すごく好きそう。（バニラ・スカイを観る）

やっと、平常心かなぁ。
ちょっと落ち着いてきました。
さて・・・
ビョンホンが好きな映画らしいのでかねてより狙ってました。
ついに視聴。

結構評判あんまり良くなさそうなので覚悟してたんですけど
予想に反し面白かったです。

良く観てないとなんだかわからなくなる映画ではありますが、
とりあえず、この映画「オチ」がある。
この「オチ」ちょっと怪しい気もするけど
一応謎解きのように「救護員」が説明してくれるあたりは妙に親切で。
良くわからないまま終わっちゃうのがありありのを観付けたせいか
ちょっと親切すぎる感じさえしましたね。

とにかく「全然何だかわかんな～～い」というのは無い。
風景とかカットとかも綺麗。NYの空気の匂いがしそう。
特殊メイクも頑張ってたしね。
キャスティングも良かったかな。
ペネロペ・クルスは可愛いし、
キャメロン・ディアスは怖い。
トム・クルーズはトム・クルーズだった。
これしか言いようが無い。

しかし、この映画、作り手は作ってて楽しいでしょうね。
ビョンホンなんて絶対この役やってみたかったと思ってると思う。
私としてもゼヒやらせてみたい。
トム・クルーズ悪くは無いんだけど
彼からは壊れるような不安感があまり感じられなかったもので。
この役ちゃんとやるときっとすごく難しいと思います。

小ネタとして出てくる冒頭の「サブリナ」が私は大好きですし。
途中に入るビートルズのメンバーの誰が好きかって話も笑えるし
細部にいろいろこだわりが見えるのが面白かったですね。
メイキングによるともっといろいろ隠されているらしい。

しかし、メイキングに監督の解説付きの本編が入ってるんですよ。
通常の映画の音声が無くて代わりに解説なの。
これって、こうやって見ろって言われてるみたいで何だかしらけちゃって。
こんなの最後まで見たら感想書けなくなると思って冒頭のシーンでやめました。
これを書いたら試しに見てみようと思ってますが。
全くいろいろなことを考えるものです。

まあ、監督の意図はこうだけど・・・私はこうっ！
って言えるのがカッコイイと思いますが1回観ただけじゃ
気迫に負けてどれが自分の考えなのか見えなくなりそうです。
トムに愛着があまりないので多分2回は観られないしね。
でも、何度か観るとまた違った感想になり得る要素がある映画だとは思います。

インタビューでトムが言ってたことには妙に納得しました。
「映画よりも貴方個人のことが聞きたい」という失礼な記者に
「自分が違って見え始めたんだ。自分が誰なのかは自分で決めるものだが
他人が決めたりもする。だから少し自分を見つめ直したよ。」・・・だって。
この映画観るとそんな気持ちになります。確かに。

最後に妻夫木君に言っておこう！
トムはアクション俳優でビョンホンは演技派俳優なのだよ。
もう一回「甘い人生」観てみようね～～

★は4つ。ビョンホンの感性に敬意を表して。