25.9.1(日)
9月になった。今週も雨の中、やっことさわといっしょに第2回巡礼に出掛けた。
第48番札所西林寺へ。
<西林寺>
741年、聖武天皇の勅願により、行基が伊予の国司越智玉純とともに現在の松山市小野播磨塚あたりに堂宇を建立し、本尊十一面観世音菩薩を彫像、開基した。807年に弘法大師が四国霊跡を巡礼したときに国司越智実勝と協議した上、現在地に移し伽藍を再建した。越智氏は伊予の豪族で、後にこの地を治めた河野氏もその一族といわれている。当時村は干ばつに見舞われていた。弘法大師は村人を救うために錫杖を突き、近くで清水の水脈を見つけた。寺の西南300mにある「杖の淵」はその遺跡とされ、水は涸れたことがなく土地を潤し、昭和60年の「全国の名水百選」にも選ばれている。
水屋で手を洗い身を清める。さわも馴染んできた。
読経
蓮
第49番札所浄土寺
<浄土寺>
天平勝宝年間(749~757年)、聖武天皇の皇女、孝謙天皇の勅願により恵明上人が創建した。後に弘法大師が錫巡したときに再興された。踊念仏の祖、空也上人も3年間この地に滞在し、その教えは伊予出身の一遍上人にも引き継がれた。1192年源頼朝が河野通信とともに堂塔を修復する。一遍の祖父でもある通信は、西国の豪族ながら源氏に味方し、屋久島の戦いや壇ノ浦の戦いに水軍を率いて参加している。幕府の有力御家人となるが、一遍の頃は衰退し、その後、盛り返して河野氏は伊予の守護大名となる。
第2回四国八十八か所巡礼……第48番札所西林寺、第49番札所浄土寺
去年の9月は、瓶ヶ森林道に出掛けていた。
24.9.15(土)
そろそろ、登山にいい季節になってきた。9月は連休も多く忙しくなりそうだ。