『グッド・バッド・ウィアード』/予告編
いよいよ明後日嵐影ジャパンプレミアですね~。
もちろん申し込みましたが当然外れました。(笑)
しかも月末の月曜日なんて・・・びょん君迎えにさえ行けないよ・・。
・・というわけで豊洲にも参上せず。
翌日のワイドショーに期待したいと思います。
行かれる皆様楽しんできて下さいね~。
さて。
こんな時に何ですが・・・ネタはまだ続きます。
でも、今日はびょんネタだよん。
先日、お友達が
「haruさん、絶対食いつくと思って・・」
・・・とこれ送ってくれました。
『新潮』2009年8月号
新潮社
なななんと。
あの四方田犬彦先生が
「グッド・バッド・ウィアード」のレビューというか考察というか・・
とにかくしっかり先生の視点で分析してくれております。(号泣)
え?四方田犬彦って誰よ?
・・・という方はこちら過去記事をご参照下さい。
過去記事『四方田犬彦って誰ですか?』
過去記事の四方田先生紹介記事リンク切れているようなので
再び こちら四方田犬彦先生MAMMO.TV
これがですね、実に面白いです。
『奴奴奴』(四方田先生・・日本版タイトルにダメだし。監督と制作者が題名に込めた裏の意味が分からなくなってしまうので『奴奴奴』がよい。)
娯楽アクションに徹しながらももう一方で決して民族主義的な道徳意識を忘れていないところがこの映画の特徴だと先生、語ってます。
見方を変えるならば道徳意識を隠れ蓑にしていくらでも荒唐無稽な拳銃ごっこを披露する・・そのあたりの商策がなかなか大した映画だと。
ジウンちゃん・・褒めてもらってるよ。(号泣中)
比較文化やアジア映画、韓国に関して造詣が深い四方田先生ならではの視点で
ノムの背景に描かれている民族間の力学やアジアの人々が感じる満州へのロマンティシズム、ひいてはハリウッドにおける西部劇の衰退と西部劇が形を変え世界へ波及した経緯についてまで論じてくれています。
そして『奴奴奴』は西部劇の世界的波及運動の最先端にあたる現象だと(笑)
しかも2000年代全世界的に退潮したこのジャンルで時空の秩序を省みず制作されたこのフィルムは呆れ返るというべきかともあれ何か爽快なところがある・・舐めていると後で大変なことになるぞ!とのことです。
いやはや爽快爽快。
とにかく。
とても面白いコラムです。
是非、公開前にご一読下さい。
冒頭デイビッド・キャラダインの死とブルース・リーについて熱く語られております。
その段落の最後のあたりを読むと『奴奴奴』を取り巻く映画環境にとても希望が持てる気がいたします。
こういう見方もあるのかと・・ひたすら感心。
公開が待遠しくなってまいります。
出来るだけ大きな画面で
満州の荒野を走る彼らの中に
韓国社会のイデオロギーを示すシニフィアン(意味するもの)としての誇りを確認したいと思います。
いよいよ明後日嵐影ジャパンプレミアですね~。
もちろん申し込みましたが当然外れました。(笑)
しかも月末の月曜日なんて・・・びょん君迎えにさえ行けないよ・・。
・・というわけで豊洲にも参上せず。
翌日のワイドショーに期待したいと思います。
行かれる皆様楽しんできて下さいね~。
さて。
こんな時に何ですが・・・ネタはまだ続きます。
でも、今日はびょんネタだよん。
先日、お友達が
「haruさん、絶対食いつくと思って・・」
・・・とこれ送ってくれました。
『新潮』2009年8月号
新潮社
なななんと。
あの四方田犬彦先生が
「グッド・バッド・ウィアード」のレビューというか考察というか・・
とにかくしっかり先生の視点で分析してくれております。(号泣)
え?四方田犬彦って誰よ?
・・・という方はこちら過去記事をご参照下さい。
過去記事『四方田犬彦って誰ですか?』
過去記事の四方田先生紹介記事リンク切れているようなので
再び こちら四方田犬彦先生MAMMO.TV
これがですね、実に面白いです。
『奴奴奴』(四方田先生・・日本版タイトルにダメだし。監督と制作者が題名に込めた裏の意味が分からなくなってしまうので『奴奴奴』がよい。)
娯楽アクションに徹しながらももう一方で決して民族主義的な道徳意識を忘れていないところがこの映画の特徴だと先生、語ってます。
見方を変えるならば道徳意識を隠れ蓑にしていくらでも荒唐無稽な拳銃ごっこを披露する・・そのあたりの商策がなかなか大した映画だと。
ジウンちゃん・・褒めてもらってるよ。(号泣中)
比較文化やアジア映画、韓国に関して造詣が深い四方田先生ならではの視点で
ノムの背景に描かれている民族間の力学やアジアの人々が感じる満州へのロマンティシズム、ひいてはハリウッドにおける西部劇の衰退と西部劇が形を変え世界へ波及した経緯についてまで論じてくれています。
そして『奴奴奴』は西部劇の世界的波及運動の最先端にあたる現象だと(笑)
しかも2000年代全世界的に退潮したこのジャンルで時空の秩序を省みず制作されたこのフィルムは呆れ返るというべきかともあれ何か爽快なところがある・・舐めていると後で大変なことになるぞ!とのことです。
いやはや爽快爽快。
とにかく。
とても面白いコラムです。
是非、公開前にご一読下さい。
冒頭デイビッド・キャラダインの死とブルース・リーについて熱く語られております。
その段落の最後のあたりを読むと『奴奴奴』を取り巻く映画環境にとても希望が持てる気がいたします。
こういう見方もあるのかと・・ひたすら感心。
公開が待遠しくなってまいります。
出来るだけ大きな画面で
満州の荒野を走る彼らの中に
韓国社会のイデオロギーを示すシニフィアン(意味するもの)としての誇りを確認したいと思います。
日本版ノムの予告編を見て以来、
虫の居所が悪かったのですが
(あの、品のない、下世話なコピーに、ジウン監督の美学はどこにいった、と一人息巻いていたのです)
確かに娯楽映画なんでしょうけどね。
四方田先生の蘊蓄の深さに
なるほどと、こうべを垂れた次第でした。
正直、あの時代設定にして
しかも、「イシハラ」などと実在の日本の軍人を連想させる人物を配すなんて、絶対、ただの娯楽映画ではありえないと思うんですよ。
やっぱり、韓国の人たちの抱えている時代のイメージを理解しないと。
まあ、ジウン監督は、娯楽映画として観てもいいよ、くらいの構えは持ちつつ、でも、本音は、もう少し深い読み方をしてほしいと思っているんではないかしら?
I Come With The Rain を観たあとに思ったのは、「悪人」って何なんだろ、ということでした。
私たちは、ものごとを善悪の二項対立で判断してしまうけれど、ドンポはまるっきり悪人なの?という問い。おそらく、彼も生い立ちから幸せからぬものがあって、行き着いたところがあそこ。そして道徳的なものさしなどとうに忘れていたはずなのに、「あなたを許す」といわれたとき、初めて自分が何を求めていたのかきづいたんじゃないかしら。同時に、「蜘蛛の糸」を思い出しました。どんな悪人でもそうなりきれない、んだと。
だから、もう一度チャンイを、まっさらになって観てみようと思っています。あの「悪い奴」の生きざまを!! あの虚無感がどこからきているのか、大いに妄想の場になりそうですけれどね。
仏語版のチャンイは、本当に実感わかず。かつて、スペイン語吹き替えで、ダンスウィズウルブスを観て以来の、ちぐはぐさ。映像と音声と言葉、映画って、やっぱり総合芸術なんだと再確認しましたよ。
キャラダインとブルース・リーを語られちゃ、読まないわけにはいかないので、ざっと目を通しました。あとで、ちゃんと読もう。(笑)
ここまで、きちんと論じていただけると、チャンイマニアとしては、いや、ジウンマニアとしては、恐悦至極。
ぶっちゃけ、ストーリーなしの娯楽映画っていわれてるけど、奥深くにやけどしそうなほど熱い魂が込められてるジウンちゃんの「奴奴奴」。
公開が、楽しみで仕方ない。
私の胸の高鳴り、きこえるでしょ?(爆)
ここ数日すっかり生身の彼に翻弄されております。(^_^;)
この記事はもっと大きく取り上げられてもいいと思うんです。
こんな弱小ブログの片隅で紹介するのはもったいない。
それくらいいい記事だったと思います。いい機会をありがとうです。
公式には紹介あったのかしら。
できればあの映画を愛したい人みんなに読んでほしいと思います。
思い入れがある人ほど面白く読める記事。
そしてびょんに興味がなくても、歴史や韓国や中国大陸に思い入れがある人はこれを読んで「観てみようかなぁ」と思うかもしれない。
是非新潮の読者層に足を運んで頂きたいと思います。
日本でのプロモーションをどのようなスタンスで行うか…。売り出す方は必死に考えて娯楽色優先な売り方にしたんだろうなぁ…と。
奇抜さを売りにしている様子を私はそう悪くはないかなぁ…と思っておりました。
ミニシアター単館上映であればジウン監督の美意識が追求できたと思うとちょっと残念ですが、あの映画が背負った使命はきっととても大きいのかもしれません。
まずはとにかくあてること?(笑)
今後の韓国映画の命運をかけた…と言っても過言ではないと思うんですよ。
言わずもがな
ファンのテンションは最
お返事遅くなってごめんなさい。
事情は彼に聞いて下さい(笑)
で。この記事ね…深いからよく読んで。ジウンちゃんに誰か翻訳して送ってあげたらいいんじゃないかしら。
あの人のことですから四方田先生の分析はいい感じじゃないかなぁ…と。
まあこれが答えではないけれどこういうイケてる見方もあるんだと(笑)
大変感動しました。こんな深いものを感じさせる何かがあの映画の中に潜んでいる…というのがとても嬉しいです。
本当に楽しみですね~。はい聞こえてます(笑)
携帯で入れたので切れていることに気付かず。
えっと・・
何書いたっけかしら。
言わずもがな
ファンのテンションは最高潮。
でも、この映画はファンのための映画でだけでは終わらせたくないそう思います。
そういう点でも、この新潮の記事はとっても
大切な記事だと思うのです。
なんかもうちょっとまともなことを書いた気がするんですが・・
ごめんなさいね。