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久住山(中央の山)・お池(手前) 中岳から撮影
九重山? 久住山?
どちらも”くじゅうさん”と読みます。
混乱しますよね。
そのむかし、地理で火山帯を学習したときは、九重火山帯だったような・・・。
そうなんです。
九重山という山は存在せず、九重火山群を総称して九重山あるいは九重連山というのですね。
九重連山はさらに3つの火山群にわかれています。
その中の1つ、久住火山群の主峰が、久住山というわけです。
地理的には大分県の西部にあって、熊本県に近いところです。
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牧ノ戸峠 6:38・・沓掛山・・久住別れ
・・久住山(1787m)8:56・・中岳(1791m)
(九州本土最高峰)10:08・・御池・・久住別れ10:50・・
北千里浜・・ 諏蛾守小屋11:38・・久住登山口13:13
(株)昭文社発行 山と高原地図 阿蘇・九重 より引用
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牧ノ戸峠の登山口は、霧深く、雨もぽちぽち降っており、かなり、寒い。
昨日までのTシャツ1枚ではふるえてしまう。
長袖のTシャツ2枚に、ウインドブレーカーを重ね着して、ちょうど良い。
ああ、木々の芽吹きが、小さなスミレが震えている。
↓ここは標高1330m。朝6時30分。
お天気も悪ければこんなものでしょう。
(登山口でこの標高。久住山頂が1787m。こりゃ、らくちん登山。
この牧ノ戸峠から登る人が多いということ、大いに納得。)
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久住山の頂①
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晴れていれば、遠くに阿蘇山が、近くに空池(からいけ)、
お池、草千里が見えたことでしょう。
久住山の頂②
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ガスあるときは登山道すら見えにくく
現在地を知る一番の情報は、展望。
その展望が得られないのですから迷いやすくもなりますね。
(地図や磁石を持ってはいても、目視ができれば一層確実ですから)
広い稜線、岩場、石ごろごろ の道では、なおさら解りにくく、
たくさんのケルンと黄色のペンキ丸印が、道しるべです。
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中岳が見えてきましたよ。
手前の稜線ではなく、奥に顔を出している山が中岳です。
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このブログトップの、拡大写真を
ご覧いただけますと、一番高い山が、久住山。
その右側にのびる稜線を下ると、とても広い原っぱに出ます。
その原っぱをこちらへ回り込むと写真の場所に繋がります。
中岳を下って、中央に見える ”お池”の向こう側から、
上にあがって、しばらく行くと、再び、久住別れ です。
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今来た道を振り返っています。 中央の奥の高い山が、久住山。
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星生山(硫黄山)の山腹からガスが噴出しています。ゴーゴーと不気味な感じ。噴火を左に見ながら進みます。
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↓前に見える山は、三俣山。三俣山と左の岩の山のぶつかるところから左に登って、ここが諏蛾守越えです。
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↑ 一方、右に進むと(道が曲がっているのでこの画像からは見えませんが‥
法華院温泉、坊ガツル です。
ここにも、ケルン、黄色のペンキマークが、道案内をしています。
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中央の白い家あたりまで降りて行きます・・
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その先に九重登山口。到着。登山口を出て
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九重ハイランドホテルで汗を流し、
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大分空港18:20発
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今回は回れなかったけれど、大船山、由布岳・・・九州の山々をもっと登ってみたいなあ~
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うふっ、山って、高さだけが魅力ではないと思いつつも、あの高さではね。
富士のお山の頂上に立つと、頭がクラクラするの。
酸素濃度が低いことも、さることながら、自分より高いものが全くないという、あの不思議な感覚、雲でさえ自分の足元より下にある、落ち着かないですよ。
一度登れば充分って感じかな。
阿蘇や久住の山々は、何度も登りたくなる山ですね。
軍資金があれば、今すぐにでも飛んで行きたい。まだミヤマキリシマが美しいそうですよ。
>やっぱり、九州の誇りですね!
いえいえ、阿蘇は世界の阿蘇です!!
私は九州出身で関東に出てくる前までは、高い「山」といえば 阿蘇や久住の山々だと思ってました(富士山みて負けた!って思いました)笑
やっぱり、九州の誇りですね!
遅くなって、ゴメンナサイ。
さるさんの仰るとおりです。
ガスっているのも危険性のないところであれば楽しいこともありますよ。
尾瀬のそばにある燧ケ岳を桧枝岐の方から登った時のこと。
ガスった湿原が、有限の世界、メルヘンの世界のように素敵でした。
一緒に登った友人は、何にも撮れないって言っていましたけど、私には素敵に思えました。
最も、晴れた湿原も見てみたいとは思いましたけれどね。
山の中腹ではなく、多分、大昔の火口の後ではないかしら。
ここを真っ直ぐ行くと有名な坊ガツル、法華院温泉に向かいます。
私たちは左手を登り、諏蛾守越えです。
なるほど、スキー焼けの彼とこの風景は、マッチングしてますね。
もやってる風景も山の醍醐味で好きですね~
山の中腹?リュックを背負っている人が映ってるあたり、
緑の多いチベットみたいな印象が。あぁ、山っていいですね~。
むしろ、今回の雲取山(三峰口~雲取山~鴨沢)の縦走の方がハードでしょう。
体が、物語っていますよ。
珍しく全身筋肉はりはり状態に、なってますから。
本当に危険度レベルの高いところでは、「面白くなってきたね」なんてとても言いません。
北アルプスの剱岳では、声どころか、お花摘みさえ感じない一日でした。
祖母山は、あまり際立つような山ではないので
風穴の下りが、俄然、面白くなってきちゃったのです。
山の仲間は、年齢以上に元気だと思うな。
まず、姿勢がいいですよ。
背中がぴんとしていて、さっさと歩いているので後ろから見たらワンダフル!!
前から見たら、予よ.吃驚
&お返事が遅れてごめんなさい。
5/21~22日、山に行っていました。
雲取山という山へ。
九州の3座よりも、こっちの山のほうが、ハードなんです。
体が、お疲れモード。直ぐに眠くなってきちゃいます。
硫黄の匂、いしてましたよ。
音がすごい!ごーごーうなっているようでした。
もち、帰りは温泉です。
露天風呂に目隠しがないので、まるで一服の絵のような風景に、とけこんでいました。
緩やかな形の山々がいくつも重なってみえ、遠くに車が発している
毎日、趣の違う山に登るというのも、いいものですね。
こうして、ブログにすると、見る度に思い出がくっきりと甦ってくるのよ。まるで、昨日のことのように。ブログありがたやです。
そうなの。
寒そうに見えても、登っている本人は相当なエネルギーを使っていますからますから、そんなに寒くはないのです。
歩き始めは寒いですけどね。
九州の山はこれでお終いのつもりが、またまた気になる山が出てきました。
何時になるかわからないけれど、また行ってみたいわ。
観ていただいてありがとう。
コメント、遅くなってごめんね。
「黄色いペンキの丸印」ですが、久住山だけではなく、山道がどこなのかわかりにくいところでは、どこでもこのように示されています。
特に、ガスの中では、嬉しい道案内です。
高山の岩場、石ごろごろ状態のところ、面積的に広がった場所は、道を見失いやすいのです。
三日目はちょっと天気がよくなくて残念でしたね。
写真もとてもよく撮れてているので、臨場感が伝わってきます。
家にいながらにして、登山の雰囲気が味わえるなんてとても贅沢です。
ものぐさなもうやんにとっては、なおさらですね。
しかしhanasakuさんて、本当にお元気ですね。
ただただ感服仕りました。
山登りする人ってみんなそうなんでしょうか???
そのバイタリティーを少し分けて欲しいくらいです。
それに難所に出くわしてもそれを楽しんでしまうなんて・・・なんかカッコイイ。
は~、憧憬のまなざし・・・。
おかげで、なかなか見られない景色が写真で見れるなんて・・・。
なんだか、硫黄のにおいまで伝わってくるようです。
やっぱり、夜は温泉かな?
3日間、満喫でしたねえ。出発の前に綿密な計画を立てて行かれるのでしょうが、ホント充実された日々だったことでしょう!
記事を作成しながら、しっかり自分のものにされているんでしょうね。
登られる方にはガスも要注意でしょうが、見せていただく側には、もやっているのも神秘的で ステキ! 半袖でも厚くなってきたここから、冷たく気持ちのいい空気だろうなって、想像できますよ。
またまた雄大な山々!登ったんですね。すごいな~
「黄色いペンキの丸印」 面白いですね。何処でもそうなんですか? 山のことは何も知らない私、変な質問ばかりで恥ずかしい・・・けれど
今日は曇っていて残念だったけれど でも、それなりに写真は好く撮れています。有毒ガスの噴煙を横目で見ながらの登山・・・ 無事に帰ってこられて 本当に良かったです。
では、高尾山それとも日の出山に参りましょう。
加藤文太郎、メスナーなど、山もの
を、お読みですし・・・。
じゅんさんのところでよくお会いしますし・・・
ありがたいことに、こんなはちゃめちゃブログを、見ていただいている。
そのうち、ミヤマキリシマで覆われた山々の写真をアップしてくださるのではないかしら。
大船山ミヤマキリシマに覆われる頃、登りたいです。
おっちょこちょいをまたやってしまいました。
お天気ならば、展望が開けて、、もっと楽しめましたが、残念でした。
若葉さんのテンプレート、下に地模様が入って
二重になっていますね。
意外性が面白かったですよ。
山も、高校野球もお好きなんですね。
似てます。私も、高校野球好きなんです。
もっぱら、テレビ観戦ですが、ティッシュの箱抱えてみていたこともあります。
山の記録2005版を見せてもらいました。
後はこの次のお楽しみにさせていただきます。
拙いはちゃめちゃブログですが、どうぞよろしくお願いいたします。
チョット飛んで行っては、ひとつ読んで帰ってくるようなことをしています。
コメント書き込む時間がなくて。
登山靴のお話、びっくりしました。
最初から、水が入ってしまうとはね~~
明日から、雲取山です。三峰から。
新しい小屋になってから行っていないので楽しみです。
では、また。
本当に踏み外すことあるのです。
ガスで見えなかったけれど、ガスが晴れた翌日見たら、大絶壁だっなんてことありましたよ。
白馬岳の山頂だったかしら。
でも、この久住山は、稜線がかなり広いので、そこまでのことはないのかもしれません。
このくらいのガスでしたら、視界がかなりあると思いますから。
この噴煙、ゴーゴー音がしていました。
このガスは有毒とガイドさんが。
この北千里浜が晴れて、一番ほっとされていたのはガイドさんでした。
道迷いを心配されていたようです。
かつて、遭難のあった場所ですから。
みて頂いてありがとう。
あらためてお顔を思い出しているところです。
展望は全くありません…実感があっていいですね。山がどんどん好きになります。(ドレミ)
久住山の避難小屋あたりは よく霧がでます。
黄色ペンキが道案内でしたね。
久住登山 またきて下さい。
大船山 平治岳のミヤマキリシマが 待っていますよ。
坊ガツルもいいですよ。
kiyoさんのコメントがありました。
私以上に楽しみにブログUPを待っていたようですね。
kiyoさんのHP 山が盛りだくさんです。
hanasakuokaさんの写真 久住の雰囲気が
よく撮れています。
やはり 山はいいですね。
私の知っている山がでてきたのでびっくり!!
とは言っても、行ったわけではありません。
熊本に単身赴任している山男の方がよく登られていて、写真でなんどか見せていただいたことがあります。
九州の山も登られるんですね~~。
すばらしいですね。
阿蘇、祖母、九重連山とUPされるのを楽しみにしておりました、
3日間で九州の有名な3つの山を制覇されお疲れ様でした、
綺麗な写真とコメントを楽しく拝見しました、九重連山は沢山の山からなっていますので
1日では物足りなかったかとは思います、大船も由布岳もすばらしい山です
私も山が好きでよく登っており最近HPを開設しました、よかったら見てください
祖母は普通のカメラを持って登りましたのでUPしておりませんが、
登られた山が載っております。
http://www2.megax.ne.jp/kiyota/
GW明けで空いていましたか?
九重山からの展望残念でしたね。
私もガスっててこういう感じでした。
この山はなだらかな稜線を目にして楽しみたかったのでとても残念だったのを憶えています。
石楠花、アケボノツツジ・・・それぞれきれいですね。私は夏でしたから見ることが出来ませんでした。
阿蘇山は運が悪いと入山禁止になってしまいますが無事に登られて良かったです。
どの山も懐かしい!
九州には他にも登りたい山がいくつかありますが、なかなかいけません。
山を覆いつくすミヤマキリシマを眺めてみたいものです。
伯父様のご逝去心よりお悔やみ申し上げます。
足踏み外しそう~って思うのは私だけでしょうか?
星生山の噴煙の写真、迫力があります