山に魅せられて

山に魅せられ数十年のシニア女子。
日本百名山達成は通過点、今日も山へまいります。
一押し記事は、雲の平、高天ヶ原。

笠取山(奥秩父の山)

2006-06-16 | 山歩き 再編集中。(;´▽`A``

すでに、3週間近くも前のことになってしまいましたが、" "(/*^^*)/ハズカシ
自分の記録として、残しておこうと思いまして(^▽^;)

 笠取山(1953m)06.5.28

雲取山から、金峰山、瑞がき山につらなる奥秩父主脈縦走路(尾根ルート)にある山、笠取山。
この山を語れば、なんといっても、”東京首都圏の水源の山である”ことでしょう。
山頂南斜面の水干みずひに、水神社が設けられています。
大正7年5月に行われた鎮座式には、東京市長、水道関係者が出席されて、盛大に行われたそうです。

多摩川の一滴は、この山から始まり、奥多摩湖に貯えられ、はるか東京湾に注がれます。

明るい原っぱのある山で、石楠花、レンゲツツジが山を明るく彩り、秋には紅葉が美しい。
笠取山西(山梨百名山の笠取山頂上直下)は、直登。かなりな急坂ですが、ここは忍耐。
足元見つめて、一歩一歩踏みしめ登ります。

(奥秩父主脈縦走路上の笠取山の位置)


作場平8:40…一休坂…笠取山(山梨百名山の頂上)11:05…環境庁・埼玉県の定める山頂(1953m)
…水干にて昼食12:00~12:30…笠取小屋13:00~13:30…作場平14:45

( 今回の、歩呈↑&地図↓   「雨水の行方は、荒川、富士川、多摩川へ」↓



小さい写真の上に、マウスを合わせていただきますと、大きい写真になります。
左から順にお願いいたします。

笠取山~多摩川水源の山~
さあ、出発です!
笠取小屋
小さな分水嶺
分水嶺の三角柱
笠取山へ
笠取山
作場平登山口
水源の水で一服
多摩川の流れが始まりました
ミズヒ沢
水干(水神社が祭られています)
笠取山西(山梨百名山の笠取山)さらに進むと…笠取山山頂(狭い岩場です)奥秩父縦走路に出ました





















こちらのタグを試みましたが、写真の大きな私向きではないような…
文字が読みにくく、申し訳ございません。

実際は、こんな風に書きました。(左から順に①~⑭)

①さあ、スタート! (作場平登山口)
②笠取小屋に着きました。小休止。
③分水嶺の小さなピーク
④小さな分水嶺のいただきには、このような三角柱があります。
 三角柱には、三つの川の名前が刻まれています。
 三角柱の面側に降った雨は、それぞれ荒川、富士川、多摩川の流れとなります。
⑤分水嶺を降って、笠取山へ

⑥笠取には山頂が二つあります。
 こちらは、山梨百名山の笠取山山頂です。
⑦岩場をさらに進むと
⑧環境庁・埼玉県の定める笠取山山頂(1953m)です。
⑨笠取山を降ると、奥秩父縦走路(水干ルート)に出ます。
 右折して、水干へ

⑩ぽたぽた…と、滴が落ちています。
 ここから、多摩川の一滴がはじまります。
 滴は地中に入り、伏流し、ミズヒ沢で小さな流れとなって現れます。

 ぽたぽた…と、三人の陰になっています。
 (^▽^;) (/・_・\)アチャ-・・ 

⑪ここはミズヒ沢。上方が水干(水の枯れるところ。沢の行き止まり)
 ここまで、遊歩道がつけられており、水源の水を汲むことができます。
⑫ここから、多摩川の小さな流れが、はじまります。
⑬多摩川の水源の水をいただきました。感慨深いです。
  (´▽`)はぁぁ・・♪(うっとり)
⑭朝スタートした、作場平登山口へ戻ってきました。




ご訪問、ありがとうございました。

ブログのお友達の、おみやさんが、笠取山をアップされています。
まるで、二人で相談し同時企画したような(b^ー゜)!!(゜∇^d)~~ ベリーベリーグッドなタイミング。
よろしかたら、是非、お出かけくださいませ。

やまくさ記録 タイトル 『多摩川を歩く』


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20 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
多摩川 (おみや)
2006-06-16 20:30:53
きょう多摩川の事をアップして、hanasakuokaさんのところを覗いたら、偶然にも笠取山の記事が載っていて驚きました。

笠取山は一昨年5月、貸切のマイクロバスで出かけました。水干を見て山頂に上っただけです。

その後、今度は下流を歩いてみようと言う計画が出て

河口より50km地点(昭島市)から河口に向かって5回に分けて歩きました。寄り道もしているので70kmは歩いたと思います。



記事の内容、画像の処理など素晴らしい出来栄えで

感心しています。TBもさせて頂きました。
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河口まで!! ( (おみやさん))
2006-06-18 15:36:43
まあ、なんという偶然なのでしょう、ビックリしました!

でも、何か心が通じているようで、嬉しいです。



河口まで、歩かれたのですね。

懐かしいなあ。

あきる野に越してくる以前は、川崎に住んでおりましたが、一時は、目の前が多摩川でして、居ながらにして、多摩川の夏花火を楽しんだくらいです。

多摩川の堤は、よく歩きました。

是政橋~多摩川大橋の右岸(中流から、下流の上流になりましょうか)を、何度か歩いていますが、まだ、河口まではです。

家から、そう遠くないところに羽村草花丘陵がありますが、その北側を多摩川が流れていることを知りました。



「多摩川だ!」↓

http://blog.goo.ne.jp/hanasakuoka987/e/3c1810b1d9c39b773f4f16ce82e51948



何時か、河口までを、歩いて繋いで見たいと思っています。(*^▽^*)



わたしも、リンクさせていただきますね。(^^)



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楽しく見ました (マツムシソウ)
2006-06-18 16:24:19
笠取山、同じコースで歩いたので手に取るようによく判り1年前を思い出しながらじっくり見ました。

写真や地図、解説、立派な記録で感心しました。

お友達のおみやさんのブログも見せていただきました。河口から水源まで歩かれたようで・・また一つ楽しみ方が増えそうです。



羽村駅(まいまいず井戸を見て)~堰~郷土資料館~草花丘陵~大澄山~福生駅のコースも歩いた事あります。多摩川をしみじみと眺めました。



南武線・中野島を地図で確認しました。丹沢方面に行きやすいですね。私は西武池袋線なので奥武蔵、奥秩父、中央線、奥多摩、丹沢の順なんです。



そして先日のコメントで「山の同士さん」なんて呼んでもらえて嬉しい限りです。





夫婦山行も多いのですが今年は夫の体調がいまひとつ

で夏山の計画も足踏み状態です。



山は逃げないけど足腰が弱っていきそうで・・

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水源の山 (sakura)
2006-06-19 14:32:45
笠取山は、多摩川の水源だったのですね。



それにしても、hanasakuさんのブログは、とてもよく整理されて、写真も順序良く追っていきさすがです。

あなたのブログを見ると「私も行って見たい!」といつも思うのですが・・・すぐ「ダメだ~残念!」になってしまいます。観て楽しんでいます!!みー(・・ヽ)てー(ノ・・)るー(・・ヽ)だー(ノ・・)けー♪
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Unknown (山の爺)
2006-06-19 20:59:58
良くは知らぬが分水嶺と言う物は見た事があるのう、湧き水が日本海と太平洋に分かれて流れている所。

ずいぶん前の話だ!中部地方。



姫ならご存知だろうな~?
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うん、わかるわかる・・・ (マツムシソウさん♪)
2006-06-21 09:17:32
マツムシソウさん、

>山は逃げないけど足腰が弱っていきそうで・・

わかるわ~

この気持ち、とっても良く分かります。

若かりし頃なら突然山へ行っても登れるけれど、この頃はね~

間が開くと、筋肉が直ぐに萎えてしまいます。



昨年の秋から春先に掛けて仕事をしました。

”仕事以外にもいろいろ在って、山に登れる日は土曜日だけ、その上、お天気が悪ければ登れません。

あるとき風邪を引いて、仕事を休んだら、迷惑を掛けちゃってね、

それ以降、登山は自粛。

3月後半から登り始め、現在ようやく体力の戻りつつあることを実感しています。

梅雨明けまでに、またまた萎えてしまいそうですが(>▽<;;



確かに”山は逃げない”けれど、現実問題としては、体力落ちるもんね。

もう、これり上は心配って時は、夜、家の周りを走ります。

苦しくなったら歩いて、呼吸が楽になったら、また走る。

30~40分程度ですが、はぁっ、はぁっして、大汗かくと循環器系が高まるようで、

その後の登山が楽な気がしています。



夫婦山行、うらやましいです。

ご体調の回復が、待たれますね。



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笠取山 (kusabana)
2006-06-21 09:25:47
新緑の頃と秋に、一之瀬高原までは何度か行ったことありますが…案内板と、登山者の方の車と思える数台の車を見かけるたびに、わたしも水干まで行っていたいな~と思います。さっといってこられるhanasakuさんが羨ましい限りです。でもかなりな急坂などもあるみたいで登るのは楽じゃなさそうですね。編集もバッチリですごいわかりやすいですね~
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Unknown (sakuraさん♪)
2006-06-21 10:17:09
sakuraさん、笠取山は、頂上直下はかなり苦しいですが、

そこ以外は、

良く整備されているし、

緩やかで、原っぱが広がり、

水干の場所へも楽に行けますよ。

もちろん、体力的準備なく、登れる山ではないと思いますが…

sakuraさんは、泳いでますから心肺機能は大丈夫。

後は、ウォーキングをプラスなされば、お茶の子さいさいです(o^∇^o)ノ



私にはこれしかないけれど、sakuraさんは、特技がいっぱい、山に登らなくってもですよ、ね。







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壮大なロマン (山の爺さま♪)
2006-06-21 11:16:33
かなり前に、飛騨高山、白川郷、五箇所村(?)、郡上八幡、長良川を車で巡ったことがありますが、

分水嶺のあるところがありましたね、確かに。

なんと言う、何処の道だったか忘れましたが。



日本海へ行く水と、これから帰る太平洋側に長良川となって注ぐ水とに、

ここで分かれるのかと感慨深かったことを覚えています。

何処だったかな~

当時はあんまり興味がなくって。(^▽^;)



分水嶺って、山に沿って、たくさんあるんでしょうね。

笠取山の分水嶺は、富士川と武蔵野台地を流れる荒川、多摩川の水系を分けるもので共に太平洋に注ぎますが、

雨の一滴が、降った場所で、かくも遠くの海に注ぎ行く。

壮大なロマンを感じます(*^▽^*)

そういえば、長良川は、爺さまのお住まいの三重県も流れ行きますよね。
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行ける行ける、大丈夫よ (kusabanaさん♪)
2006-06-21 11:47:39
kusabanaさん、sakuraさんのお返事に書かせていただきましたが、大丈夫よ。

まず、笠取小屋へ。

この小屋の一部しかご紹介できませんでしたが、

実際は、別棟のほうが大きいのです。

小屋の前はかなり広くて、展望バッチリです。

そこから、水干へ。

そんなに大変な路ではありません。

頂上は省いて、原っぱと水干だけでも、楽しめますよ。

二度目の今回も、いいところでした。

頂上直下の急坂は変わらず忍耐ですが…



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