嗜好を志向する思考系ブログ。

(記事考察4/4)反知性主義

記事考察の第4回目(4ページ目)、いよいよラストです。
最後は総括のようですので、私も最後に全体的な感想を述べたいと思います。
「勝ったのはトランプ」と一部日本人までが言い張る理由(4ページ)(←リンク先はヤフー・ニュース)
<選挙権もないのに「バイデンは不正で勝った」「真の勝者はトランプ」と騒ぐ人がいるのは世界でも日本だけ>


【4ページ目】
■1~3段落目要約
『隷従精神となった保守派の言は、支離滅裂である。
 そんなことで内ゲバしている様な幼児は、大人になれないだろう。』

⇒1段落目は、3ページ目の内容を、別の煽り文句で繰り返しているだけであり、昨日の記事で論評してますので飛ばします。
⇒2段落目は、今回のトランプ氏勝利というファンタジーを盲信する言動は、普段のリアリスティックを要求している言動と、自己矛盾を起こしているではないかという、日本の保守派に対する指摘です。
 私個人は、国際政治に対し、リアリスティックな分析や情報発信を、民間レベルで実に有機的に行っていると見ていますので、何ら矛盾を感じません。
 「保守大乱」の様相についても、単なるスタンスの違いであり、保守派の根本は変わりませんので、言うほど大した問題ではないかと。(←リンク先は過去記事)
 まぁ、ここで「反知性的」という言葉を使ってくるあたり、やはり『事実論』を述べる人なんでしょうね。(←リンク先は過去記事)
⇒3段落目は、主張? 感想? 希望?
 私とは前提となる状況認識が違いますので、残念ながら単なる煽りにしか見えません。

 
■筆者「古谷経衡氏(作家・評論家)」
全体的な感想としては、まず、情報を伝えるニュースではなく、主張を中心としたコラムですね。
考察してて思ったのは、とにかく煽り文句が多いなぁという印象。
ビジネスとして、そうした文章の需要があるんでしょうか。
10年も保守派を観察してきたと言う割には、表層的な部分しか見ておらず、分析も浅い印象を受けました。
直接的には関係のない”安倍政権”と”憲法9条”を絡めてくる辺りが、微笑ましかったです。
内容的には繰り返しが多く、要約するのに困るくらいスカスカでした。
単にビジネスニーズに応えるよう、効率的に書かれた文章のような気がします。
あと、とにかく保守派が嫌いってことは、スゴく伝わってきました。
筆者の名前は見たことはあったんですが、この文章から見れば、あまり惹かれない作家さんですね。


最後に、「事実」を大切にする方へ、こういった報道もありますよとの紹介
【クローズアップ:米国大統領選と情報戦争】(←リンクはJAホームページ)
~報道の裏にある現実を見極める眼を~ 堤 未果(国際ジャーナリスト)
おそらく持ち込み記事で、国内の他メディアでは取り上げてくれなかったんでしょう。
夫は国会議員らしく、国家レベルの新鮮な情報に、頻繁に触れられる立場の方かと思われます。
やるな、JAグループ!



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