恋する人は皆可愛いのだ。 『ハチミツとクローバー』を観る

ただ今帰りました～
ひとりで映画に行くよりもサイフは軽くお尻は重い・・
まっ、夏休みですから

さて・・・今日の映画はですね。
『ハチミツとクローバー』

本当は『ゆれる』が泣くほど観たかった私。
さすがに娘に『ゆれる』はどうよ。
・・・というわけで最初『ブレイブストーリー』と言っていた娘が
『ハチクロ』ならいいよん。
・・と言ってくれたので双方歩み寄りの精神でこれに落ち着きました。

えっ？もしやご存じない方も？
はい。相変わらずストーリーはコチラ『ハチミツとクローバー』公式HP

そうです。あのイ・ビョンホンに好きな俳優と言わしめた
『花とアリス』の蒼井優ちゃん出てます。

さて。感想です。
なんだかね。可愛いんですよ。みんな。
人を恋するってこんなに可愛いんだ・・・・って思う。
特に平凡な嵐の桜井君演じる竹本君がなかなか良くって。
彼が絵を描いている蒼井優ちゃん演じる「はぐみ」ちゃんを見て一瞬で恋に落ちる。
そういうセリフが冒頭にあるんですが。私もね。何だか「あ・・見ちゃった」って思った。
「ああ、こういうことあるんだろうなぁ・・」って。
・・で彼はそれ以来、何をしていてもエヘラエヘラしている。
歯を磨いていても道を歩いていても・・・あれ、こんな人知ってる。
それは私だ。
私・・ビョンホンに恋してるんだ・・・・（爆）映画館で気づいた私。
何を今更ですがね。改めて気づいてしまった。
だから竹本君が恋をしている様がたまらなく胸に染みてくる。
苦しくて切なくて・・見守ることしか出来ない・・恋。
うううううう・・・・・・（ウル泣き中）

えっ？旦那さんですか？
そりゃ、別ものってことで。

優ちゃんはとっても可愛い。ナチュラルでホワホワしていて・・感性がキラキラしているそんな天才の役をサラッと演じているのがとっても好感度大。
ストーリーは主要登場人物５人の青春物語。恋あり夢あり。迷いあり。
等身大の大学生・・より美大生のせいか情熱は感じるかな。
好きなことを持っている情熱。
彼らはきっと好きなものが見つかっている分幸せなのかも知れないかな。
今時好きなことやりたいこと見つからなくて探している子いっぱいいるんじゃないかな。
５人の中では意外に伊勢谷友介君が良かったですね。
彼は東京芸大卒で自分でも作品作ったりしているらしいです。
そのせいか天才的な芸術家肌の壊れた感じが悪くなかったかな。
「キャシャーン」のイメージしかなかったもんで。

あとそれを見守る大人たち。
境雅人が助教授だかの役で出てくるんですけど大人の役でね。
彼は嫌いじゃない。えっと・・「新撰組」の誰だったかな。
いつ見ても同じトーンではある・・けど。
でも、それはそれでね。ご馳走様でした。
あとこの映画の監督の「高田雅博」さんですが。
CMクリエイターだそうで
オダジョーのライフカードシリーズやダイワハウスの一連の面白CMを作った人だそうです。どれも好き。
小道具・背景・インテリア・・・などなどなかなかこだわりを感じました。
そういう点でも私は好きなものがいっぱい出てきて楽しめました。
これからが楽しみです。
すっごく良かった・・というよりは・・うん。面白かったなぁ・・ってしみじみつぶやくのがお似合いの映画でしょうか。

そうそう。この映画観ていて思ったんです。
「好きです」と言ったら・・「ありがとう」と返してもらうと・・ああ嬉しいんだ・・って。

相手の気持ちに関わらず・・恋をしている自分の気持ちは変わらないわけで。
気持ちを伝えて「ありがとう」と言ってもらえるということは「好きでいていいよ」っていてくれている気がしますよね。
だからって相手に気持ちを押し付けちゃいけませんけど。
私ですか？もちろん「ありがとう」って言ってもらうだけで充分でございます。
ありゃ、控えめ。

あ、そうそう。予告で柳楽君の『シュガー＆スパイス』が流れたんですけど期待大。柳楽君最高に良さそうです。
秋も忙しいわ～