はんなり伊豆高原

純和風カーロフォレスタのススメ

箱根九頭龍神社≪序章≫

2010-09-23 23:53:22 | 伊豆及び周辺を楽しむぶらり旅!
こんにちは!はんなり伊豆高原です!

東名から、はんなりに来る途中
箱根に寄られる方も
沢山いらっしゃると思います。
数ある箱根神社の中でも
お勧めなのがこちら!


≪九頭箱根神社≫
の紹介です!


その名前に惹かれ個人的に
いつもパワーをもらいに
行くようになったスポットです!

実はそれだけが理由ではないのですが。。
追い追い明らかにしてゆきましょう



 ~九頭竜伝承~
九頭龍(大神)伝承(くずりゅう(おおかみ)でんしょう)、九頭龍(大神)伝説(くずりゅう(おおかみ)でんせつ)は、日本各地に残る九頭龍(大神)に関する伝承・伝説の事である。

 ~箱根の九頭龍伝承と祭祀 ~
箱根の九頭竜伝承は九頭竜の代表格とも言える。『群書類従2』p330-336「筥根山縁起并序」の項より、一文を引用して説明したい。“ 又湖水西の汀に九頭の毒龍有て時々雲を拏び波を起こして人民を損害する事あり。 上人衆生の苦を救ふを願とす。此故に彼深潭に臨で仏に祈誓し給ふに毒龍 則 降伏して其形を改め、宝珠錫杖及水瓶を捧げて出現す。上人則鉄鎖を呪して縛して以て大木に繁ぐ。其木を栴檀漢羅樹と云。今尚湖中に有り。九頭龍神社の縁起は箱根神社と同じ天平宝字元年(757年)。九頭龍神社は箱根神社を開いた万巻上人が調伏した龍を奉る神社である。芦ノ湖がまだ万字ヶ池と呼ばれていた奈良時代以前、箱根の村には毎年 白羽の矢が立った家の若い娘を芦ノ湖に棲む毒龍に人身御供に差し出すという習慣があった。それを知った箱根山で修行中の万巻上人は娘達を助け、村人を助けるため法力で毒龍に改心してもらうため立ち上った。 万巻上人は御仏に祈り人身御供の代わりに三斗三升三合三勺の赤飯を21日間の祈祷満願日の前日6月13日(旧暦)に捧げることを誓い、湖畔で経文を唱え 毒龍に対して人身御供を止めるように懇々と仏法を説いた。毒龍は 姿形を変え、宝珠・錫杖・水瓶を捧げ出現した。それでも鉄鎖の法を修し、龍を湖底の白檀の大樹に縛り付け、仏法を説き続けた。後に、その木は「逆さ杉」と呼ばれるようになった。 龍は、もう悪事はせず、地域一帯の守り神になる旨を約束をする。万巻上人は龍の約束が堅いことを知り、九頭龍大明神としてこの地に奉ることにした。その満願の日とは6月14日(旧暦)。そのため九頭龍神社の祭りは、毎年6月13日が例大祭、毎月の13日が月次祭である。今でも芦ノ湖の湖水祭ではお櫃に赤飯を入れ、御供船に載せ 逆さ杉のところで湖底に沈め捧げる。このお櫃が浮かび上がってくると龍神が受け入れなかったとされ、災いが起きると言われる。近年では大正12年(1923年)の湖水祭でお櫃が浮かんでおり、その数ヵ月後に起きた関東大地震(大震災)から、九頭龍神社の霊験があったとされた。。。