遠征に行かなければ
もしかしたら参加してなかったかもしれない
昨日の由布岳~鶴見岳縦走
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コース
由布岳正面登山道→東峰→東登山道→猪の瀬戸園地→鶴見岳西登山道→鶴見岳山頂→鶴見岳登山道→火男火売神社(ほのおほのめじんじゃ)
実は由布岳はあまり好きではないんです
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山はいい山なんですが
登山道が面白くない
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(マタエまでが)
樹林帯は変化がない
眺望が得られるようになっても
ガスがかかってることが多くて
スッキリ見えない
ジグザグの登山道はだんだん飽きてきて
思わずため息が出ます
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(訓練登山も兼ねているからしょうがないのですが)
ただでさえもそうなのに
昨日は不安材料もあって(登山靴)
気持ちが高まらないまま登山開始
登山靴の調子は最初よかったのに
歩き始めたら上から圧迫されているような感じが出てきて
それを気にしながら歩くことに
そのうち小雨が降ってきて
雨具のズボンを穿きしばらくして上着も着ての山登り
雨具で熱くなったからか
調子が悪くなってきました
熱中症?(水分はこまめに摂っていたんですが)
きつくて座り込みたくなるような感じ
ここで投げ出したい…という気持ちを何度も振り払いながら
ゼリー状のアミノ酸を摂ったり
深呼吸をしたり
ちょっと立ち止まったり
自分でできることを色々やってみました
いやーあんなきつさは初めてでした
マタエまでこぎつけた時はやれやれでした
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風が強かった
マタエで少し早い昼ご飯(30分間)を摂って
だいぶ元気になりました
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一瞬見えた青空
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湯布院の町も見えました
青空や景色が見えると
気持ちがリフレッシュでき
元気になってきます
無事由布岳(東峰)を下りることができました
昨日は由布岳を下りるとバスが待っていたので
鶴見岳に登らない選択もできたのですが
登れそうな感じだったので
登山靴を古いのに履き替え
登ることにしました
一つ目の山を下りて二つ目の山に登る
気持ちの切り替えが大変だった
登山道が2年前とは様変わりしていて(昨年の豪雨で)
足元の悪い登山道を一歩一歩踏みしめながらの登り
自分との闘いですよね
樹林帯を抜け稜線に出た時の嬉しさ
山頂に着いた時の達成感
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よくやった!と自分を褒めました
登ったら下りなきゃなりません
神社までの下りは長い長い道のりでした
ツクツクボウシの蝉しぐれ、ヒグラシ、鹿の鳴き声
いろんな声を聞きながら
薄暗くなった樹林帯を足元を注意しながら下りました
神社の駐車場に着くと
鶴見岳登山に参加しなかった皆さんから
「よくがんばったねー」と温かい言葉で迎えてもらいました
辛かった10時間の山登りだったけれど
いろんな場面での対処の仕方や気持ちの持ちようなど
とても勉強になりました
甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳ではこれが生かされるといいです