わくわく!バンジージャンプするっ!

好きなものや気になることについていろいろ語ってみようと思います。

一文字隼人、心中お察しします。「シン・仮面ライダー」観ました。

2023-04-17 19:02:00 | 映画
「シン・ゴジラ」が大好物な私。

「シン・ウルトラマン」…はおいておいて。(拝見しましたが、メフィラス星人以外記憶から消失)

池松壮亮
柄本佑
浜辺美波
の「シン・仮面ライダー」は公開当初から興味津々だったのですが、すっかり後塵を拝し、今頃の鑑賞です。

これとか

100分de石ノ森章太郎 - 100分de名著

100分de石ノ森章太郎 - 100分de名著

放送開始から50周年を迎えた「仮面ライダー」。原作者である、天才漫画家・石ノ森章太郎の回をアンコール放送。その作品の可能性を気鋭の論客たちが徹底的に論じ合う。...

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これとか

ドキュメント「シン・仮面ライダー」

ドキュメント「シン・仮面ライダー」

ドキュメント「シン・仮面ライダー」2023年3月31日放送開始(予定)の番組シリーズです

ドキュメント「シン・仮面ライダー」 - NHK

 
まさか東映とタイアップか?と疑うほどのNHKの「シン・仮面ライダー」推しに触発されたのは否めず。

だってどちらも超面白かったんですもの。
特に、制作ドキュメンタリーは
「これは、絶対映画を観に行かなくてはっ!」と思う内容。

庵野秀明監督の感性と現場スタッフの職人魂のせめぎ合い、俳優たちの戸惑いの様子がしっかり映し出されており、この映画の熱量をヒシヒシと感じました。
さあ、予習は万全!いざ映画館へです。

ネタバレご容赦。
以下、ご自身の判断でどうぞ。

大変面白かったです。
想像以上でした。

ドキュメンタリーを見ていたので
どんなテイストなのかある程度は想像していましたが、はるかに生々しいことに驚き。

あれが、こうなるんだー。
映画って凄い!

庵野監督がアニメでは撮れないものを撮りたいと言っていたことを思い出し、これはアニメじゃできないわと納得。

ドキュメンタリーで膨大なスマホカメラでの撮影の様子などを拝見していたので、この大量の映像をどうやって編集するのか、
出来上がりに大変興味があったのですが、
その大量カメラによる映像のスピード感と技術による肉感(プチュとかグチャとかドバッとか)が暗めの映像と相まって、
残酷で哀しい宿命を背負った本郷猛
を際立たせていたように感じました。

池松壮亮くんが素晴らしく。
仮面の中の表情がわかるような。
それは声なのか立ち居振る舞いなのか
わからないのだけれど、仮面をつけてる時とつけてない時で感情が明らかに繋がっていて途切れていないのがわかるのがすごい。

浜辺美波ちゃんはアンドロイド的な役が上手い。これは、褒め言葉。

ちょっとだけだけどとっても楽しそうな長澤まさみちゃんとか。
顔が出てこないけどすぐわかった大森南朋氏とか。
松坂桃李くんや松尾スズキ氏
竹野内豊さんや斎藤工くんなどなど
まあ、豪華な方たちがいっぱいなのも見応えあり。

森山未来くんは
この役はやっぱり森山くんしかいないよね
と納得の配役。

森山くん演じるチョウオーグとダブルライダーの決戦のシーン。
泥臭く、人間臭くて良かった!

そして、軽ーい感じで後半登場の一文字隼人。演じるは柄本佑くん。
これがねぇー。
暗くて重い感じの本郷猛と正反対のキャラクターで、私的にはとても救われた気持ちに。
軽やかな風のような自由な感じが
新しい仮面ライダーぽくて悪くないといった印象でした。
続編の話があるやらないやら?

ラストシーン、去っていく2人(ふたりです。)がとても良かったので、ここで完結でよいかも。
託されても一文字隼人辛くない?(笑)


そして最後に書いておきたい。

ドキュメンタリーを拝見して
一番印象に残ったのは
アクション監督の田渕さんでした。

俳優さんに怪我がないよう撮影が滞りなく
いいシーンが撮れるように
映画のアクションシーンの殺陣や段取りを
綿密に考え考え準備をすすめるも、庵野監督のイメージと合わず、何度も何度ものダメ出し。しまいにはその場で考えた方がよいと言われたりして。
よく心が折れないなと見ていて気の毒になる展開が延々と続いていました。

でも、映画を観て、いっぱいいっぱい変わってすごいすごい大変だったかもしれないけれど、その積み重ねがアクションシーンに滲み出ている気がして、大変感動。

映画を作るって本当に本当に大変な仕事なのでしょうが、きっと認められた時の喜びは何物にも代え難いものなのだろうとお察し。
ダメ出しし続けた庵野監督もたぶん辛かっただろうなぁー。

皆さま、本当にお疲れ様でした。
大変楽しく拝見させていただきました。

田渕監督
こちらも楽しみにしてます。
頑張ってください!
観に行かせて頂きます。
地球の片隅で叫んでおくことに。

長谷川博己&大正13年なんて
素敵すぎ。


ワクワク
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