私は障害があるからといって、『品行方正』を求められるのには違和感がある。
昔から
「姐さんにグループホームを作って欲しい。」と言われることが多かったが、
「私に任せたら、酒・たばこ・ギャンブル、風俗、とりあえず、全部させるよ。
まあ、経験はしてみな、とやってみる。」と伝えている。
最近は夢がふくらみ、
「保育園を作って欲しい。メアリーちゃんがそこで、働いて、
福祉事業所の職員がそこに、子どもを預けるの!!」
という楽しい夢も見させてもらっている。
まあ、教科書的な人の支援、とならない生活保護の仕事。
妊娠・出産・男女関係、トラブル、DV、虐待・・・
キレイゴトではすまない、いかない。
私はそんな方たちを支援する仕事をしてきた。
元々『品行方正』タイプではない、自分が。
だから、障害があろうとなかろうと、それを求めるのは違和感しきり。
まあ、だいたいの方が『品行方正』に支援をしようとするから、
私ぐらい、アウトローがいてもいいとは思っている。
ただね、知的障害者。
普通の人のようにはいかないよ。
犯罪のリスクは加害者になるリスクも被害者になるリスクも普通より、高い。
大きな犯罪はしないけど、巻き込まれて、罪を着せられて、みんな、逃げたり、
利用されるリスクは高いのだ。
だから、アウトローはリスクが高いことは知っているよ。
けど、風俗に行くことは別に違法ではない。
「好きです。つきあってください。」と宣言してから恋が始まる、
なんて、一般人だって、限らないんだから、
障害者だって、なんとなく始まる恋もあっていいと思う。
という前置きをして・・・
こんな状態だから、最近は『性教育』について、学んでいる。
まずは本でも読んで、自分が学ばないとね。
んで、教材を読んで、『人を好きになるということを考える』の次の章は
『結婚について考える』だった。
好き同士が結婚していいかどうか、で、「いい」として、
「君たちが結婚したとします。
掃除や洗濯、料理は誰がしますか?」
「お金は誰からもらいますか?」と、問いかけ、ゆさぶりをかける。
「お父さん」「お母さん」という発言が予想できる。
と本には書いてあるんだけど・・・
メアリーに質問してみた。
「料理は?」「メアリーがします。」
「洗濯は?」「ジャックがします。」「干すのは?」「メアリーです。」
「掃除は?」「二人でします。」
「お金は?」「お仕事します。」
「メアリーは、何のお仕事をしますか?」「保育園で働きます。」
「ジャックはどうしますか?」「お仕事をします。」
「赤ちゃんは誰が産みますか?」「メアリーです。」
「何人、産みますか?」「二人。」
あとは、二人、約束している北海道旅行に行くとか、
ジャックが運転免許を取るとか・・・
本の中の『楽しいデートをするために』の章は既にクリア。
手紙や電話で、デートに誘い、身だしなみを整えて、二人で、楽しく過ごしているもんなあ。
二人ともお互いのいやがることはしないし。
つーか、メアリーがおならかけても許してくれているし、
ジャックはメアリーにイヤなことはしないし。
この子はね・・・姐さんがやっていることは自分も出来る、と思っているんだよ。
仕事と育児の両立、家事はみんなで協力してやればいい、
と思っている。
頼もしいなあ。
甘いなあ・・・と思う面もあるが、今もいろいろさせていて、出来ている。
確かに、育自と学校と家事とメアリーはしっかりやっているから、
結構、出来そうだよね。
かもめの事業所の古いつきあいのある職員さんに言われるまで、
私は気がつかなかった。
「一緒にお料理したり、お出かけしたりして、『結婚したい。』って言うんだからいいね。
ドラマとか本とか見て、憧れるんじゃなくて。」と。
みんなはそういうところから入っていくのかも知れない。
確かに、健常の子でもそういうことはある。
『ウェディングドレスに憧れて・・・』という道を通る女の子も多いし。
でも、メアリーは『想像力の障害』・・・
イメージから入っていくのは逆に難しい。
現実から入っていくタイプなのだ。
余談だけど、言葉が出ないのに、鬼ごっこやかくれんぼをする子はいない。
子どもの発達を考えると、言葉が先なのである。
ここもメアリーは逆で、言葉の方がずーっと後、なのだ。
まずは、行動から。
つまり、メアリーにとっては、
一緒にデートしたり、料理したりするのが先で、
多分、結婚するのが先で、
そのずーっと後に言葉、つまり、「好きです。」・・・
結婚して、5年ぐらい経ってから言いそう・・・
冒頭の品行方正とアウトローの話とは別の意味で、
言葉で確認し合う動作が後になりそう。
ある意味、甘い夢を見て、結婚を考えているわけではなく、
生活を考えて・・・というところからである。
ジャックとの結婚といっても、
ジャックとは一緒に買い物したり、料理したりしているからであって、
まあ、両思いなのは知っているけれど、
二人で協力し合ってやるのが、自然で、楽しいからだと思う。
精神的にはメアリーは安定しているし、
今日もインターンシップから「楽しかった」と帰宅した。
学校を時々休むジャックより、休まず、働きそうだ。
だからといって、言葉の出ないメアリーは、性格的なモノもあって、
ジャックが休んでも文句は言わないだろう。
本の中の先生に聞いてみたい。
こういう回答の子はどうしますか?って・・・
育児と仕事と家事を両立させる気、満々ですけど。(苦笑)
メアリーは言語能力の問題で、言葉が後になりそうだが、
アウトローの姐さんとしては、なんとなく一緒にいて、なんとなく、つきあう、
もありだと思うし、
結婚はともかく、SEXは先に来てもいいと思う。
避妊さえすれば、盛りの男女・・・別にSEXはデートの延長で
楽しくやってもいいのでは???
悪いけど、自分だって、そんなに品行方正じゃないし、
やりたい盛りの時はやってもいいと思う。
暴力とかなしに両思いなら
(言葉で確認し合っていなくても。だって、口では何とでも言えるし、嘘だって、つける。)
避妊して、『望まない妊娠』をしなければ、いいんじゃないの???と思う。
身を守ることは大事。
けど、両思いの二人なら、そろそろ準備しなくちゃね。
キスは既にしているかも知れないし・・・
怖いのは、二人とも別の人と経験済み、だったりする可能性があるところだけど。
大丈夫だよね?メアリー???
カビゴン君が肩を抱き寄せようとしたとき、君、逃げていたよね?
お友達としてはいいんだろうけど、
君は基本、スキンシップは苦手。
ちゃんとイヤなことは断ろうね。逃げようね。
言葉で言えなくても、行動で逃げればいいんだから。
昔から
「姐さんにグループホームを作って欲しい。」と言われることが多かったが、
「私に任せたら、酒・たばこ・ギャンブル、風俗、とりあえず、全部させるよ。
まあ、経験はしてみな、とやってみる。」と伝えている。
最近は夢がふくらみ、
「保育園を作って欲しい。メアリーちゃんがそこで、働いて、
福祉事業所の職員がそこに、子どもを預けるの!!」
という楽しい夢も見させてもらっている。
まあ、教科書的な人の支援、とならない生活保護の仕事。
妊娠・出産・男女関係、トラブル、DV、虐待・・・
キレイゴトではすまない、いかない。
私はそんな方たちを支援する仕事をしてきた。
元々『品行方正』タイプではない、自分が。
だから、障害があろうとなかろうと、それを求めるのは違和感しきり。
まあ、だいたいの方が『品行方正』に支援をしようとするから、
私ぐらい、アウトローがいてもいいとは思っている。
ただね、知的障害者。
普通の人のようにはいかないよ。
犯罪のリスクは加害者になるリスクも被害者になるリスクも普通より、高い。
大きな犯罪はしないけど、巻き込まれて、罪を着せられて、みんな、逃げたり、
利用されるリスクは高いのだ。
だから、アウトローはリスクが高いことは知っているよ。
けど、風俗に行くことは別に違法ではない。
「好きです。つきあってください。」と宣言してから恋が始まる、
なんて、一般人だって、限らないんだから、
障害者だって、なんとなく始まる恋もあっていいと思う。
という前置きをして・・・
こんな状態だから、最近は『性教育』について、学んでいる。
まずは本でも読んで、自分が学ばないとね。
んで、教材を読んで、『人を好きになるということを考える』の次の章は
『結婚について考える』だった。
好き同士が結婚していいかどうか、で、「いい」として、
「君たちが結婚したとします。
掃除や洗濯、料理は誰がしますか?」
「お金は誰からもらいますか?」と、問いかけ、ゆさぶりをかける。
「お父さん」「お母さん」という発言が予想できる。
と本には書いてあるんだけど・・・
メアリーに質問してみた。
「料理は?」「メアリーがします。」
「洗濯は?」「ジャックがします。」「干すのは?」「メアリーです。」
「掃除は?」「二人でします。」
「お金は?」「お仕事します。」
「メアリーは、何のお仕事をしますか?」「保育園で働きます。」
「ジャックはどうしますか?」「お仕事をします。」
「赤ちゃんは誰が産みますか?」「メアリーです。」
「何人、産みますか?」「二人。」
あとは、二人、約束している北海道旅行に行くとか、
ジャックが運転免許を取るとか・・・
本の中の『楽しいデートをするために』の章は既にクリア。
手紙や電話で、デートに誘い、身だしなみを整えて、二人で、楽しく過ごしているもんなあ。
二人ともお互いのいやがることはしないし。
つーか、メアリーがおならかけても許してくれているし、
ジャックはメアリーにイヤなことはしないし。
この子はね・・・姐さんがやっていることは自分も出来る、と思っているんだよ。
仕事と育児の両立、家事はみんなで協力してやればいい、
と思っている。
頼もしいなあ。
甘いなあ・・・と思う面もあるが、今もいろいろさせていて、出来ている。
確かに、育自と学校と家事とメアリーはしっかりやっているから、
結構、出来そうだよね。
かもめの事業所の古いつきあいのある職員さんに言われるまで、
私は気がつかなかった。
「一緒にお料理したり、お出かけしたりして、『結婚したい。』って言うんだからいいね。
ドラマとか本とか見て、憧れるんじゃなくて。」と。
みんなはそういうところから入っていくのかも知れない。
確かに、健常の子でもそういうことはある。
『ウェディングドレスに憧れて・・・』という道を通る女の子も多いし。
でも、メアリーは『想像力の障害』・・・
イメージから入っていくのは逆に難しい。
現実から入っていくタイプなのだ。
余談だけど、言葉が出ないのに、鬼ごっこやかくれんぼをする子はいない。
子どもの発達を考えると、言葉が先なのである。
ここもメアリーは逆で、言葉の方がずーっと後、なのだ。
まずは、行動から。
つまり、メアリーにとっては、
一緒にデートしたり、料理したりするのが先で、
多分、結婚するのが先で、
そのずーっと後に言葉、つまり、「好きです。」・・・
結婚して、5年ぐらい経ってから言いそう・・・
冒頭の品行方正とアウトローの話とは別の意味で、
言葉で確認し合う動作が後になりそう。
ある意味、甘い夢を見て、結婚を考えているわけではなく、
生活を考えて・・・というところからである。
ジャックとの結婚といっても、
ジャックとは一緒に買い物したり、料理したりしているからであって、
まあ、両思いなのは知っているけれど、
二人で協力し合ってやるのが、自然で、楽しいからだと思う。
精神的にはメアリーは安定しているし、
今日もインターンシップから「楽しかった」と帰宅した。
学校を時々休むジャックより、休まず、働きそうだ。
だからといって、言葉の出ないメアリーは、性格的なモノもあって、
ジャックが休んでも文句は言わないだろう。
本の中の先生に聞いてみたい。
こういう回答の子はどうしますか?って・・・
育児と仕事と家事を両立させる気、満々ですけど。(苦笑)
メアリーは言語能力の問題で、言葉が後になりそうだが、
アウトローの姐さんとしては、なんとなく一緒にいて、なんとなく、つきあう、
もありだと思うし、
結婚はともかく、SEXは先に来てもいいと思う。
避妊さえすれば、盛りの男女・・・別にSEXはデートの延長で
楽しくやってもいいのでは???
悪いけど、自分だって、そんなに品行方正じゃないし、
やりたい盛りの時はやってもいいと思う。
暴力とかなしに両思いなら
(言葉で確認し合っていなくても。だって、口では何とでも言えるし、嘘だって、つける。)
避妊して、『望まない妊娠』をしなければ、いいんじゃないの???と思う。
身を守ることは大事。
けど、両思いの二人なら、そろそろ準備しなくちゃね。
キスは既にしているかも知れないし・・・
怖いのは、二人とも別の人と経験済み、だったりする可能性があるところだけど。
大丈夫だよね?メアリー???
カビゴン君が肩を抱き寄せようとしたとき、君、逃げていたよね?
お友達としてはいいんだろうけど、
君は基本、スキンシップは苦手。
ちゃんとイヤなことは断ろうね。逃げようね。
言葉で言えなくても、行動で逃げればいいんだから。