いまだ興奮冷めやらず。
BLUE GIANT友達の皆さんと映画の感想を交換したりして、楽しんでおります。
早速感想を。
若干ネタバレしちゃうかもなので
この先はご自身の判断で。
まずは、ストーリー。
世界一のSAXジャズプレーヤーを目指す
宮本大ちゃんのお話。
彼が上京して
ピアニストの雪祈と
大学生の玉田くんとJAZZトリオを組んで…というところまで。
コミックスはドイツ編を経て
現在はアメリカ編まで進んでいます。
2時間の尺に東京編を凝縮。
よって、仙台でのあんなことやこんなことはガッツリ割愛なのですが。
そこは演奏しながらあんなことやこんなことが脳裏に浮かぶ感じで大変巧く映画に盛り込んであるところにいたく感心。
コミック読みながら、
あんなことやこんなことに涙したことを
演奏聴きながら思い出すことが出来て、コミックファンには大変嬉しい配慮でした。
コミック巻末のみんなが大ちゃんとの思い出を語るインタビューも上手に活用。
これも端折った部分を補強するのに大変効果的だった印象です。
まっさらで映画を観た方はそのあたりどうだったのかなぁー。と気になるところ。
とはいえ、違和感ない感じにまとまっていたと思いました。
あんなことこんなことが気になった方は是非、コミックス読まれることをおすすめします。 2倍以上楽しめます!
コミック同様
大ちゃん、雪祈、玉田くん
それぞれの成長に涙涙。
JASSの演奏が、熱が、激しさが
彼らと関わる市井の人々に伝わって
巻き込んでいくところがまたまた胸熱なのです。
お豆腐屋さんもサラリーマンのお兄さんも
彼らの演奏を聴いて表情が変わるところが何とも羨ましい。
私の人生も変えてくれ!
お願いだ、私にも聴かせてくれー!
新橋でビラ配ってくれー!
と心の叫びです。
気分は彼らを静かに見守るJAZZBAR TAKE TWOのあきこさんなので当然ながらエンディングは号泣でした。
とにかくずっと泣いてたの。(笑)
そして、なんといってもこの映画の肝は
音楽
コミック内では音楽は想像でしかないわけで。
熱い、激しい演奏ってどんなだろうってただただいろいろなCDとか聴いて想像していたのですが。
驚くほどイメージにピッタリな音が流れてきて全く違和感ないことに驚き。
大ちゃんのSAXの迫力。
雪祈のピアノの華麗なタッチ。
玉田くんの一歩一歩着実に成長するドラムのリズム。
どれも想像していた通りの音色で
聴いているだけで涙が出てきました。
彼らの情熱と努力がびんびん伝わってくる。
上原ひろみさん、作曲されたのですよね。さすがだ。
上原さんに頼んでくれたプロデューサー神だ。
とにかく、大満足。
ドイツ編も作っちゃえ作っちゃえ。
期待大。
もう一回観に行こうと思っています。
TOP画像は5年ほど前、
大ちゃんを探しに仙台の
定禅寺JAZZフェスに行った時の写真。
残念ながら大ちゃんには会えず。
(当然です。)
どこに行ったら大ちゃんみたいな演奏聴けますかねー。
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