「全部は買ってやれなくてごめんね」
と言いながら一段目を娘に買ってくれた父母
あの頃、母も仕事をしながら兄弟皆、高校、大学と
好きなように通わせてくれた、その苦労は大変だったろう
おくびにも出さずに朗らかに元気だった姿を思い出す
1年ごとに増え、娘が物心つく3歳の頃7段になった
楽しみにしながら毎年節句には来てくれた父母
何十年前の見本を見ながら
毎年、胸いっぱいの感慨で飾るひな壇
(今年もみんな元気で飾れたよ~)って伝えよう
(初節句、母に抱かれる娘)