Happy Field Craft Room

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手作りの作品とささやかなこと

ブラックスワンについて About Black swan

2020年07月11日 | ●ささやかな事・Small things&days

ブラックスワンについて

 About Black swan

 

ブラックスワンとは、リーマンショックを機に、マーケットにおいて

事前にほとんど予想できず、起きたときの衝撃が大きい事象のことを

指していましたが、現在では、確率論や従来の知識や経験からは予測

できない極端な事象が発生し、それが人々に多大な影響を与えることを

ブラックスワンと呼んでいます。

 

現在、世界経済を揺るがす新型コロナウィルスも、ブラックスワンと

言えますが、今、「ブラックスワン」と言えば、Youtubeで話題の

中国「三峡ダムの決壊」を危惧しています。

 

なぜか、皆がここまで戦々恐々として取り上げているのに

未だ「フェイクニュース」扱いレベルなのか?

日本のマスコミはネットニュース以外で、ほとんど取り上げていません。

一部、CXテレビ(フジテレビ)で取り上げていましたが、

東京の感染者数の連日の放送に比べたら、大したバリューではありませんでした。

 

ようやく、昨日、Newsweekで配信された報道がこちら。

中国・長江流域、豪雨で氾濫警報 三峡ダムは警戒水位3.5m超える

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/07/35m.php

 

今回の激甚災害に認定された「令和2年7月豪雨災害」の線状降水帯の雲は

どうも、中国本土から連なっていて、中国・長江流域で起きている氾濫の規模たるや

恐ろしいレベルです。

 

今日の読売新聞

https://www.yomiuri.co.jp/world/20200711-OYT1T50260/

 

三峡ダムについては

現在、JBPRESSで期間限定で特別公開中

https://news.yahoo.co.jp/articles/bb545cfaed38829ef676611646d6f71dff7cd354?page=1

 

【一部抜粋】

普通ならあり得ないけれど、絶対にないとは言えな三峡ダムの下流は

中国の最も都市と人口が密集している地域。

万が一、三峡ダムが決壊すれば被災者は少なくとも4億人以上に達し、

およそ30億立方メートルの土砂が三峡ダム下流域を襲い、上海までが水浸しになる、

と言われている。

 

大規模停電が起き、長江流域は中国経済実力の40%が集中しているため、

中国経済も潰滅し、その回復には数年かかると言われている。

また、農業も潰滅し、三峡ダム下流域には解放軍のロジスティクス部隊の

駐屯地が集中、たとえば空挺部隊の9割も三峡ダム下流域に集中している。

解放軍は大災害のとき最前線で救援作業を行うが、三峡ダム決壊の災害の場合、

解放軍のロジスティクスも大打撃を受けて、救援作業に支障が出るのではないか、

と言われている。  

確率的には非常に小さく、ほぼあり得ない、と当局も繰り返し否定しているが、

起きたら、目も当てられない惨状を引き起こす。

まさしく「ブラックスワン」。

 

※今回のコロナ禍で日本のサプライヤーチェーンは中国から撤退している

企業も多いが、現実はまだまだと言える。日本にとっても莫大は被害が。

三峡ダムの決壊によって、日本海まで汚染された土砂やがれきの流出も懸念される。

 

何が不気味かって、さんざんゆがみを指摘されていたせいか、

グーグールアースで三峡ダムが表示されなくなったことです。・・・

怖すぎる。中国・・・。

 

 

#最近の話題 #ブラックスワン #三峡ダム #滅亡の日



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2 コメント

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むかしのお話 (続強子の部屋)
2020-07-11 22:34:12
昔々日中友好機構だかでしたか、三峡ダムの建設の見学に参加しました。
重慶から船で下り、楽しい旅でした。
水没する地の住民は、皆素晴らしい土地と家が割り当てられるとの説明でした。
何か信じられない気持ちでした。
素晴らしいダムの模型を見せられました。
説明する若い女性は誇らしげでした。
でも見学途中のお寺の周りには、乞食がいました。
水牛が水田を耕していました。
中国には乞食がいないなんて言われていましたが。
白目を剝いて赤ちゃんを抱っこしていました。
怖かったです。
三峡ダム本当のことはどうなのでしょう。
返信する
こんにちは (happy field)
2020-07-13 09:08:17
続強子さん、コメントありがとうございます。

「三峡ダム」見学されたんですね。
ネットの映像や画像を見るより、
現地での迫力はさぞや、すごかったことでしょうね。

中国の追い付け、追い越せ近代化の急成長は
いたるところに「世界一」の建造物がありますが
急ぎ過ぎた代償がなければと、祈るばかりです。
返信する

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