前回ブログ記事の続きです。前回は、歴史
スポットとしての津島神社をご紹介しました。
今回はパワースポットとしての津島神社です。
では、”津島神社６社めぐり”をご紹介します。
愛知県尾張地方にある津島神社は、
疫病退散のご利益のあるパワースポット…。
ご祭神はスサノオノミコト（牛頭天王）です。
まぁ、昔から”疫病退散のスペシャリスト”
みたいなご祭神だと言われています。
ご本殿に祀られているのは牛頭天王ですが、
境内にその御霊を祀る小さなお社もあります。
まずご本殿にお参り、ご祭神にご挨拶します。
次に、ご祭神の４つの御霊を祀っている
小さなお社を巡り歩いて行きましょう。
”荒魂”（あらみたま）を祀る”荒魂神社”へ…。
”荒魂”というのは、スサノオノミコトの御霊の
勇猛果敢、活動的な面を表しているそうです。
出雲神話の”ヤマタノオロチ退治”の話にある
悪を断ち切るヒーロー、勇ましい御霊です。
ご利益は、”疫病退散、厄除け”と言われます。
困難なこともあきらめず、乗り越えていけるよう
スサノオさんのパワーをお借りするといいかも。
次は、”和御霊”（にぎみたま）を祀る
”和御霊神社”へ。”和御霊”というのは、
スサノオノミコトの御霊の平和で
柔和な一面を表しているそうです。
物事の調和をとって下さるお働きがあるとか。
学校や職場の人間関係が難しいと思ったら、
うまくやっていけるように、お願いすると
お力を貸して下さるかもしれませんね。
次は”柏樹社”です。
スサノオノミコトの”奇御霊”（くしみたま）を祀る
小さなお社です。
”奇御霊”というのは、スサノオノミコトの御霊の
不思議な働きや知力を意味するそうです。
お社の後ろに古柏樹が生えていたので、
この名があるとか…。
このお社にお参りすると、ものごとに対して、
冷静に取り組むことができ、分析力UP、
判断力UPなど期待できると言われています。
そして次は、”居森社”です。祀られるのは、
スサノオノミコトの”幸御霊”（さちみたま）…。
”幸御霊”って、一言でいえば、”愛”です。
お参りすると”愛”と”幸福”に恵まれるかも…。
さて、このお隣にはもう一つ小さなお社が…！
スサノオノミコトの”和御霊”を祀る”疹社”です。
昔から麻疹、疱瘡の神様として地元の人々に
信仰されてきました。
疫病に感染しないよう、もし感染した時は
軽症ですむよう、祈願されてきました。
感染症のスペシャリストのお社です。
コロナにも効くかな…？効くかもしれないね。
自分も周囲の人も、コロナに感染しないよう、
コロナの一日も早い終息を祈りました。
津島神社の境内にはご本殿を取り囲むように
たくさんの摂社末社が並んでいます。
有名な神社の神さまも祀られています。
津島神社に居ながら、伊勢の内宮や
外宮にもお参りできちゃいますよ～。
受験合格の神さま、縁結び、家庭運UP、
金運UPの神さまも、境内においでです。
中でも注目すべきお社は…！
”弥五郎殿社”です。
ご祭神は神話の人物、武内宿祢です。
驚くほどの長寿だったそうで、生涯現役。
５代の天皇に仕えたと言われています。
お参りすると健康長寿、生涯現役の
ご利益をゲットできるかもしれません…！
あ…、健康長寿、生涯現役を願うなら、
９３歳で関ヶ原の戦いに参戦した
伝説の戦国武将、大嶋雲八の墓にも
合わせて参るといいかもしれませんよ。
津島神社参拝の後は、大嶋雲八
ゆかりの寺、岐阜県関市伊勢町、
大雲寺にもぜひお参り下さい…！
