東京から持ってきたソメイヨシノが大きくなりすぎたので切ってみたらやっぱり「桜切るバカ」で枯れてしまいました。
やっぱり剪定好きの私には「梅切らぬバカ」の梅の方が向いているかもと思ったわけでもありませんが、昨年、梅干用に買ってきた梅の中に少し痛んだものが入っていたので育ててみることにしました。
まずはかたい殻をむいてみるとナッツのような物が入っていました。
こういう種は大体この薄皮をむいてやったほうが早く芽が出てくるはずなので傷をつけないよう注意しながら剥けるところまで剥いてみました。
すでに小さい根っこのようなものが見えています。
乾燥しないようにキッチンペーパーを濡らして北側の窓辺に置いておきました。南瓜の芽出しの応用♪
このころは玉ねぎの収穫と冬野菜のための圃場準備で忙しく10日ほど放置していたら根っこと本葉が出ていました。
双葉の一部が傷ついてますね。気を付けて剥いたつもりだったけど。。。
急いでポットに適当に土を入れて植えつけました。
タイミングは悪くなかったようで、すぐに活着して1週間ほどで幼苗(?)になりました。
このころようやくネットで検索してみたら、本来は乾燥しない様に次の春まで持ち越して、早春に種を植えるのが正しいようでした💦
でもまあ、ちゃんと育ってきたからいいか
そして秋が来て丸坊主になって冬を越しました。
ポットの底から根っこが出ていて根が詰まっているようでもあり、小さい鉢に植え替えておいたら、暖かくなるにつれて新芽が膨らんできました。
まだ生きてる!
南高梅はどうやら1本では実がつかないし、そもそも種からだと親の形質を受け継ぐことは滅多にないようです。
でもこんな超適当に世話をしているだけで生きているなんて思ったよりも梅って丈夫だし、花は咲くようなのでそれなりに楽しめるといいな~と思っています。