レンタルで観ました。1951年の作品です。
よかったです!!ヴィヴィアン・リーが素晴らしかったです。
冒頭のブランチのセリフ「『欲望』という名の電車に乗って、『墓場』という電車に乗りかえて、6つ目の角でおりるように言われたのだけど・・・『極楽』というところで」に引き込まれてしまいました。ニューオーリンズでは欲望とか墓場という名の電車が本当に走っていたそうですね。
最初はね、ブランチっていやな女だなと、スタンリーの気持ちになって観てたんですよ。でもだんだんとブランチの味方になっている自分がいました。ブランチが哀れで哀れでなりませんでしたよ。現実と虚構を行ったり来たりしないで、いっそのこと狂気の世界に行ってしまえば苦しまないで楽になれるのに、と思ったくらいです。見ていて辛かった。苦しむブランチに駆け寄っていって抱きしめてあげたかった。
DVD特典のプロダクション・ノートも興味深かったです。ブランチが色情狂になった理由は削除されたそうですが、そこがあるとないとではブランチに対する見方は違ってきますよね。その他、重要なセリフ、シーンもカットされたそうですが、無残なカットを悲しむ監督は、カットされたのとカットされないふたつのヴァージョンを作ろうと提案したそうですが叶わなかったそうです。なんて残念なことなんでしょうか。
また素晴らしい映画に出会えました。監督はエリア・カザン。
よかったです!!ヴィヴィアン・リーが素晴らしかったです。
冒頭のブランチのセリフ「『欲望』という名の電車に乗って、『墓場』という電車に乗りかえて、6つ目の角でおりるように言われたのだけど・・・『極楽』というところで」に引き込まれてしまいました。ニューオーリンズでは欲望とか墓場という名の電車が本当に走っていたそうですね。
最初はね、ブランチっていやな女だなと、スタンリーの気持ちになって観てたんですよ。でもだんだんとブランチの味方になっている自分がいました。ブランチが哀れで哀れでなりませんでしたよ。現実と虚構を行ったり来たりしないで、いっそのこと狂気の世界に行ってしまえば苦しまないで楽になれるのに、と思ったくらいです。見ていて辛かった。苦しむブランチに駆け寄っていって抱きしめてあげたかった。
DVD特典のプロダクション・ノートも興味深かったです。ブランチが色情狂になった理由は削除されたそうですが、そこがあるとないとではブランチに対する見方は違ってきますよね。その他、重要なセリフ、シーンもカットされたそうですが、無残なカットを悲しむ監督は、カットされたのとカットされないふたつのヴァージョンを作ろうと提案したそうですが叶わなかったそうです。なんて残念なことなんでしょうか。
また素晴らしい映画に出会えました。監督はエリア・カザン。