ついに、愛車を乗換える日がきました。
数年前のある日、私の下にやって来た一台の車、流線型の車体に、色は落ち着いたシルバー。
車名以外に、「Hybrid Synergy Drive」のエンブレム。
以来、晴れや雨の日はもちろん、厳しい冬の東北地方の雪道も・・・一緒に走り続けた相棒。
ラゲッジには仕事に必要な荷物がたくさん。
仕事の契約が取れうれしい時には笑い、時には悩みや考え事をしながら、出張の夜に帰宅する際に
眠気を抑えるため歌いながら、時には契約を奪われくやしい思いに車内で叫んだり。
そして2011年3月の「あの日」の2日前にあたる3月9日。出張先の山形のGSで満タンにして帰社
(帰宅)、ガソリンはタンクに半分残っていた。
その後2日間の名古屋出張の間に東日本大震災が発生、直後にガソリン不足。
「ガソリンはタンク半分だな~」と出張帰り直後にガソリンを満タンにしていない事を一旦は後悔
したが、「待てよ、タンク半分=約400km走れるじゃん」と、この時ハイブリッドカーの凄さ
を実感した。これが一つのきっかけとなり自家用車は現在のカムリHVを選んだ。
大震災発生から数日が経ち、一般車が通行可能になったとはいえまだ仮復旧で路面の悪い東北自動
車道、被災地へ向かう自衛隊・警察・消防等の緊急車輌に進路を譲りながら東北地方の取引先を目
指して走り、ガレキの山を見て呆然と、涙をこらえながらハンドルを握る時も・・・。
そして、たくさんの思い出が詰まった相棒と、近づいた別れの日・・・。
●お別れの準備
後ろ姿
「あの日」の直後に貼り付けた「応援ステッカー」ともお別れです。
サイドビュー
サイドのステッカーも剥がします。4年4か月の間応援し続けたステッカー、よく見ると表面はヒビ割れがたくさん。
ドライブレコーダーを外します、他にも携帯充電器、ドリンク・スマホフォルダー、ハンドルカバー等、結構外すものが多いです。
メーカー純正ナビ搭載だったこともあり、機能満載のステアリングスイッチ。一番便利だったのは右側にあった電話マークのボタン・携帯電話のハンズフリー。
次が左側にあったオーディオのスイッチ。
エアコン・オーディオのモニターも一体になったナビ画面。少し使い難かったけど・・。そうそう、電気式シフトノブも最初は慣れなかったな~。
見易かったエネルギーモニター画面。
燃費画面、意外にも「航続可能距離」の表示はありませんでした。
スピードメーターはデジタルの数字表示。最終の走行距離は157,734km。
これで、お別れの準備が完了しました。
そして、お別れの当日はあいにくの雨~曇り空。前の道路には「次の相棒」が待っていました。
ついにお別れです。
5年間ありがとう、プリコ。(プリウスEX)
そして、次の相棒にも、「Hybrid Synergy Drive」のエンブレムが・・・。(続く)
はやこまさんにとっては東北大震災という大きな災難に遭われました。
15万㎞も走れば少しくたびれたかなー。プリコさんお疲れ様~。
新しい車はカロコ君?でしょうか。
プリコさんお疲れ様でした。
お仕事のパートナーは家族よりも生な自分を知っているかも知れませんネ。そんな相棒との
お別れは結構辛いしょうネ。5年で15万キロとは相当走られてますネ。
次はおフィルさん???
いよいよカムリとの別れかな~なんて思いましたが、社用車のプリウスだったんですね~
15万キロ行動をともにすればかなりの間柄になりますね。
15万キロ走っても走行バッテリーのへたりはなかったのかな?
これなら一通り何でも仕事出来そう(笑)!
仕事使いだと銀メタが良いですよね。
やはり4~5年くらいサイクルです。
ただ社用車だと仕事が上手くいったときや商談がまとまらなかった
時など、いろいろな思い出が詰まった車ですから
一抹の寂しさが有りますよね。
最後の写真は、「さよなら」って言っているように見えます。
でもまた、新しい相棒とともに・・頑張って下さい!
新しい相棒はかなり燃費が宜しいようですね。
これまで何台かの社用車乗り換えを経験していてどの車達にも思い出はあるのですが、今回のプリコとの別れは今までと少し違った感じになりました。
15万キロの長い距離を故障もなく安全に走ってくれたので感謝しています。
次の名前はカロコ君、になるかなぁ?
仰る様に社用車の中では家族の知らない自分の姿はたくさんあったと思います。
これまでの社用車もそうでしたが、走行距離は平均年間3万キロ位で会社の中では走行距離が一番多い人みたいです。故にクルマの中で過ごす時間が多いので思い出はたくさん詰まるんですね。
次の相棒の名前、おフィルさん??これもイイですねぇ。
流石にカムリの乗り換えはまだまだですわ。
社用車はリース期間の関係で5年が一つの区切りになっています。5年経っても走行距離が少ない車は安価に再リースで使用する事もありますが、小生のところに来たクルマは年間3万キロと酷使されるので5年で乗り換えになります。
バッテリーですが、厳密に言えば初期から性能は劣化していると思われますが運転していて気付くことはありませんでした、燃費もほとんど変わっていませんでしたし。
20万キロ位はトラブル無く乗れそうでしたよ。
さすが!100V駆動のポータブルコンプレッサーです。配管の水を抜くための必需品なんですよ。ホームセンターで購入したので日立製「ベビコン」みたいなブランド品ではありませんが、
重宝しています。
そうだったんですか。
プリウスEXに、お疲れ様と言わせてください。
私も、出会いと別れがありました。
ブログに上げたいと思います。
m(__)m