ブラックスワンについて
About Black swan
ブラックスワンとは、リーマンショックを機に、マーケットにおいて
事前にほとんど予想できず、起きたときの衝撃が大きい事象のことを
指していましたが、現在では、確率論や従来の知識や経験からは予測
できない極端な事象が発生し、それが人々に多大な影響を与えることを
ブラックスワンと呼んでいます。
現在、世界経済を揺るがす新型コロナウィルスも、ブラックスワンと
言えますが、今、「ブラックスワン」と言えば、Youtubeで話題の
中国「三峡ダムの決壊」を危惧しています。
なぜか、皆がここまで戦々恐々として取り上げているのに
未だ「フェイクニュース」扱いレベルなのか?
日本のマスコミはネットニュース以外で、ほとんど取り上げていません。
一部、CXテレビ(フジテレビ)で取り上げていましたが、
東京の感染者数の連日の放送に比べたら、大したバリューではありませんでした。
ようやく、昨日、Newsweekで配信された報道がこちら。
中国・長江流域、豪雨で氾濫警報 三峡ダムは警戒水位3.5m超える
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/07/35m.php
今回の激甚災害に認定された「令和2年7月豪雨災害」の線状降水帯の雲は
どうも、中国本土から連なっていて、中国・長江流域で起きている氾濫の規模たるや
恐ろしいレベルです。
今日の読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/world/20200711-OYT1T50260/
三峡ダムについては
現在、JBPRESSで期間限定で特別公開中
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb545cfaed38829ef676611646d6f71dff7cd354?page=1
【一部抜粋】
普通ならあり得ないけれど、絶対にないとは言えな三峡ダムの下流は
中国の最も都市と人口が密集している地域。
万が一、三峡ダムが決壊すれば被災者は少なくとも4億人以上に達し、
およそ30億立方メートルの土砂が三峡ダム下流域を襲い、上海までが水浸しになる、
と言われている。
大規模停電が起き、長江流域は中国経済実力の40%が集中しているため、
中国経済も潰滅し、その回復には数年かかると言われている。
また、農業も潰滅し、三峡ダム下流域には解放軍のロジスティクス部隊の
駐屯地が集中、たとえば空挺部隊の9割も三峡ダム下流域に集中している。
解放軍は大災害のとき最前線で救援作業を行うが、三峡ダム決壊の災害の場合、
解放軍のロジスティクスも大打撃を受けて、救援作業に支障が出るのではないか、
と言われている。
確率的には非常に小さく、ほぼあり得ない、と当局も繰り返し否定しているが、
起きたら、目も当てられない惨状を引き起こす。
まさしく「ブラックスワン」。
※今回のコロナ禍で日本のサプライヤーチェーンは中国から撤退している
企業も多いが、現実はまだまだと言える。日本にとっても莫大は被害が。
三峡ダムの決壊によって、日本海まで汚染された土砂やがれきの流出も懸念される。
何が不気味かって、さんざんゆがみを指摘されていたせいか、
グーグールアースで三峡ダムが表示されなくなったことです。・・・
怖すぎる。中国・・・。
#最近の話題 #ブラックスワン #三峡ダム #滅亡の日
重慶から船で下り、楽しい旅でした。
水没する地の住民は、皆素晴らしい土地と家が割り当てられるとの説明でした。
何か信じられない気持ちでした。
素晴らしいダムの模型を見せられました。
説明する若い女性は誇らしげでした。
でも見学途中のお寺の周りには、乞食がいました。
水牛が水田を耕していました。
中国には乞食がいないなんて言われていましたが。
白目を剝いて赤ちゃんを抱っこしていました。
怖かったです。
三峡ダム本当のことはどうなのでしょう。
「三峡ダム」見学されたんですね。
ネットの映像や画像を見るより、
現地での迫力はさぞや、すごかったことでしょうね。
中国の追い付け、追い越せ近代化の急成長は
いたるところに「世界一」の建造物がありますが
急ぎ過ぎた代償がなければと、祈るばかりです。