こんにちは、半次郎です。
今日は秋らしい、青空が広がっています。
少し風が強いですが、問題ない晴天です。
でも、明日から爆弾低気圧の影響が出て、大荒れの天気になるのだそうです。
今日の天気からは考えられませんけど、最近の天気予報は気象衛星のおかげでかなり詳細に予報され、しかも的中しますから、今から戦々恐々としています。
さて、戦々恐々と言えば、振り込め詐欺などの特殊詐欺ですが、新潟県警の新しく編成されたある組織が活躍しているそうです。
今日の読売新聞の記事です。
『特殊詐欺の被害を食い止めようと、新潟県警が9月に創設した新組織「特別捜査隊」が、28日までに発表されただけで詐欺や詐欺未遂の容疑者8人を逮捕するなど、成果を挙げている。
捜査隊の中核を担う県警特殊詐欺特別捜査室の村越則幸室長は、「本県は東京から通いやすいせいか特殊詐欺で狙われやすい。犯人を多く捕まえて犯罪グループを近づけさせないようにしたい」としている。
10日、新潟市北区の80歳代女性宅に、白のワイシャツに黒いズボンの男が現れた。男は、詐欺事件の「受け子」。警察があらかじめ用意した偽物の札束を受け取ったところで声をかけられ、逮捕された。警察が被害者と協力し、金を受け取りに来た犯人を捕まえる「だまされたふり作戦」の一例だ。
県警は特殊詐欺の取り締まりに向けて、本部に65人態勢の特別捜査隊を創設。刑事部だけでなく生活安全部などにも担当者を置いて情報を集めている。隊の中にある「だまされたふり作戦」を実行する「現場設定班」は、被害者にだまされたふりのアドバイスをしたり、家の周辺を警戒したりする役目を担っている。
県警によると、昨年、特殊詐欺に関わったとして詐欺や詐欺未遂の疑いで逮捕された容疑者の数は26人。一昨年は25人だった。今年は1~8月で10人にとどまっていたが、9月に入ってから6人を逮捕。特殊詐欺ではない詐欺事件を含めると8人を逮捕した。いずれも「だまされたふり作戦」で検挙している。
一方で、犯罪グループが警察をかたって「だまされたふり作戦をやりましょう」と持ちかけて金をだましとろうとするケースもあった。捜査2課は、「特殊詐欺の手口は進化している。ちょっとでもおかしいと思ったら、相談専用ダイヤル『#9110』にかけてほしい」と呼びかけている。
県警によると、特殊詐欺の被害額は2013年、統計を取り始めた04年以降で最悪となる9億4132万円を記録。14年は7億608万円にとどまったが、被害件数は58件増の222件に上った。今年は1~8月で193件4億9277万円の被害があったという。』
引用はここまで。
この新潟県警の「特別捜査隊」に拍手喝采です。
もう、こういう警察を待っていました。
市民、県民の暮らしを守る、本当のヒーローです。
「だまされたふり」作戦ですね。
面白そうです。
しかし、直ぐに「だまされたふり」を逆手に取った詐欺が起こるとは、敵もさるものです。
「特別捜査隊」の皆さんに「頑張って~!」とエールを送りたいですね。
それにしても、
2013年が9億4132万円、14年が7億608万円と確実に億を超えています。
今年も、8月までに既に4億9277万円の被害に遭っているとのこと。
新潟県だけでこの額ですから、日本全国ではいったいいくらになるのでしょう?
こんな多額の金品をだまし取られているのに、犯人グループが逮捕されたとしても、返ってくる見込みはありません。
それならば、法律を変えて、とことん犯人からむしり取りましょう。
そうでもしなけりゃ、気が収まりませんよね。
とにかく、戦争法案よりも、そちらの対策の方が優先度は高いのだ。
・・・これだけ貧しい国に成り下がった以上は、ねェ。
From 半次郎
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