8月15日 長雨も少しお休みのようなので、お出かけしてみました
近場にダイサギソウが自生しているとの話を聞き、少し早いかもしれないのですが偵察に(^v^)
野草観察しながらダイサギソウを探します
カセンソウとオグルマの同定ポイントは総苞片
カセンソウは幅広ですが、オグルマの総苞片は細くて白い毛が生えている
大分県ではカセンソウは絶滅危惧Ⅱ類ですが、オグルマは普通種
阿蘇でよく見るホソバオグルマは環境省絶滅危惧Ⅱ類
サイヨウシャジンは大変多い
白花もありました
いろんな花が咲いてます
ダイサギソウを見つけました!!
環境省絶滅危惧ⅠB類
自生適地の減少や盗掘により今ではほとんど見られません
私が知っている他県の自生地は、9月上旬~中旬が花の見頃だが、ここはすでにいい感じ
純白の鷺の舞に魅了される 雨粒を纏いみずみずしい花でした
どうか盗掘されませんように(*'ω'*)
ここには他にも非常に興味深い植物が自生していました
また花の時期に再訪しましょう
雨が落ちてきそうな空模様なのですが、せっかくなので他の自生地へ足を延ばす事にしました
林縁にはフシグロの花が咲いてました
今頃咲くんだっけ?
マンテマ属っぽい花ですなぁ
クサアジサイがようやく咲き始めたようだ
草むらにシデシャジンの群れ
もう花弁が落ちたものばかりでした
スズムシバナが元気に咲いてました
私の故郷では見るのが難しいスズムシバナが大分県では多く自生している
同じ九州でも植物の植生は異なる
最近驚いた事は、故郷では身近に多くみられるハクサンボクが大分県のレッドデータでは情報不足となっている
つまり、現状自生しているのかどうかもよくわからないという事です
旧カテゴリーでは絶滅危惧ⅠA類となってましたが、以前確認されていたものがなくなってしまったようです
故郷ではあまりに多く自生しているので、写真を撮る気がしなかったのですが、大分県民だったら激写しているんでしょうね
雨が本格的に降り出したので、切り上げて帰宅する事に
阿蘇まで遠出しなくても、近場でダイサギソウを見ることができたのは幸運でした(^^)/