25.10.14(日)
早朝ツーリングから帰り、お遍路に変身。
10時にさわと自宅を出発。るいが谷上山で愛犬SORAの散歩をしているとのことで、谷上山でるいをピックアップ。
伊予ICから高速に乗り、第65番札所三角寺へ向かう。
谷上山で栗拾いをしたので、出発が少し遅くなった。
12時に入野PAで昼食。
第65番札所三角寺
<三角寺>
天平年間、聖武天皇(在位724~749)の勅願により、行基が開いた。その後、815年に弘法大師が訪れ、本尊の十一面観音像を刻んで安置した。さらに不動明王像も彫り、三角の護摩壇を築いて21日間、国家の安泰と万民の福祉を祈念して「降伏護摩の秘法」を修法したという。この護摩壇の跡が庫裡と薬師堂の間にある「三角の池」の中の島として現存し、寺院名の由来ともなっている。時の嵯峨天皇からも篤い帰依を受け、七堂伽藍を備え寺は大いに栄えたという。だが、長宗我部軍の「天正の兵火」に遭い、本尊以外を焼失した。現在の本堂が再建されたのは嘉永2年(1849)で、昭和46年に修復されている。
いつものように鐘を鳴らす。
第66番札所雲辺寺へ。
<雲辺寺>
789年、弘法大師が創建したとされる。大師が16歳の頃、善通寺建立の材木を求めて山に登った際に深遠な霊山に心打たれ、一夜にして堂宇を建立したという。2度目は807年、大師34歳のとき、唐から請来した宝物で秘密灌頂の修法をした。さらに818年、嵯峨天皇の勅を奉じて登り、本尊を彫造して、仏舎利と毘廬遮那法印(仏法石)を山中に納めて七仏供養をし、霊場と定めた。
雲辺寺山(標高927m)の山頂にあり札所の中でも最高峰の位置にある。
香川県側からロープウエイを使って登る。大人往復2,000円、子供1,000円、小学生未満無料。ロープウエイ駅から歩いて登ることもできるが2時間かかるというので、少し迷ったがロープウエイを選択。
松山城のロープウエイと比べて、値段も高いが速度も速い。大きさも倍くらいはある。
徒歩2時間かかるところを、たった7分で頂上へ引き上げてくれた。
金剛力士に驚く二人?
残念ながら鐘はつけない。
第67番札所大興寺
<大興寺>
742年、熊野三所権現鎮護のために東大寺末寺として現在地よりも約1キロ北西に建立され、792年大師の巡錫を仰ぎ、823年嵯峨天皇の勅により再興された。しかしながら、戦国時代末、長宗我部元親の兵火により一部を残してことごとくを焼失、慶長年間(1596~1615)に再建されたが再び焼亡、本堂は寛保元年(1741)に建立されたものである。
長い階段に疲れ果てた様子。
しかし鐘をつくことは忘れない。さわの大事な仕事。
その後、萩の湯に入って帰った。
第8回四国八十八か所巡礼……第65番札所三角寺、第66番札所雲辺寺、第67番札所大興寺。