ちっちゃいことは気にしない

散々ぶーたれていたドラマ「suits/スーツ」ですが、第3話を家族が観ているのを横から眺めていましたら…。

「あれ、普通に見られる」（笑）

普通の弁護士バディものとして拝見しております。
私なぞのこだわりはその程度のもので。

そして
「昭和元禄落語心中」が面白くて。

NHK「昭和元禄落語心中」

友人らに面白いねと話しましたら

漫画が良すぎて恐ろしすぎてドラマは観ることが出来ていない

とのこと。

しかも同様の感想が信頼筋2名より寄せられ。

みんな漫画(コミック)よく読んでるんだなぁー。
と驚きつつ、そんなに原作面白いのかいっ！

居ても立っても居られず。
コミックを探そうと思っていたら
Amazonプライム・ビデオさんに
アニメが全話見放題でアップされているのを発見！

アニメ「昭和元禄落語心中」

まずはこっちからだろう。
ということで
ここのところアニメ三昧しておりました。

いやはや、面白い。
完成度高い。
多分、原作にかなり忠実。
落語のお話も結構たっぷり聴かせてくれます。

落語愛と唯一無二の友情と嫉妬と。

全てをひとりで抱えて生きる人間の孤独と
人との出会いと別れと。
縁と運命とを。

決してネチネチすることなく
江戸っ子気質ですっきりと潔く、かっこよく。

昭和の落語界を舞台にした人間模様が爽やかながら色っぽく描かれた秀作でございましたー。

いや、泣いた、泣かされた。
いい話だった。
コミックも読んでみないと。

そんな状態で実写ドラマの第2話を見ると
大抵は「ちがーうっ！これじゃないっ！」と
叫びたくなりそうなものなのですが。

これが何故かストンと落ちた。
「あーだから岡田将生くんだったのか」と。

第1話の老けメイクに違和感があったドラマが
過去パートの若い姿に戻ったせいもあるのでしょうが、なるほどね。と腑に落ちました。

尺の関係でしょうか。
ドラマでは落語の演目は
そうそう聴かせては頂けないのがご愛嬌です。

落語フルで聴きたくなります。

しかしまぁ。
世の中にはいろんな優良コンテンツがまだまだゴロゴロしていてまだまだ楽しいものにありつけそうな予感。
ふふ。

そこで
本日のお題。
「ちっちゃいことは気にしない」ですが。

いろいろなものを
存分に楽しむためには気持ちを広く持って
重箱の隅は突かない！（笑）

つまらないと思ったらその中から
面白いものを探してみよ。

と決意を新たに致した所存です。

しかし、アニメ原作が面白いのは
話数制限ないからじゃないかなぁー？
のびのびとしたストーリー展開を見つつ実感。

今の民放ドラマの
10話完結、CM入れ放題じゃ
面白いもの作ろうったって作る方大変だろうなぁー。

決意を新たにしつつ、そんなドラマの危機を
感じたりする今日この頃です。