前回の阿蘇散策の続きです
小雨がぱらついているあいにくのお天気で、草むらに入ると服がずぶ濡れになると思い作業道のみ散策
九州の極限られた地域にのみ自生するツクシクガイソウ
大陸系遺存植物で、環境省絶滅危惧Ⅱ類
輪生する葉と花糸の基部の毛が特徴
クガイソウとの違いは、茎や葉に毛が多く、花柄が短い事
チダケサシが多い
そろそろアソノコギリソウが本格的に開花する季節だ
環境省準絶滅危惧種
早くもタチフウロが花盛り
阿蘇、くじゅう付近には、タチフウロの他、ツクシフウロ、イヨフウロが自生するが、これが一番好き
ゲンノショウコの親玉のような花で、花径はゲンノショウコの2倍以上あるのではないか?
花色は淡いピンクで、ゲンノショウコより品がある
草原に細くなよなよした茎が立ち上がる姿がいいねぇ
これは凄い!
私の背丈を超え、2mはありそうなハンカイソウ
阿蘇のハンカイソウはでかいなぁ
アソタイゲキ
環境省絶滅危惧ⅠB類
草に紛れてよく見えないので、背景をモノクロ処理しました
草丈は、私の膝程度と小さく、分枝は少ない
若い果実を拡大してみると、特徴である円錐形のいぼ状突起が確認できる
果実自体非常に小さく、いぼ状突起を鮮明に撮影するのは困難を極める
今回は等倍のマクロレンズを使用したのはもちろんの事、被写界深度が浅い事を補うため深度合成を行った
しばらく車で待機し、降雨の様子をうかがったが、ひどくなる一方のようだったので、早めに撤退
大分県は良いお天気だったので、塩生湿地に立ち寄る
ハマサジの群落は成長していたが、花はまだ少ない
ハナハマセンブリの派手な花が目立っていた
終わり(^^)/