今週はNHKBS2でヒッチコックのイギリス時代の作品やってましたね。
ヒッチコック作品で印象に残っているのは「鳥」とか「サイコ」です。
★サボタージュ(1936年 イギリス)
この作品の残酷な展開にヒッチコック自身が失敗だったと認めているらしいですけど、好みでした。おもしろかった。次に何が起きるのか観ていて本当に心臓がドキドキするんですよ。いちばん怖かったのが食卓のナイフのシーン。これはすごく怖かった!!観ていてすごく緊張してしまいましたよ(笑)。少年がフィルムを運ぶシーンも怖かったですよ。時計が大写しになるたびに恐怖をあおられました。なにより一般人がテロリストというところが不気味でしたね。古いけど古くない満足のゆくサスペンスでした。
★バルカン超特急(1938年 イギリス)
こちらはヒッチコックが注目をあびるきっかけとなった大ヒット作らしいです。ユーモアに溢れてておもしろかった~。これ笑えますよ~。アイリスとギルバートのコンビ最高!!いちばん可笑しかったのがアイリスが薬を飲まされたと思って眠ってしまわないようにひとりで運動していたシーンです。私は見逃しませんでしたよ(笑)。サスペンスだけじゃなくてアクションありロマンスありですごくおいしい映画になってます。ヒットしたのもうなずけますね。