マヨナカの喫茶店。

ヤプログから引越ししました(*´∀`*)

シアワセ。

2005-05-31 22:35:28 | ∮独り言の小箱∮
40を目前にしたアタシが、
やっと「結婚」と「恋愛」の違いが解ってきたような気がする。
違うな、厳密には「結婚」と「恋愛」と「心の友」の違いという感じかな。

いつも一緒に居たくて、ずっと一緒に居たくて、サヨナラが嫌で
誰にも取られたくなくて、アタシだけのものであって欲しくて。
執着と依存は人を狂わせる。

16歳の恋愛感のまま結婚したアタシが、倦怠期を迎え、
それを乗り越えることなく離婚した。

最近思ったことは、望み=幸せでもないという事。
望みは自分一人が願うものだけど
幸せは、自分を取り巻く多くの人々も関係してくる。

自分一人が絶対に(こうすれば)幸せと思っても、
自分を取り巻く多くの人々との関係の中で
その「幸せである」というバランスを取り続けるのは難しい。

「結婚」と「恋愛」と「心の友」
永遠にどれか一つの道しか選べないといわれたら、どれを選ぼう。
(下に続く)


シアワセ。(続き)

2005-05-31 21:50:01 | ∮独り言の小箱∮
(上からの続き)
何となく自分の人生に不安があって、支えてくれる相手が欲しくて
大体の人々がそうするように、何となく通過しなくては肩身が狭く
多くの女性は一度は憧れるものが「結婚」
ただ、そこはゴールではなく険しく厳しい他人との共同生活のスタートである。

ほとんど責任が発生しない、自由に心の赴くままに愛したい・・・。
自分の時間を大切にしたい、好きであるが家族ではない「恋愛」

オトコはいつの時代からか オンナを支え、
オンナはいつの時代からか オトコに尽くす

アタシは、ふと気がつくと いつしか自立していた。
いつのまにかオトコになってしまったのかもしれない。

日々やりくりし、生計をたて、子供を育て生きている。
あぁ、もっと前に、せめて自立してから「恋愛」、「結婚」という順番だったら
今頃どこでどんな生活を送ってるのだろうと思ったりする。

もう二度とこんなツライ別れはないだろうと思うような別れを経験して
しばらくは凹みつづけたアタシは、やっぱり日常を生きている。

そして今は、「結婚」も「恋愛」もいまいちピンとこなくなって
自分の心に確実に消えることなく出来あがった「心の友」というスペースに
安堵を覚え始めている。

オトコであるとかオンナであるとか、そういうのを認識しないそのスペースに
アタシは守られ、相変わらず平凡に平和に日常を生き続けている。

そういう「自分意外の他人」に巡り会い、分かり合えた事を
今のアタシは何よりの幸せだと思いたい。