嗜好を志向する思考系ブログ。

(記事考察2/4)インテリジェンス

昨日に引き続き、記事考察をやって行きます。
今回の考察を通して、米大統領選挙における私の思考がだいたい整理できると思います。
「勝ったのはトランプ」と一部日本人までが言い張る理由(2ページ)(←リンク先はヤフー・ニュース)
<選挙権もないのに「バイデンは不正で勝った」「真の勝者はトランプ」と騒ぐ人がいるのは世界でも日本だけ>


【2ページ目】
■1段落目要約
『日本の保守派は、メディアの情報を見ていないのか。』

⇒日本の保守論壇は、メディアの情報はもちろんのこと、現地の1次情報、2次情報などを集め、全体的な分析を以て情報発信しています。
 以前記事にしましたが、オールドメディアは、既に”報道機関”ではなく、”情報機関”との認識ですから、その情報を鵜呑みにするという事はしません。
 (海外では、インテリジェンス(情報活動)を科目とする大学が増えて来ており、”情報を扱う”というのは、既にそういうレベルにあります。)
 「地球は平面で、地の果ては滝つぼになっていると信じている13世紀の中世人」とは、もちろん「天動説」の事であり、ここでは、”保守派は情報を知らない愚者”という揶揄に使われています。
 が、情報社会と呼ばれるこの時代において、古い常識にあぐらをかいているのは、むしろ筆者の方だと思うのですが、どうでしょうか。

■2~4段落目要約
『日本の保守派は、情報があるのに受け入れず、実に低レベルの争いをしている。
 その対立は、第二次大戦後にブラジル日系移民間で起きた、二派対立に似ている。』
 
⇒本文には、表層的なものが羅列してありますが、1段落目の論評を前提として、私の状況認識とは異なりますねという他ありません。
 ブラジルの件については、知らなかったので、勉強になりました。(←リンクはウィキペディア「勝ち組」)
 リンク先のページを読むと、対立の要因として情報源が制限されたことが挙げてありますが、状況を見るに、情報を制限した状態にあるのは、むしろ筆者の様に思えます。
 そもそも「盲信し、争うことの愚かさ」は、最初から保守事実派が警鐘を鳴らしている部分であり、さすがに保守論壇は認識しているでしょう。
 逆に、「メディアを盲信していませんか?」と、筆者側の認識をお尋ねしたいところです。

■5~6段落目要約
『日本の保守派は、本当に滑稽な知的怠惰であると思える。
 次期大統領を決めるのは、アメリカの有権者であって日本の保守派ではない。』
 
⇒ここで、CNNを出してくる辺りが、保守派から見てスゴイなと。
 (既に、CNNの社長が、”トランプ氏が不利になる報道”を指示していたことが、内部リークで明らかになっており、さらには倒産するという噂も。)
 最後の一文はファクトですが、米国では現在も対立が続いており、その言葉は、そっくりそのまま筆者にも当てはまってしまいます。 

 
記事2ページ目を通した感想としては、唯々スゴイなと。
記事1ページ目に書いた保守対立をテーマとし、ひたすら保守派の悪口を言っているだけの文章にしか見えません。
気になったのは、筆者の引用の仕方ですが、「天動説」「勝ち組」「CNN」、いずれもツッコむ余地が有り、安易過ぎないかと。
う~ん。
(3ページ目につづく)



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