大雨でなかなか畑に入れないことが多いですが、昨日、一昨日の京丹後は少しだけ太陽が出ていました。この間、貴重な晴れ間を逃さず人参の播種をしましたよ。
大雨の前に発芽していた人参の双からは、本葉がちょっとだけ顔をのぞかせていました。
よかった、生きてる!
気になっているのは人参は種を蒔いてから発芽まで1週間ほどかかるので、まだ芽が出ていない子たち。
人参は発芽まで土が乾いてしまうと芽が出ないのですが、発芽には必ず酸素も必要なので、雨が続きすぎても窒息してしまいます。乾いた地面に強い雨が当たっても土が固まってしまって芽が出にくくなります。一応、雨が降るってわかっていながら降り始める前にスミサンスイのやわらかい水をかけておきましたが、さてどうなるでしょうか。
今年は全部で32本人参の畝を立てました。経験上、毎年8月15日前後に種を蒔いた人参が形や大きさが年末年始にかけてそろいます。そこで大雨の前までに10本種を蒔いて、15日に5本、16日に5本、と蒔きたかったのですが、15日は天気が急変して1本だけ、16日にまとめて9本一気に蒔きました。
これで20本、全体の3分の2ほどを蒔くことができて良かったです。
今日降った雨はとても柔らかくていい雨だったので、この日の分はちゃんと芽が出てくれることと思います。
それにしても、16日は他の作業もあったので人参の播種は久しぶりのワンオペで疲れました。一人農業の方々は、いつもこうしてるんだわと思うと、2人でやれることに感謝しつつ、一人農業の方々を改めて尊敬しました!