カルハ染織研究室

染め紡ぎ織りの日々と田舎の暮らし
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意を決して、蒅をしこむ2020.8

2020年08月23日 | 藍の栽培・加工・染色


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たぶん、3年ぶりの蒅作り。
前回はハエがたかってしまい泣く泣く山へ帰したのでした。
8月20日は暑い!とのことだったので
思い切って蒅を仕込むことにしました。

蒅作りには乾燥藍が沢山必要です。

目標は最低でも3kgでしたが、2〜3年で
用意できたのは2kgほどでした。





一年経つと発芽しないと言われる藍の種は、飽きっぽい私に種を撒き続けるという
継続した仕事をもたらしました。
少量ですが、ここまで続けられたことに感慨深いものがありました。


バケツから溢れる乾燥葉。





1.3倍の水と合わせながらバケツに入れていきました。
2.6Lの水をお椀ですくいながら少しずつ入れました。





するとバケツの半分ほどになりました。
水と合わせる前に葉を細かくするのですが、あまり細かくできませんでした。
ただ、乾燥する段階で生のうちに揉んでいるので一つ一つのかけらは小さかったです。
特に古いものは一部、粉になっていました。


翌日のバケツの中心部の温度は40度をこえていました。




これ以降も、朝晩混ぜて音頭を測りましたが、40度を超す温度は計測できませんでした。

3日経った今日、心配になったので
ひとまわり大きいバケツに湯を張り
蒅を仕込んだバケツを付けてみましたが、
果たして発酵が進むのかわかりません。

臭いは強くなってきましたが、アンモニアまではいかないのでもう一晩やってみようと思います。




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