最近無性にパンが食いたい。じゃあ食えよって話なのだが、お金と太ることへの心配が勝ってしまう。いや食いたいけど。
俺には応援してるアイドルがいる。大所帯のグループなのだが、1人1人に魅力があって面白い。そしてなにより、青春してる感がある。それを見ると、胸が痛くなる。あぁ、自分にはこんなことはできないんだろうなって。そう、青春なんて、俺には無縁の話なのだ。だからそういうものを見ると無性に胸が締め付けられる。でも見たい。青春を感じたい。妄想でもいいから。
ただ1つわかっていそうなのは、俺がそういう人間だってことだ。俺にはできないことがある。なれないものがある。それがわかったような気がするだけでも、27年は無駄じゃなかった気がする。俺が苦しい思いをするのは、できると思っていることをできないときだ。例えばプロの卓球選手と試合をして負けても悔しくないように、自分の想像の範囲内の失敗は悔しいと思わない。俺が悔しいと思うのは、自分と同じくらいの実力の相手に負けたときだ。
俺には青春などありえない。純粋な恋愛などもありえない。部活で感動を分かち合うこともありえない。自分にはできることとできないことがある。できることはあまり思いつかないが、できないことは何個も思いつく。それがわかっているだけでも、受けるダメージは幾分マシになるんじゃないかな。
本当は青春したいけどね。