札幌に住む幼稚園時代からの友人、うめちゃん。
西区に中古の家を買い、よくやく犬と暮らせると
保健所から引き取った犬、太郎。
外でしか排泄をしないため少なくても朝と夕はお散歩に行く毎日。
そんな生活が続いた15年。
ある日は野良猫が産んだ子猫を見つけたり
弱っている猫を見つけたり、その度に飼い主の
うめちゃんは保護して里子に出したり、時には逃げられたり(笑)
そんなタローちゃんが1ヶ月ほど前に
妙にお腹が膨らんでいるのを不思議に思い
病院に行ったところ、リンパ腫で腹水が溜まっていたそうです。
抗がん剤も2度したけれど、その度に体調が悪くなるタローちゃん。
彼女はそんなタローちゃんを見て、抗がん剤をしても苦しむだけなら、何をしても元気な頃には戻れないなら‥と、抗がん剤 をやめる決断をくだしました。
そして、昨日の朝、ちょっとゴミを捨てに行っている2〜3分の間にタローちゃんは静かに旅立ったそうです。
享年15歳
若い頃は、メガネをかけたような顔の模様が
可愛かったよね。
決してフレンドリーとは言えないけれど
ジワジワと近づいて真横で観察している
めんこさがあったよね。
タローちゃん、幸せな犬生だったでしょ?
たくさんの愛情を注いでもらったよね?
うめちゃんのこと、ずーっと見守ってね。
タローちゃん、ありがとう。
ありがとう。
「タロは犬だけど、犬じゃないんだよ。」
そう言った彼女の言葉が心の奥に残っています。
犬と暮らしている人なら、その言葉の意味がわかるはず。
タロちゃん、安らかに。
合掌