こんにちは、半次郎です。
イスラム国で人質になっていたジャーナリストの後藤健二さんが、願いも虚しく殺害された動画が投稿されたようです。
残忍で非道な彼らの行動は、決して許されるものではなく、必ずや神の裁きを受ける結果になることでしょう。
それとは反対に、平和を願う後藤さんの遺志は、永遠に受け継がれていくことになるでしょう。
それにしても、幼い子どもを残して彼の地で生命を落とした無念さは、察するに余りあるものです。
後藤さんの死を無駄にすることなく、世界が平和になるために我々が出来る限りの活動を続けて行きましょう。
後藤さんのご冥福をお祈り申し上げます。
-合掌-
さて、平和を願う文化人は多いのですが、漫画の神様である故手塚治虫さんもその一人でした。
そんな手塚さんの未完成のアニメが、ご長男の努力により完成したとの記事が出ていました。
例によって、読売新聞の記事を引用します。
以下、引用です。
『漫画家・手塚治虫さんが構想に10年をかけたアニメ映画「森の伝説」の未完だった一部を、長男の眞(まこと)さんが27年を経て完成させた。
「第二楽章」(12分)として、1日から兵庫県宝塚市立手塚治虫記念館で特別上映される。上映は20日まで。
「森の伝説」は「自然といのち、そしてアニメーションへの讃歌」をテーマにした短編作品。四つの楽章からなり、1987年に第一楽章と第四楽章が作られたが、89年に手塚さんが亡くなり、残る2編は未完成のままだった。
眞さんは残された創作メモを元に、2008年から第二楽章の制作に取りかかった。東日本大震災などで中断しながら6年をかけて完成させ、昨年8月の広島国際アニメーションフェスティバルでお披露目された。テーマは「自然の美しく緻密な描写」で、羽化してから約1日で生涯を終わらせるカゲロウのカップルを通じて、森の生命感や「いのち」の尊さを訴える。
創作メモには「最盛期のディズニー作風の再現」という記述があり、森の空気感や水の流れなど、ディズニーが得意とする自然の描写にこだわったという。眞さんは「ディズニーと手塚アニメに捧げるオマージュでありながら、そのどちらともまた違う美しさを捻出できた。手塚アニメの原点ともいえ、『手塚治虫らしさ』が感じられる作品」とのコメントを発表した。残る「第三楽章」も制作するとしている。』
交響曲のように第四楽章まであるのですね。その中の第二楽章と第三楽章が未完で残っていたようです。
これで、残るは第三楽章だけとなります。早く完成してDVDになると良いのですが・・・。
命の尊さが描かれているとのことですから、イスラム国の黒装束の男たちに見せて上げたいですね。
そうすれば、何が間違っているのか気付くかも知れません。
From 半次郎
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