私がまだ小学生だった頃、 近所で飼えなくなって貰い手を探していた白いトイプードルをも貰い 妹のように可愛がった。
その犬は、私が進学して親元を離れていた19歳の頃にしんでしまった。
それ以来、私は犬と暮らしたいと思うこともなく犬に対しての興味や関心もなく結婚をして子供を育ててごくごく普通の端から見たら幸せそうに見えるであろう暮らしをしていました。
そんなある日、私はある病気であることが発覚したのです。
治療のために手術をして家に戻れたまでは良かったのですが、心が壊れてしまい一歩も外に出ることが出来なくなってしまったのです。
当時、保育園に通っていた娘を保育園まで送っていくこともスーパーに買い物に行くことも出来なくなってしまったのです。
とにかく家族以外の人間と接することが無理な状態でした。
そんな私を見るに見かねた夫が
「よし!犬を飼おう!!そうすれば嫌でも散歩に行かなきゃならないし、犬を散歩させている人と友達になれるかもしれない」
犬に対しての知識もあまりないままで噂に聞いた山の中にあるブリーダーを訪ねてそこのオジサンに勧められるまま連れてきたのが メリー(ミニピン♀)
たかが犬、されど犬。
犬は愛情そのもので、とても大きなパワーを持っていることを知りました。
このメリーに私の気持ちはどれだけ救われたかわかりません。
どれだけ感謝の言葉を並べてみても足りないほどです。
メリー 多中心型リンパ腫にて 2011年12月22日 永眠
★シャーリー
メリー1匹じゃ寂しいかも?と、ネットの里親募集サイトを見ていた時に一目惚れしたワンコ。
控えめで優しい性格のシャーリーでした。
犬友達には、見た目の印象からミッキーマウスちゃんと呼ばれていました。
シャーリー 2005年 9月14日 永眠
★アイちゃん
シャーリーがお世話になっていた団体か看取り覚悟で面倒をみてもらえないだろうかという話があり、お預かりする。来たときから痴呆の症状あり。
それでもお散歩は大好きでそれはそれは楽しそうにあるいていました。
アイちゃん 2001年12月31日 永眠
★アイ太
アイちゃんを荼毘に付した帰り道で道路の真ん中を行ったり来たり。
「危ない!車に引かれちゃう!」辺りを見回してみるも飼い主の姿はどこにもない。
よく見ると首よりもかなり大きな首輪を着けていてブカブカ。
なのに首回りの毛は禿げて肌が見えている。睾丸が異常なほど腫れていた。
呼んで こっちに来たら病院に連れていこう。と、呼んでみたら尻尾をブンブン振って嬉しそうに走ってきた
一緒に暮らしていて何ひとつ嫌なところが見当たらない 性格も何もかもが 「◎ 」
アイ太 2006年3月9日 永眠
もう少しだけ次回に続きます