2015.02.07 日の出山の山頂です。雪が融けて足元はぐじゃぐじゃでした
復 大岳山-日の出山-つるつる温泉
俯瞰図
※登山データの詳細は雪山、大岳山 1をご覧ください。
ここから本文
大岳山山頂から大岳山荘まで
さあ、日の出山にGO!
大岳山頂で昼食、山座同定などで42分居りました。スタート前に三角点を
大岳山頂で昼食、山座同定などで42分居りました。スタート前に三角点を
先ほど登った岩道を慎重に下り終え(´▽`) ホッ…
次は樹林の道へ。こちらは無雪期よりも歩き良く、ぐいぐい下ります。
大岳神社を左に分けて、鳥居を通り抜け御岳山方面へ
上の写真の標識です。
大岳山荘から日の出山分岐まで
登ってきた同じ道を戻るのですが、
雪があると、まるで初めての道のような新鮮さがあります。
大岳山の下山は、いつも鋸尾根を奥多摩駅に出るので、なおさらですが(^^)。
来るときに降った鉄の小さな梯子を登り…帰りは逆向きに、こんなところや
雪があると、まるで初めての道のような新鮮さがあります。
大岳山の下山は、いつも鋸尾根を奥多摩駅に出るので、なおさらですが(^^)。
来るときに降った鉄の小さな梯子を登り…帰りは逆向きに、こんなところや
こんなところ
そしてこんなところを下り…
鍋割山からの道を合わせます。
次に、芥場峠から沢沿いにジグザグ下り
途中で山座同定も。何時も背にして登ってくるから、気がつかなかったよ。
あの橋を渡り…
東屋を右に分けて、水場まで戻ってきました。
ここまで下ってくると日向の雪はかなり融け、
いつもとそう変わらぬ景観を道連れに、ただ黙々と歩きます。
そろそろ、御岳山の長尾平です。
いつもとそう変わらぬ景観を道連れに、ただ黙々と歩きます。
そろそろ、御岳山の長尾平です。
ここには、登山道の山側に長谷川恒男さんの顕彰碑があります。
没後20年の2011年10月10日に建立されました。
没後20年の2011年10月10日に建立されました。
現在から振り返って23年前のこと。
当時、仕事で私が企画担当していた『中高年の山登り入門講座』が
突如続けて2回休講になったのです。
「長谷川恒男さんが亡くなりました。いろいろあるので、ちょっと休ませてください」と
担当講師の先生から息詰まるような連絡を受けました。
その先生をご紹介いただきましたのが長谷川恒男さん。
「そちらの近くに、いい先生がいますよ。僕からと電話してみてください」と。
その後、講座は終了。それから数年後に、
講師の先生が冬季の鹿島槍ヶ岳近くの赤岩尾根をガイド下山中、
滑落してお亡くなりになりました。
相次ぐお二方の訃報に接し、身近な方というにはあまりにも
僭越なことではございますが、大変な精神的ショックを受けました。
( …でも、私はやっぱり登りたい。)
「登山家の山での死」という事実を、
我が身に重く深く受け止めたできごとでした。
当時、仕事で私が企画担当していた『中高年の山登り入門講座』が
突如続けて2回休講になったのです。
「長谷川恒男さんが亡くなりました。いろいろあるので、ちょっと休ませてください」と
担当講師の先生から息詰まるような連絡を受けました。
その先生をご紹介いただきましたのが長谷川恒男さん。
「そちらの近くに、いい先生がいますよ。僕からと電話してみてください」と。
その後、講座は終了。それから数年後に、
講師の先生が冬季の鹿島槍ヶ岳近くの赤岩尾根をガイド下山中、
滑落してお亡くなりになりました。
相次ぐお二方の訃報に接し、身近な方というにはあまりにも
僭越なことではございますが、大変な精神的ショックを受けました。
( …でも、私はやっぱり登りたい。)
「登山家の山での死」という事実を、
我が身に重く深く受け止めたできごとでした。
日の出山への分岐
御岳山神社の階段を下り、神代ケヤキを左に見て、
急坂を下って直ぐの分岐を右に( 2014.03.24)
御岳山神社の階段を下り、神代ケヤキを左に見て、
急坂を下って直ぐの分岐を右に( 2014.03.24)
日の出山分岐から、日の出山~つるつる温泉
分岐から5分も行かないところに、この案内。
毎度、ニヤニヤ。愉快でたまらず、いつもどなたかに伝えたくなってしまうのです。
毎度、ニヤニヤ。愉快でたまらず、いつもどなたかに伝えたくなってしまうのです。
タイミングよく、日の出山方面からいらした40代くらいの男性にお話したら、
立ち止まり「太平洋を越えてね」と、面白そうに笑ってくださいました。
道案内は此処に! ユーモアの持ち主は山楽荘さんです(^^)
立ち止まり「太平洋を越えてね」と、面白そうに笑ってくださいました。
道案内は此処に! ユーモアの持ち主は山楽荘さんです(^^)
ついでに雪情報もいただきました。日向は泥んこ。日陰はつるつるですって。
あそこまで。
赤い鳥居をくぐって、ちょっときつい木段登り。
大きな岩の間を通り抜け…
もっと、しんどい、木段上り。
左上に東雲荘さんが、右にトイレの建物が見えてくると、頂上まで僅かです。
左上に東雲荘さんが、右にトイレの建物が見えてくると、頂上まで僅かです。
日の出山山頂
とにかく一面、ぐじゃぐじゃ、ぬるぬるの、どろんこ状態。
今は静かな頂ですが、お昼時はさぞかし大勢の登山者さんでにぎわったことでしょう。
泥んこ地面が言わず物語っていましたよ(*´∇`*)
ここで、つるつる温泉方面下山に決めました。
本当は、金毘羅尾根を行きタルクボの峰を通過したかったのですが、
アンパン食べて、コーヒーを飲み終えたら、すでに15時15分。
武蔵五日市駅まで私のスピードめやすで3時間+積雪負荷を考えると
回避せざるを得ません。
そうと決めたら、時間的にも、サッサと下山。
樹林の間から大きな麻生山。
本当は、金毘羅尾根を行きタルクボの峰を通過したかったのですが、
アンパン食べて、コーヒーを飲み終えたら、すでに15時15分。
武蔵五日市駅まで私のスピードめやすで3時間+積雪負荷を考えると
回避せざるを得ません。
そうと決めたら、時間的にも、サッサと下山。
樹林の間から大きな麻生山。
遠くの峰は馬頭刈尾根の馬頭刈山。
貸し切りかと思っていたら、単独登山者さん、二人連れ女子、
グループさんに出会いました。山頂にいらした方々のようです。
この時間に登って来られる登山者さんも! きっと、登山経験者なのでしょう。
日の出山から入山下山する登山者さんが増えているな~(^^)。
グループさんに出会いました。山頂にいらした方々のようです。
この時間に登って来られる登山者さんも! きっと、登山経験者なのでしょう。
日の出山から入山下山する登山者さんが増えているな~(^^)。
ジグザグ下り続けて、不動尊。
不動尊のすぐ下が登山口
最近、小屋が設置されています。
設置者は何処か、何方様なのかわからないままに…( 14/01/25)
便利に使わせていただいています。( 14/01/25)
チェーンスパイクは、登山口ではずしました。緩やかな下り道をスピードアップ。
ここで、左折。
ここで、左折。
つるつる温泉始発武蔵五日市駅行き、発車時刻16:43に滑り込みセーフ。
清潔で小ざっぱりと美しい皆様に比べ、額から汗の拭きだす
わが身のなんと**(/▽/)**ハズカシ。
清潔で小ざっぱりと美しい皆様に比べ、額から汗の拭きだす
わが身のなんと**(/▽/)**ハズカシ。
温泉にも入らないのに、なぜ、つるつる温泉へ? でありますが、
松尾バス停(つるつる温泉始発。次の停留所)で、待っていて
満員だからと載せて貰えないことがあったので、
息せき切って登り返したのでした。
大岳山は日本二百名山の立派なお山。
私の日常生活の様々なシーンで眺めることのできるお山です。
我が家の玄関から、二階の物干し場から、最寄駅へと歩く畑道で、
電車の中から、勤務先へと急ぐ時もずっと一緒についてきます。
まだまだもっともっと…。
遠方から帰って来たときに大岳山が見えてくると、見えると
嬉しくて、こういうことって故郷の山って言うのでしょうか。
あきる野市に引っ越して14年目に入りました。
長いブログになってしまいました。これでお終いです。ありがとうございました。
松尾バス停(つるつる温泉始発。次の停留所)で、待っていて
満員だからと載せて貰えないことがあったので、
息せき切って登り返したのでした。
大岳山は日本二百名山の立派なお山。
私の日常生活の様々なシーンで眺めることのできるお山です。
我が家の玄関から、二階の物干し場から、最寄駅へと歩く畑道で、
電車の中から、勤務先へと急ぐ時もずっと一緒についてきます。
まだまだもっともっと…。
遠方から帰って来たときに大岳山が見えてくると、見えると
嬉しくて、こういうことって故郷の山って言うのでしょうか。
あきる野市に引っ越して14年目に入りました。
長いブログになってしまいました。これでお終いです。ありがとうございました。
ありがとうございました
鎖?チェーンのある岩場は崩れないのかとヒヤヒヤでした。。。
下りの時に、ボコッと剥がれ崩れないのでしょうか・・??
登山のプロの方でも滑落死亡さtれてる雪山・・・・・
どうぞお気をつけて楽しんで下さいね~
あ・・・
あきる野市の「い○○○様」ミニテニスで宮崎へおいでだった方。。
「I Yさん」ですよね??確か・・??
その後の試合の結果表や写真集で確認できましたよ~
ただ、写真が小さすぎてお顔などははっきりと見えませんでした。。。
これは嫌ですよ~
一般道で一番怖いと思う剱岳の鎖やボルトは、
さすがに がっちりと固定されて
それ自体は信頼のおけるものでした。
が、しかし…滑ったり踏み外したりしたら、
落下して恐らく死んでしまうと思われる様な所が
何ヶ所もあって、
怖いと思いそうになるとその思いを振り切って
夢中で登ったり下ったりしました。
ところが脳裏には深く鋭く記憶されたようで
帰宅してから、ベッドに入ると、そのシーンを思い出し、
数日、ベッドでうなされました。
しかしながらこのようなことも含めて登山の醍醐味と考える
一級の登山者さんもおいでになります。
私は慎重派なので能力以上と思われるところは
行きませんから。
ありがとうございます。
ミニテニスの「I Yさん」で間違いありません。
ブログさせていただいてこのようなつながりが
あるなんて面白いですね。
そうでしたか。
私は、こちらに引っ越してから、地の利幸いと登ったきり、
もう、何年も登っていません。
金比羅尾根よりもアップダウン多く、変化があって
面白いとは思うものの、
また、
JR五日市駅までバスに乗らないといけないのでそれが、しんどくて
ドキドキと拝見させていただきました♪
このお山を単独で登られたのですか?
奥多摩の方のお山は
険しいルートがありますよね
でも…ちょっとおもしろそうで気になっております
私も、知り合いが、講習会を開いていて
巻き込まれて滑落されたとのことを聞いたときの事を思い出します…
その方は 何とか生還出来、大きな手術をして
再起は難しいと言われながらも
ガイドの仕事に戻られましたが・・・
それでも、山に惹かれるのはなぜでしょう・・・
今年の夏か秋口に
奥多摩のお山に行ってみようかと計画を立てています
登山記、楽しく読ませて頂きました。
大岳山は私の家の近くからよくみえます。
いつも一人登山ですが勇気ありますね。
私が一人で行けるのは高尾山だけです。
大岳山も馬頭刈尾根もみんなで登りました。
単独山行、気を付けてくださいね。
岩場鎖場もそれほど大変なお山ではないですよ。
勿論慎重になることは当たり前ですけどね。
こちらは、そちらのお山が気になるな~、
御在所山とかね(^^)
奥多摩で気になるお山と言えば、いろいろとありますが
入山者が多いのは日本百名山の雲取山。
春のゴールデンウィークは、とっても賑やかです。
真夏は結構暑いですよ。
一番高い雲取山でも2017、7mですから。
山に復帰されたnanekobi5963さんのお知り合いのガイドさんは、
お幸せなことでした。
それでも、またお山に戻ってゆくのは…。ほんとうにね。
でも、分かるような気がしないでもありません。
適切な言葉が見つからないけれど。
私のベースグランドみたいなところに、登山家/長谷川恒男さんの顕彰碑が
建立されたことに、当時のことを思い出しては、偶然の再びなご縁を感じています。
奥多摩へ、具体化したら、またその頃、お話を聞かせてくださいね。
時間、気象、体調、モチベーションの高まりなどが
揃っているときに、山に入っています。
それぞれのお山で、出会った方と、
よくお話をさせていただいているので
愉しいと思うこともたくさんあります。
一日中貸し切り状態でしたら、さびしいでしょうね。
でも、そういうことはめったにありません。
むしろ、単独であることは、いっそう注意深くなり、
山選択の時から、さまざまな状況を調べて入山しています。
間違えることもあるけどね
ただ、もしも不測の事態が起こったら、
これだけはどうしようもなく私を不安にさせます。
それでも入山するのは、今の私の価値観が
そちらに向いているからでしょう。
体力が落ちて来れば、いつかはきっと変わるね。
お話を、ありがとう。
http://yamareco.com/modules/yamareco/detail-642625.html