真っ暗闇のようでいて
ほのかにひかるものが見える
どん底、どん底、どん底!
そう叫びつつも
ここは浅い場所だと知っている
なんにも無い
そんなはず無いだろう
からだがあり
こころがあり
いのちがあり
悩むことがあり
困ることがあり
雨音が聴こえて
暑さも感じる
眠気もある
もうすぐ眠れる
そんな予感だってある
眠れなかったら
そんな不安だってある
たとえここがどん底だろうと
目を閉じれば
夜が見えて
聴こえる
わたしは
部屋にすべてを委ねて
からだを 意識を
深く沈めた
ふたつのまなうらには
ほのかにひかる星の群れが見える