Marigon’s Space 

好きなコト&日々のつれづれ系日記です。

7月 大歌舞伎

2009-07-13 13:50:54 | スポーツ&芸能

来年の4月に改築休館になる前に、一度行きたかった「歌舞伎座」
7月の「歌舞伎座さよなら公演」は、玉三郎、海老蔵、獅童、勘太郎が出演するので
ド素人な私がミーハー感覚でも「観てみたいー!」って思う演目だったので、
初めての歌舞伎体験してきました
(あ、夫は大昔に修学旅行で観たそうです・・寝てたけど)


 

歌舞伎は、昼の部と夜の部があり、今回は夜の部に行きました。
昼の部開演中に、とりあえず先にお土産売り場だけ入って買い物を済ませました。(入退場&休憩時間を除いて、お土産売り場だけ入れる時間帯がありました)

 

 

 

歌舞伎座のチケットですが、歌舞伎座HPからチケットWEB松竹で購入しました。
一等席は16000円~ なんせ初めての歌舞伎で様子見だったので
(正直、よくわかんなくて眠くなるんじゃないかと・・
3階前方の3等A席(4200円)狙いだったけど、まったく空席がな~い
でも直前に出ることもあるそうで、あきらめずにネットをこまめにチェックして
ある時間に一瞬「ぱっ」と空席が出たので、すかさずゲトしました
発券は劇場前の切符引取機に予約したクレジットカードを入れるだけでOK

 

 

<夜の部> 午後4時半開演

1、夏祭浪花鑑

2、天守物語

 

午後4時から入場になりました。
まずイヤホンガイドを500円でレンタルします。
(保証金は別途1000円必要です。。)
それから「筋書」(パンフレットみたいなやつ)も購入しました。
これは写真&内容ともなかなか充実してて、オススメですよーっ。

↓以下感想です。。

全くの初心者だったのであらかじめ2つの演目のストーリーは、予習して
さらに人物関係図みたいなの(誰と誰が夫婦だとか、親子だとか、友人だとか)を
自作して持参しました。
「夏祭」の方は、舞台が明るいまま進行しますので、↑役立ちました(笑)
イヤホンガイドは、ストーリーを説明というか「さぁ、ここからは見所です」とか
「衣装の説明」など舞台を楽しむ+α的なものだったけど、あってよかったデス。

↓ネタバレありかも感想。。

 

 

「夏祭浪花鑑」

海老様と獅童が、ケンカ後友情という今のドラマにもありがちな展開もありで
やっぱり若い男2人はいいですな
おそろいの浴衣で再登場の場面も、よかったです(←おばちゃん視線
作品は人形浄瑠璃からの古典的なもので、暑い夏に義理人情に厚い人々
(男も女も)のいい話だったり、一方思いがけずなりゆきで殺人をしてしまい
慌てふためく男のおろかな人間らしい描写が、よかったなぁ~。
この時の「殺人」の場面が泥にまみれた海老様の「見得」 の連続で
「あぁ、歌舞伎っぽいぞ」って思いながら魅入りました。

途中40分の休憩はたい焼きを食べたり、1~3階まで散策したり

 

「天守物語」

泉鏡花の幻想的な話で、異世界ワールドです。
玉三郎さんが富姫という白鷺城天守閣最上階に住む妖怪のお姫様
このお姫様はお城に遊びに来た妹分の姫様(勘太郎)から
「生首」なんかをお土産にもらって喜んだりするんだけど
幻想的で怪しく美しくて、無垢でかわいいんです。
下界からやってきた海老様に一目ぼれ&結構、積極的です
「かえしとう、なくなりました。。」って
海老様は、ひたすらのいい男役です。
獅童さんは富姫の侍女達と戯れる妖怪さん?です。
歌舞伎町の声は「吉 幾三」に似てる?って思ったけど夫もそう思ったそう
獅童さんは「ガタイがいいの」(ほそまっちょ)が舞台映えするなーっ。
海老様は、ちょっと線が細いような・・いい男だけどねー!
最後に玉三郎&海老様は、スーパー助っ人の登場でハッピーエンドで終了
カーテンコールがあり目に美味しい2人でした。

不安もあった初めての歌舞伎ですが結構面白かったー!
これは私が年を重ねたお陰かも?

 


コメント
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