MIU404
うんうん。と頷きながら読んで、またドラマを思い出し、ちょっと涙ぐんでしまった。
比べてなんと薄っぺらな私の感想。(笑)
野木亜紀子女史の脚本は
やっぱり面白い。
笑っちゃう「面白い」とは違う「面白い」。
しなやかにちょっと笑いでコーティングしながら、ズバッと核心をついてくるあたり
いつも凄いなぁーと唸ってしまうのだ。
台詞やシチュエーションに無駄がなく、無理がなく、緻密に計算され、回収されていく美しさ。
1時間の中に登場人物の人生が凝縮されているような感覚。
その本とそれを体現する綾野剛くん、源ちゃんなど周りのキャストの演技のハーモニーと米津玄師さんの音楽と。
三位一体な感じが心地よい。
この先も楽しみにしたいと思う。
スイッチねぇー。
押すのも押されるのもビビっていたら
先に進めないわよねぇー。
自分、何年進んでないかな。
押すときは用心深く、冷静に。
押された時は押された時だ。(笑)
矢吹のようにフラットでポジティブなバカに憧れる私。
そんなことを考えながら
録画してあったこれを観ました。
これ、好きなんですよね。
そこには、キラキラした笑顔の彼がいました。
美味しそうに料理を食べ、笑い、ポルトガル行きたいよねーって楽しそうに話す彼。
未だに信じられず。
彼のスイッチはどこにあったのかな。
分岐点は何処だったのかな。
避けられないことだったのかな。
ふと、考えてしまいました。
特にファンでもない私でさえ悲しいのだから、きっと彼の周りにいた方は志摩みたいにずんと重いものを抱えていたりしないかしら、と心配になったりして。
大きな妄想お世話なのですが、そんな人の側に矢吹みたいな天然スイッチがいることを切に願って大きな呟きを終わります。
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