こんにちは、半次郎です。
巨人軍の選手による野球賭博事件の火種がどんどん大きくなり、何と1軍の選手が公式戦の試合前に円陣を組んで、金銭をやりとりしていたという驚くべき事実が公表されました。
試合前に円陣を組み「頑張ろう」と声をかける役目になった選手が、試合に勝ったら他の選手から1人当たり5000円をもらい、負けたら全員に各1000円を払うというもので、野球協約が禁じる『敗退行為』(八百長)に繋がると報道している新聞もあります。
この行為自体については、日本プロフェッショナル野球組織(NPB)調査委員会の大鶴基成委員長が、「野球協約違反には当たらない」との見解を示したようですから、一応はセーフですが、巨人軍の選手の品格を下げる行為であることに変わりはありません。
それにしても、『伝統ある巨人軍』、『巨人軍の選手は球界の紳士たれ』と言うエリート意識は、何処へ行ってしまったのでしょう?
少年時代に王、長嶋の活躍に一喜一憂したオヤジファンにとっては、寂しい限りですね。
ところで、野球賭博は絶対にやってはいけないことですが、公に認められている競馬ならば何も問題ありません。
国がやっていることですから、正規の窓口で金銭をやり取りしている限り、“ヤ”のつく自由業の人たちが胴元になって資金を増やすといったことが出来る隙がないのです。
しかも、野球の八百長には全く関係ありませんから、野球協約には全く違反しません。
ぜひ、巨人軍の選手は野球賭博ではなく、馬券を買ってうさを晴らして貰いたいものです。
さて、その競馬ですが、日本中央競馬会(JRA)が14日の定例記者会見で発表したところによると、今秋からJRAの所属馬が参戦する海外のレースについてのみ、馬券が発売されるということになったそうです。
つまり、凱旋門賞だろうと、ケンタッキーダービーやBCクラシック、ドバイワールドカップでも何でも、JRA所属馬が参戦すれば馬券を買うことが出来るのです。
これは多くのファンが長い間待ち望んできたことですが、ついに実現する訳です。
これならば、凱旋門賞で日本馬が参戦し衛星中継されるレースも、楽しみながら見ることが出来ます。
今までは馬券を買いたければ、フランスまで行かなければなりませんでしたが、これからは自宅に居て買える訳です。
しかし何故、これをディープインパクトが参戦したときにやらなかったのでしょう?
ファンがあんなに夜中に放映されるレース映像に釘付けになったと言うのに・・・。
競馬はスポーツという側面よりもギャンブルという側面の方が大きいイベントなのですから、単に勝ち負けの結果を見たところで、何も面白くないのです。
射幸心をくすぐってこその競馬です。
これからは、凱旋門賞の予想も楽しめるのです。
あぁ、早く秋にならないものか・・・。
まだ、春競馬も始まっていないのに、今から盛り上がってどうするんでしょうね。
困ったオヤジだこと。
From 半次郎
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