晴れた日にバイクみたいな乗り物でどこかに行こう

京都から日帰りの近畿圏を社内ツーリングクラブで走っています。足跡残しにブログを開設しています。

PCX修復とカジュアルテープでライン入れ

2015-08-16 | PCX

お盆休み後半は事故でバリバリになったカウルの修復

 

事故から1か月が過ぎ保険屋さんの示談が進む中、次期バイクを選びながらも暫くこのPCXを使うので
この期間中にそれなりの姿に戻してあげます。

プロに頼むとそれなりの工賃が時価で来ちゃいますので自宅裏簡易ピットでDIY作業です。
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このPCX形式はJF28ですがエンジン形式によって前期・後期と別れてます。
ブルーのPCXはeSPエンジン積んだ後期型。
カウルも前期と微妙に違うところがあるのでパーツリストで互換性を確認したり、
WEBでマニアさんの作業内容確認させていただいたりしながら部品品番を調査。


カウルは純正部品で品番判れば定価で買えますが、びっくりするような請求書が来ちゃいます。
割れたり曲がったカウルは修復不可能。

交換するしかないのですが、諭吉を何人も送り出すわけにはいきません。

 

WEBであれこれ物色してそろえた部品はこちら。
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・パリパリに割れた左フロントカバー(右下:純正中古品で一部割れありですがツメは生きてます)
・爪が飛んでしまって右フロントカバーが支えられなくなったインナーカバー(右上:新品輸入純正品)
・ぐにゃりと曲がって元に戻らなくなってしまった左ステップ(左上:新品輸入純正品)
・砕け散ってしまったサイドスタンド部のサイドアンダーカバー(左下:新品輸入非純正品で色違い)


4品すべてそろえた送料・税込み価格は1.25諭吉です。
お店で純正部品を揃えたらきっと3倍はしたでしょう。

 

会社の始業時間と同じ朝8:25から作業開始。
涼しいうちにカウルをバラバラにしちゃいます。


必要な工具は数点
・対辺8mm/10mmのソケットレンチ
・プラスドライバー1本
・内貼りはがし
・ボルトを受けるお皿数枚

 

これ以外に準備しなくちゃいけないのは
・外したカウルを傷つけないようブルーシート
・WEBで勉強したカウル外しの手順メモ
・パーツリスト
・首巻タオル
・麦わら帽子
・スポーツドリンク

 

準備が整って作業開始です。
いつもなら段取り8割の作業でスイスイ進むのですが、PCXカウル分解は初めて。
手順メモ見ながらの不慣れな作業ですが、ツメ折らないよう慎重に進めます。
ボルトがどこについているかはパーツリストあればだいたいわかるので重宝します。

 

分解は給油口から始め、フロントのインナーカバーを取り払ったらリアに移り、バラバラにしていきます。
途中何回も写真撮ってボルトの種類は記録しておきましょう。
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苦戦すること約1.5時間でここまで裸にできました。
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この後カウルを交換すれば作業完了ですがこの際各部のチェックもしちゃいます。

 

まずはエアクリーナー
1.2万キロ走行後の汚れは思ったより汚れ少なかったのでエアブローして再利用。
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ラジエーターリザーブタンク下限ラインまで冷却水が下がってたので手持ちのラジエータ液を補水。
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リアブレーキは先般タイヤ交換した際に確認しているのでパスし、フロントブレーキのパッド確認
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まだ半分くらいは残ってそうなので交換の必要はないでしょう。
ブレーキ液は相当汚れていたので交換します。
上から液を足しながら、レバーをにぎにぎして油を送りドレンから綺麗な液が出てくれば作業完了。
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バッテリーもだいぶ弱って事故後に一度上げちゃってたので、0.4諭吉の中華製新品に交換。
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一通りのメンテナンスをテキパキこなして裸の状態で丸洗い。
エアブローして暫く天日干ししておきます。

 

気温は35℃以上。
人間も汗だくなのでここでいったん休憩です。
シャワーして昼食とって後半戦。

 

容赦ない日差しで水分は綺麗に吹き飛んでました。
フレームにワックスかけて、各部に注油と電装系には接点復活剤を満遍無くスプレーしてカウルの取り付けに掛かりましょう。

 

上がグニャッと曲がってしまったステップです。
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左先端側が押し上げられて戻らないので交換します。
交換するときには元の部品についていたビス止め金具を移植します。
(使えるものは使います。@0.013諭吉×約30個が節約出来ます)

 

ステップ部分にはサブフレームがあり車体側に結構曲がっていたので尖がったレンチを差し込んで人力万力。
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サブフレームと新品ステップのボルト位置を合わせながら渾身の力での作業です。
(新品サブフレーム買えばこの作業は不要ですがね)

 

この先はスイスイ~っとばらした逆の順序で組上げます。
この時もカウルのツメを割らないように注意しながら慎重に進めますよ。

 

15時前にカウル装着作業完了。
(シート付いてませんが1分あれば付いちゃいます)

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左側サイドカバー(スタンド部)が青ではなく黒色ですが違和感なく収まってます。
全ての部品は改造なく後期型にポン付け出来ました。

 

ちなみに使用した純正輸入品部品番号は
・インナーカバー(81130-KWN-710ZC)国内と同一品番
・ステップ左フロアー(64321-KWN-710ZC)国内と異なる品番
・サイドアンダーカバー(前期型と注意書きがあったコピー品)


この日はここで一旦終了


-*-*-*-翌日-*-*-*-

 

朝定時より作業開始で仕上げに入ります。

 

右側カウルとメータパネルにはワレがあるものの使用するには不具合なく交換せず今回しのぎます。
(いい中古出物があればポチします)

 

交換しない右側カウルには傷がしっかりありますので…
こいつで一皮むきましょう。
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ヘッドライトにも擦り傷あるので…
ここはこちらで磨きます
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アルミのステップについてた傷もコンパウンドで綺麗にしておきますよ。


昨夕、カウル装着後にホームセンターでこれ買ってきました。
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筋状に傷が入ったところは10mmのシルバーを貼った上に3mmの白を重ね合わせてラインを作って傷隠し。
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大きい傷は塗装するよりステッカー貼った方が無難です
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フロントフェンダーにもライン入れてあたかもラインドレスアップしてるようにカモフラージュ
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調子に乗ってリアにも凸部に沿ってライン入れちゃいましょう
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こんな感じで完成して試走確認!
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キーホルダーのコニーちゃんが所々で申しております。

『荒探しはしないで目をつむってくださいね』

 

各部給油したのでギシギシ音もなくスムーズに走ります。
フロントブレーキのタッチも良くなりましたよ。



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