1ヵ月に一度、愛知県犬山市の観光ゾーン、
”犬山城下町”周辺にある、ちょっと気になる
”犬山ランチスポット”を紹介しています。
今回ご紹介するのは、”本町茶寮”です。
このお店は、犬山城下町のメインストリート
沿いにある、典型的な古民家カフェです。
”本町茶寮”の別邸、”神のまにまに”は、
以前のブログ記事でご紹介しています。
”別邸”は、おしゃれな雰囲気のドリンク&
スイーツのお店です。今日はランチメニュー
もある、”本町茶寮”の本店をご紹介します。
本店のほうは、観光客、特に海外からの
お客さまでいつも賑わっているお店です。
ここには彼らを強烈に引き寄せる”何か”が
あるみたいですね。行ってみましょう…!
開店の11時前に、お店の前に並んで
待ちました。開店したら、奥のお座敷へ。
中庭の眺められる席をキープします。
城下町の古民家をリノベーションした建物…。
建物はかなり奥行きがあり、一番奥に中庭が
あります。古民家によくあるパターンですね。
面白いものを発見しました…!昔のTVが、
金魚の泳ぐ水槽に変身(?)しています。
席に着いたら、お店の看板メニューの
”彩り田楽御膳”1380円を注文します。
金色の扇形の皿に、色とりどりの7種の
田楽が美しく盛り付けられていました。
外国人の方がとても喜んで、さかんに
写真を撮っています。では、私も…!
田楽は、豆腐の田楽が4種類です。そして、
こんにゃくの田楽1本、ヨモギ生麩の田楽が
1本、道明寺生麩の田楽が1本、合計7種類
並んでいます。7種の田楽、食べ比べです。
まずオーソドックスな豆腐の田楽から…。
一番左が、甘辛みそ。次が、山椒みそ。
その隣は、ゆず味噌風味の田楽でした。
豆腐はカリッと揚げてあって、独特の食感。
見た目も、味も、いわゆる伝統的な”犬山の
豆腐の田楽”とは違った感じに思えました。
田楽って地味なものですが、華やかです。
面白いのは、4本目の田楽です。
”ピザ風田楽”…! 外国人の方には、
これが一番魅力的かもしれないですね。
私も初めてです。新鮮な感覚でした。
ここまで4本は、豆腐の田楽でした。
5本目は、こんにゃくの田楽。甘辛みそ。
そして、6本目は、ヨモギ生麩の田楽です。
ヨモギ生麩には酢味噌が載っていました。
ラストの7本目は、道明寺生麩の田楽、
しそ梅肉風味です。もちもちした生麩
田楽の2本がとてもおいしかった…!
田楽には、菜飯とお吸い物、そしてご当地
ドリンクの”犬山茶”が添えられていました。
田楽は一口サイズでしたが、ご飯や吸い物と
一緒にいただくと、結構、満腹になりました。
さて、ランチの後は、”どんでん館”へ。
毎年4月に開催されている犬山祭の車山
(やま)や祭りの映像を紹介する施設です。
”どんでん”というのは、不思議な響きです。
これ何でしょうか…?と、よく尋ねられます。
これは、犬山祭の車山が城下町の辻で
方向転換することを表現した言葉です。
暑さの中での城下町の街歩き…。途中、
涼しいところで休憩したいですね。ここは
ちょっと休憩…!にお勧めスポットです。
まず、館内1階のお座敷で休憩しましょう。
”どんでん館”は、犬山祭で曳かれている
車山13輌のうち、4輌が展示されています。
犬山祭2日間の映像も見ることができます。
犬山祭は、毎年4月初めに行われる、針綱
神社の祭礼…。江戸時代から今までずっと
継承されてきた、伝統的な犬山の春祭です。
映像では、祭礼での絢爛豪華な車山の様子、
広場でのからくり人形の披露、車山が街を
練り歩く勇壮な雰囲気、満開の桜をバックに
した夜祭りの情緒を感じ取ることができます。
ここにも祭りのからくり人形が展示され、
からくり人形を糸の操作で動かしてみる
コーナーがありました。子供達に人気です。
人形は糸の操作で、ちゃんと動きます。
次は、実際の犬山祭で、広場で披露される
からくり人形の舞台をご覧くださいね…!