近頃、『カウボーイ・ビバップ』というアニメを観た。思えば最近アニメばかり観ている。
レトロな感じのアニメかなと思いきや、おもいっきり近未来の話だった。話の内容はいろいろあって、シリアスなのもあれば、ほろっとくる人情話もあり。かなりコメディチックな回もあった。『エイリアン』と『2001年宇宙の旅』を混ぜたような。全体的なテイストは自分の好きな感じだった。男の義理とか、女の理屈じゃない部分とか。義賊っていうのかな。情にもろい主人公たちが好きだった。
そしてなにより、オープニングの曲が素晴らしい。『Tank!』という曲。みなさんも1度はどっかで聴いたことある曲だと思う。歌詞のない曲がオープニングを飾るのは、なんかかっこいい。いま思えば、『ブラックラグーン』とかもこの作品に影響を受けていたのかな。なにより、かっこよかった。
最近はテレワークやらスマフォなんかやらで、人との距離が少し離れ気味になっている気がする。それはご時世がらしょうがないんだけど。ただやっぱり人間っていうのは、人とつながりたいものである。ネットじゃなく、目の前で。人と人とが接することの大切さ、そういうのをこの作品は少し感じさせてくれた。なんだかこの時代の画とか、雰囲気って、心に響いてくる。時代が変わっても、変わらないなにかがあることを、この作品は教えてくれた気がする。
あんな仲間が欲しかったな、なんて思う、今日この頃であった。