半次郎の“だんごんがん”

要するに、居酒屋での会話ですね。
ただし、半次郎風のフレーバーがかかっています。
≪安心ブログ≫

支援の輪、広がる!

2014年11月12日 12時48分17秒 | よもやま話

こんにちは、半次郎です。

今日は天気も回復し、日中の気温は昨日より4~5℃高い17℃まで上がるそうです。少し寒いけれど、気持ちは晴れやかです。

さて、暗い話題の多い中で、こんな心温まる記事を見つけましたので、ご紹介します。

北九州市立大学の生活協同組合で、誤ってお菓子を予定の10倍の3200個も発注するミスが起きたそうです。

困り果てた生協職員が売り場で正直に「HELP!」と貼り紙に書いて事情を説明したところ、学生たちがツイッターやLINE(無料通話アプリ)で購入を呼びかけ、支援の輪が急速に拡大。これまでの4営業日で普段の100倍近い1700個が売れる異例の展開となっているそうです。

以下、読売新聞の記事を転載します。

『生協によると、アルバイトの従業員が10月中旬、江崎グリコの「ポッキー」や「プリッツ」など12種類のお菓子を発注。320個注文するつもりだったが、「1セット10個入り」という表示を見落とし、320セット(3200個)を注文してしまった。

11月11日は「1」という数字とポッキーなどのスティック状菓子の形状が似ていることから、「ポッキー&プリッツの日」として一般社団法人・日本記念日協会に登録されており、生協はこの日と前後して店頭に並べる予定だった。

ところが、10月末に届いたのは、想定をはるかに超す量の段ボール箱で、中にはお菓子がびっしり。そこで初めてミスに気付いたという。卸業者との契約で食料品は返品不可とされ、「その箱を見て、みんな青ざめた」と職員の松瀬ちひろさん(27)は振り返る。

途方に暮れたが、売るしかない。6日から北方キャンパス(北九州市小倉南区)の食品売り場だけでなく、食堂や書店にも商品を置いた。売り場には「誤って3200個」「皆さんの声かけよろしくお願いします」などと書いた紙を貼った。

すると、来店した学生たちは購入するだけでなく、積み上げられたお菓子の前で写真を撮るなどしてLINEやツイッターに投稿。「北九大生協 ポッキーだらけ」「私も3つ買って来た。お近くの皆さんもぜひ」などと書き込まれ、まとめ買いをする客が続々と訪れている。

お菓子を買いに来た法学部2年生(19)は「ツイッターで話題になっていたので貢献しようと、5個買いました」と笑顔を見せた。店頭に立つ松瀬さんは「学生のみなさんがこんなに協力してくれるなんて、本当にありがたい。どうにかして売り切りたい」と感謝しきりだ。(山根秀太)』

・・・引用はここまで。

この記事を書いて下さった山根記者と、新聞に掲載して下さったデスクに感謝したいと思います。

久し振りに、心がホンワカしてしてきました。まだまだ日本も捨てたものではありませんね。

「どうでぇ、これが助け合いってもんよ! 悔しかったら、真似してみな!」

・・・と、昨日、閉幕したAPECの開催国や、その近所の国に言ってみたいと思います。

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