いの外早く梅雨が始まり、後半予定していた鳳凰三山で総仕上げは出来ずじまいで、
標高的には、3000mに届かず、「ゆとりで参加」とは、まいりませんでしたが、
まずまずの事前トレーニングが出来たと思います。
ブログには、時間と体力が追いつかず、その一部しか投稿することが出来なかったのですが。(⌒^⌒)b
一昨年のトムラウシ山大量遭難のコースなものですから、出かける前から、
身の引き締まるような緊張感がありまして、
小柄な管理人が安全に歩きとおすには、極めて高い軽量化を図らねなりません。
通帳の残高とにらめっこをしながら、ザック、シュラフ、シュラフカバーを、
手持ちのものから買い替え、
お金を使い過ぎという罪悪感を持ちながらも、さらに、
下着を吸湿速乾性に特化したものに買い替えることで、点数を減らし、
荒天時の低体温症対策は、衣類全体を通して、重ね着をできるようにして、軽量化をはかりました。
ただ、手袋、靴下は乾きにくいことと、濡れると冷たくて辛いのものですから、
他のものよりも、+1しました。
写真は、2日目。裏旭キャンプ場からスタートして、忠別のテント場に向かう途中の、
高根ヶ原のウルップソウです。
2日目は、今回の山行を通して、最良の登山日和でした。
※避難小屋は空いており、幕営せず、避難小屋を利用しました。
中央の一番遠いお山は、目指すトムラウシ山。頂上の形はギザギザとして、王冠のように見えます。
高根ヶ原は、起伏緩やかで、お花の見所。このコースのハイライト箇所でもあり、
どこまでも歩いて行きたい気分になりました。
日程:2011年7月6日~10日(4days+予備日)
会員参加者 11人(男3、女8) ガイドさん3人
天候:
1日目 曇り時々晴れ
2日目 晴れ
3日目 曇りのち雨
4日目 のちのち
5日目
行程:
1日目 各集合箇所から、合流。ロープウェーで、姿見駅~旭岳山頂~裏旭キャンプ場 テント泊
hanasakuは、旭川空港で合流(9:45)しました。
2日目 5:30スタート。間宮岳~北海岳~白雲分岐~高根ヶ原~忠別岳~忠別キャン地。避難小屋泊。
3日目 午後以降、天候が悪化してゆくことが予想されたので、午前2:30スタート。
五色岳~化曇岳~天沼~日本庭園~北沼分岐~南沼キャンプ指定地。
テントにザックを置いて、トムラウシ山(午前10:22登頂)往復。
4日目 5:00スタート。トムラウシ公園~カムイ天上~トムラウシ短縮コース登山口。
車でトムラウシ温泉へ。 入浴、昼食を済ませて、ヌプカの里へ移動。コテージに泊まる。
5日目 (予備日)朝食を済ませた後、千歳空港経由にて札幌へ。
hanasakuは、新千歳空港下車(11時30分頃)。あきる野市の自宅に帰ったのは、夕方6時頃。
地図:
2006年8月10日 トムラウシ山 2/2
2009年トムラウシ山 <遭難事故>
大雪山旭岳~トムラウシ山 縦走 2
大雪山旭岳~トムラウシ山 縦走 3
現地の(株)アルパインガイドノマドの主催する山行に、参加。
トムラウシ山に登ること5回目の友人の誘いを受けて、参加しました。
とは、言え、旭岳~トムラウシ山までの4泊5日(予備日1日)のテント泊縦走ですから、
小柄な私、体力が心配で、東日本大震災以後、余震の鎮まる1ヶ月の間をおいてから、
直前の7月3日までの間に、近郊の低山も含め、とにかく山へ入ることで、
徐々に体力を上げてゆくことにしたのです。出かけた回数12回。
思いの外早く梅雨が始まり、後半予定していた鳳凰三山で総仕上げは出来ずじまいで、
標高的には、3000mに届かず、「ゆとりで参加」とは、まいりませんでしたが、
まずまずの事前トレーニングが出来たと思います。
ブログには、時間と体力が追いつかず、その一部しか投稿することが出来なかったのですが。(⌒^⌒)b
一昨年のトムラウシ山大量遭難のコースなものですから、出かける前から、
身の引き締まるような緊張感がありまして、
小柄な管理人が安全に歩きとおすには、極めて高い軽量化を図らねなりません。
通帳の残高とにらめっこをしながら、ザック、シュラフ、シュラフカバーを、
手持ちのものから買い替え、
お金を使い過ぎという罪悪感を持ちながらも、さらに、
下着を吸湿速乾性に特化したものに買い替えることで、点数を減らし、
荒天時の低体温症対策は、衣類全体を通して、重ね着をできるようにして、軽量化をはかりました。
ただ、手袋、靴下は乾きにくいことと、濡れると冷たくて辛いのものですから、
他のものよりも、+1しました。
写真は、2日目。裏旭キャンプ場からスタートして、忠別のテント場に向かう途中の、
高根ヶ原のウルップソウです。
2日目は、今回の山行を通して、最良の登山日和でした。
※避難小屋は空いており、幕営せず、避難小屋を利用しました。
中央の一番遠いお山は、目指すトムラウシ山。頂上の形はギザギザとして、王冠のように見えます。
高根ヶ原は、起伏緩やかで、お花の見所。このコースのハイライト箇所でもあり、
どこまでも歩いて行きたい気分になりました。
日程:2011年7月6日~10日(4days+予備日)
会員参加者 11人(男3、女8) ガイドさん3人
天候:
1日目 曇り時々晴れ
2日目 晴れ
3日目 曇りのち雨
4日目 のちのち
5日目
行程:
1日目 各集合箇所から、合流。ロープウェーで、姿見駅~旭岳山頂~裏旭キャンプ場 テント泊
hanasakuは、旭川空港で合流(9:45)しました。
2日目 5:30スタート。間宮岳~北海岳~白雲分岐~高根ヶ原~忠別岳~忠別キャン地。避難小屋泊。
3日目 午後以降、天候が悪化してゆくことが予想されたので、午前2:30スタート。
五色岳~化曇岳~天沼~日本庭園~北沼分岐~南沼キャンプ指定地。
テントにザックを置いて、トムラウシ山(午前10:22登頂)往復。
4日目 5:00スタート。トムラウシ公園~カムイ天上~トムラウシ短縮コース登山口。
車でトムラウシ温泉へ。 入浴、昼食を済ませて、ヌプカの里へ移動。コテージに泊まる。
5日目 (予備日)朝食を済ませた後、千歳空港経由にて札幌へ。
hanasakuは、新千歳空港下車(11時30分頃)。あきる野市の自宅に帰ったのは、夕方6時頃。
地図:
その日のために、体力、その他の準備をしました。
後半は天候が崩れ、最終日のトムラウシ山の下りの岩場で、
風にあおられて横転、右下に落ちるということもありましたが、
2日目は御天気に恵まれて、大雪山系の雄大さ美しさを堪能しました。
すごくいいコースでしたよ。
あのトムラウシ山遭難事故がきっかけでした。
でも、まさかその同じコースを歩いてきたなんて、
考えれば考えるほど、にっこりしてしまいます。
なぜって、テント泊もしくは避難小屋泊の縦走ですから、
ザックがどれだけ重くなるだろうかと考えたら、
コースの魅力は素晴らしいものですが、「私には、とても無理」でした。
登山レベルは、お天気の影響を受けますよね。
前半は、天候に恵まれて大雪の雄大さを感じながら歩くという素晴らしさでしたが、
後半の2日間は、天候悪化のトムラウシ山越えでして、
緊張しました。
下山後の宿、コテージで、あの日の遭難のことが頭をよぎったと、ガイドさん。
でもって、後半の写真はほとんど撮れなかったので、
文字ばかりになりそうです。
>hanasakuさんでしたら、単独で下山してくるかも・・・(笑い)。
o(*^▽^*)oあはっ♪
それは、どうでしょうか。
現地ガイド会社のノマドと○○社との大きな違いは、
山行中の食事管理でして、
ノマドは朝夕はガイドさんたちが、持参した材料で料理をしてくれますが、
○○社は、縦走中の食事提供はなく、すべて持参なのです。
これはとても大変な違いです。背負えるザック重量には限りがありますから。
ということで、「一人でも安全に降りてくる」と言うよりは、それ以前に、
参加申し込みはしないと思います
今回、ブログアップしたコースとほとんど同じコースです。
その時の遭難報告書を読んでみましたら、原因はいろいろとあるのですが、
中でも私の気を引いたのは、参加者自身の事前の体力準備と、
摂取エネルギーでした。
助かった方々は、両方の備えができていたのです。
そこで、まずは、体力と考えました。
重い荷物を余裕で背負って歩けなければお話になりませんものね(*^^*)。
今年は雪が多くて、残雪は豊富。
お陰で、景色も歩きも楽しむことが出来ました。
お返事が遅くなりまして、すみませんでした。(^^;
雪渓歩きの好きな私は、とても楽しめました。
私が行くような山では、
中高年の山のパーティの男女比は、女性の方が多いことが、
しばしばと言いますかほとんどです。
何故なのでしょうね。
8/8~10、白山でも、女性だけのパーティが目立っていました。
単独登山者は、珍しく男性に軍配でしたが。
ちなみに、私たちも5人の女性パーティでしたよ。
そうそう、近頃は、若い男女のカップルをよく見かけるようになりましたが、
これはとても嬉しい、登山者と言えば中高年の代名詞のようでしたからね。
しかし、著名な登山家と言うと男性が多いのは、何故なのでしょう?
能力差でもないような・・ここにも、女性の社会進出の遅れがあるのでしょうか。??。
お返事が遅くなって、すみませんでした(;´▽`A``。
お元気でしたか。
>それにしてもどこからそんな元気が出てくるのでしょうか。
ありがとうございます。
どこからなのでしょう。
ひょっとして、少し高めの目標を設定したことで、
頑張らざるを得なくなったことが影響を
耐えているのかもしれません。
トムラウシ越えの、前後の日は、雨、風で、
下山口のトムラウシ温泉に着く少し前から、
やっと、青い空が、梢の先に空いて見えてきたのです。
札幌は、お天気が良かったですか。
なんだか怖い気がしますがそんなことはないのですか?
山はきれいね~、見るだけで満足です。
無事帰られて、よかったです。あたりまえでしょうけど。
今も、どこぞのお山・・・??
大雪山とは、うらやましいですね。
気分雄大、本州とは違います。
お気を付けて・・・ガイドがついて遭難、そんなこともありましたから。ただし、hanasakuさんでしたら、単独で下山してくるかも・・・(笑い)。
夏山の素晴らしさをたっぷり見せて頂きました。
ベテランの登山家なればこそ慎重に準備してる事が良く解りました。
まるで夏山の素晴らしさと涼を含んだ風景がブログの中から流れ出る様な嬉しさで拝見しています。
お体に気を付けて。
こちら南国宮崎から写真を見るだけで空気が涼しく感じられてきます。
大変なコースを歩かれるのに、女性の方が圧倒的に多いのにも驚きです~。
慎重なhanasakuさん十分な準備はされたようですね。北海道の花はやはり違うように見えます。
それにしてもどこからそんな元気が出てくるのでしょうか。
次回も楽しみです。
ここは高根ヶ原と言いまして、お花のきれいなところです。
いろいろ咲くようですが、この日は、ウルップソウが花盛りでした。
今年の北海道の山は雪が多かたとのことで、前回のトムラウシ山行と比べると、
比較にならないほど何度も雪渓を渡りました。
そんのような風ですから、ウルップソウも咲きみだれていたのでしょう。
ルップソウ、夏も盛りになるとみることできませんものね。
報告を待っていてくださったとお聞きして、寡作のhanasakuにとっては、
とても、ありがたいことでした。
早速のコメントに心から感謝しています。
このような広い範囲に咲き乱れる様子を見たのは初めてのことで、
知らず歓声をあげておりました。
ここでは写真タイムが設けられたので、何枚も撮りました。
トムラウシ山を背景にと、工夫したのですが、少々ピンボケではありました。
後半は、写真が、ほとんどないので、地形図を入れながら、
記録を残したいと思います。
出先のパソコンで、ちょっとのぞいてみたら、地理佐渡さんのお名前が・・、
とても勇気づけられました。
ありがとうございました。
アップされるのを毎日待っていましたよ。
お天気にも恵まれて、天上のお花畑は素晴らしいですね。
残雪を遠景にウルップソウの立派なこと、
疲れも吹っ飛んでしまうことでしょう。
白馬山で見たホソバウルップソウを思い出します。
次回のアップも楽しみに待ってます。
いきなり良い風景でした。
ウルップソウ。まさに行かねば見られぬ
高山植物。良いですねぇ。当方でしたら
この辺だけでぶらぶらしていたい雰囲気
です。
少しシリーズで紹介されますでしょうかね。
楽しみです。