輸氣を使う整体ブログ

野口晴哉先生の輸(愉)氣という療法を主体とし、二宮進先生が考案した整体を書いていきます。

腰痛の方で、マッサージをしても元に戻るのは何故?

2024-10-17 22:35:59 | 日記
腰に痛みがある人が、時間でする整体や
リラクゼーションマッサージをしても
痛みがなくならず、
一生の付き合いになるのは、なぜか?
それは体を弛ませるだけ、弛ませて放置するからです



自律神経というのは、
交感神経
副交感神経の二つから成り立っています
交感神経のスイッチがOnになることで、
日中 元気に動き回ることができます

交感神経のスイッチがOffになると、
副交感神経が元気に働き、
体が弛むことでリラックスでき、
ホルモンの分泌が体の機能を活性化させるために働くのです

けれど、
弛ませるだけ弛ませたままだと、
引き締まる緊張感が保つことができないため、
やる気がなくなり体がだらけてしまいます

やる気が起こらない体は、常に 疲れやすく冷えやすい

ストレスを体の中に溜め込み、知らないうちにゴミ屋敷状態を作り出します

よって、
体がニュートラルにならないため、
いつまでたっても痛みが消えず、
一時的に腰の痛みが引いて治ったように
“見せ掛けもどき”が増産され続けてゆくのです


本気で体をよくしていきたいのなら、
まず自分の回復力を信じることが
第一であり、
その眠ってサボっている力を
目覚めさせるきっかけを作ってあげることが大切なのです

それに役立つのが、輸(愉)気(ゆき)の力なのです

輸(愉)気(ゆき)を使う整体をすることで、
体の内側から少しずつ変化が起きてきます


体は強い刺激に弱く、
一気に治そうとすればするほど
体の中で不具合が増え各器官にストレスがかかります
そうなれば壊れるしかないのです
再生されることなく、壊れ続けます


ですからそうならないために、
少しの刺激でゆっくり時間をかけて、
体を弛めて引き締めてを繰返しながら要らないゴミを捨てながら、
体をニュートラルにするから元気にハツラツな健康を手に入れることができるのです


腰痛になる人の特徴は?
・体が冷えている人
・足先が外側に開き骨盤が開いたまま、元に戻らな
 い人であり、小指に重心が掛かる人
・糖尿病患者さんに多い(親指に力が入らない)
・二度寝、三度寝をする人
・体が乾いている人…などです


下半身がしっかりしていないと、
上半身を支えることができません
上半身には、
多くの臓器が右側に偏って入っているため、
そのバランスを取るために、左足を軸足として使うことで、心臓の働きが活性化され、
全身の血行がスムーズに流れることで、生きる力が保たれるのです


薬を飲む行為も
貼り薬をつけたとしても
それはただの症状に対して慰めにしかならず
体がよくなるわけではないのです

ブレーキのきかない車に乗っている状態


体のメカニズムを知ることで、無知で体を壊すことなくなります

自然作用を利用することで、体は自然に良い経過を辿るのです

それは腰痛であろうと、
膝痛であろうと、癌(がん)だろうと、同じことです

体を弛めて過ぎて、
骨盤の動きを止めてグダグダにしてしまうと、
(うつ)を発症します

特に、3月からお盆の頃にかけて、
体は最大限に全身を弛ませます

その後、引き締まりが始まります
体は季節に合わせて自動調整しているのです

体の中の熱を逃がして汗をかくことで
体を自動的に冷やすように働く
正常な体であれば例え、
体を弛ませる自然作用が働いたとしても
体を引き締め弛めるという動きをしますので、
体の本来の“緊張と弛緩のバランス”が保たれるのです

けれどマッサージのように弛めて弛めぱなしでは、
ネジは飛ぶしかないのです

引き締まることができない体は、
壊れるしか道がないと思ってください
まず、
・やる気がなくなります

・食欲旺盛になり、食べても食べても満足せず、
味覚が落ち食欲中枢が麻痺し続けます

・腸は常に働き続けることで、大掃除ができない

・体がどんどん冷えて機能しなくなると、
肝臓や腎臓、泌尿器の働きがさらに悪くなること
 で捨てる力を失う


体が冷えれば各臓器の働きは鈍り、
当然 血液の流れも悪くなるという悪循環しかない

それらを放置することで、
(うつ)になり、抗うつ剤を飲むことで
体の感覚が麻痺し、負の感情に支配され
生きていることに意欲が持てなくなる(失望する人生)そんな人生に行き着いてしまうのはもったないと思いませんか?







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