2017.04.02
次男もこの4月から社会人。
無事就職出来て4月1日より東京で研修が始まりました。
この4年間、大学までの通学に走ってくれたPCX。
走行距離は21,500km。
4年間走っていた間の修理・メンテは下記
①PCX大破事故
②チェーンテンショナー破壊事故
③リア駆動部辺りからの異音でベアリング交換と駆動部フルOH
④前後のタイヤ交換とフロントパッド交換
⑤メットインボックス交換
オイルはだいたい3000kmで交換でした。
①は予想外の出来事
大事に至らず良かったのですが、これも経験のうち。
②突然やってきた異音
簡単に壊れる部品でないのにコスト切りつめの影響でしょう。
③ちょっとした異音で発覚
壊れる前に分解点検。 これ基本です。
④タイヤの寿命はリア1.2万km、フロント2.0万km
フロントブレーキパッドは2.0万km
何も交換なしにいつまでも走れるわけはないのでこれぐらいの消耗品交換は仕方ないでしょう。
⑤これ壊す?
普通の人はまず経験することないでしょうね。
というわけで4年間次男の足になってくれてありがとう。
お疲れさまでした
この4月からは…
自宅を離れNINJA250SEを連れていくことになった次男とはお別れし、
新年度より第2の人生を歩みます。
その方は…
親方・出資者のMAです。
やった~!足ができる
そうなると決まった時から着々と準備が始まり部品を調達しました。
スタイル良いが荷物の積めないPCX。
これの解決策のためにリアBOXを取り付けます。
いわゆる原付2種通勤快速仕様です。
某入札市場で純正中古品を入手しておいたキャリアを本日取付ます。
ちょっと曇っていましたがメタルコンパウンドで光沢復活。
ボルト類はホームセンターで新品買いました。
これらの合計費用は0.4諭吉。
(案外ステンレスボルトが高いのです)
次男から解放され表のカーポートでしばしの休暇を取っていたPCXを裏庭青空工場に連れ込んで手術開始
大破事故で無交換のままのリアカウルですが上面は美しい。
(右サイドはガリッと傷あり)
そのリアカウルを有無を言わさず ペリッ とめくり
このタップ部分に先ほどのリアキャリアを取り付けます。(予めタップは付いているのです)
カウルに穴を開けないとボルトが通らないので、カウルにうっすら丸印がついている部位に穴を開けます。
目視で中心をマーキングし、まずは2.0mmと4.0mmのドリルで下穴をあけます
だいたい位置があっているかを確認し
ステップドリルで穴を大きくしていきます。
普通はこんな工具持ってないです。
値段も高いです。
こちらの工具はNKさんより借用しました。
ステップドリル(通称たけのこ)はこんな感じです。
2mm刻みで穴を大きくすることができ、扱い方はNKさんよりご教示いただきました。
その1. ドリルモードの高速を使うこと
その2. いつでもすぐにドリルを引き戻せるよう注意すること
その3. 加工物が振れないようにすること
その4. コツ…加工物に腕を当て、握りこぶしの上にドリルを持った手を置くと操作が簡単だ!
その言いつけを良く守って作業台の上にカウルを載せます。
その作業台とはこちら。
はい。アルミの足踏み台です。
何か作業するときはいつもこれです。20年近く屋外放置ですが綺麗でしょ。
ちょうどいい大きさ+高さで役にたってます。軽いので移動も楽々。
ドリドリ~っと穴あけしたしたあと、車体に仮付けしてキャリアをつけて穴加減を見ること数回。
穴の直径は20mmで何とか4本こすれることなく収まりました。
最後はバリ取り。
600番のペーパで仕上げておきます。
ひと仕事ひと片付け。 穴あけした切り粉
結構出ました。
リアカウルをパチンと取付けて、キャリアをつける前に4年分の垢をこすり落としましょう。
こいつで全身(全車?)垢削り。
ディスクプレートはいつもの必殺技。台所よりちょっと拝借。
表面は磨きません。外周を磨くのですよ。
これでディスクプレートが映えます。
バリアスコートでボディー・ホイル他隅々までコート出来たらキャリアの取付。
これで一応キャリア取付完了です。
(だいたい2.5時間掛かりました。半分以上が洗車時間)
次はBOXです。
我が家にはCB750FC用とNINJA250SE用の2個の容量違いがあります。
CB750FCは33L(GIVI製)/NINJA250SEは30L(KAPPA製)
ちょっとの容量違いですがBOXの3L差は大きいですよ。
実のところNINJA250SEには30Lが少しこじんまり過ぎたのでCB750FC用を移すことにして、
このおさがりをPCXが使います。
NINJA250SEに移すので無くなってしまうCB750FC用は今日の夜が発送日。
当然ながら作業には間に合わず、仮付け姿合わせのみです。
メーカーはGIVIとKAPPAと違いがありますが、本家と暖簾分けの差で取付ベースは共通で使えます。
現在のNINJA250SE (KAPPA-30L)
NINJA250SEには、リアシートを外して直接取り付けるヘプコ&ベッカー製の台座がついてます。
これにKAPPAのベースを取付けて、BOXを載せてました。
車格からすると少し小さいでしょ?
このBOXをPCXに付けると、逆にデカイ?
(滑り落ちないようウエス敷いて単に載せているだけの姿)
まぁ、ヘルメット1個が丸ごと入るので良しとしましょう。
早くCB用のBOX届かないかなぁ~
(送料込みで0.95諭吉でしたが、先ほどお店のWEBページ見てみると0.4諭吉値上がりしてました)
PCXは外科手術だったので今日はこのあと走ることなくお休みさせますが、目で見える部分はメンテナンスしておきましょう。
空気圧・オイルと冷却水チェック。
冷却水は下限ギリギリレベルですね。
少し補水して中位にしておきましょう。
バッテリーチェック。
ほぼ毎日動いていたので電圧は大丈夫だと思いますが念のためにチェック。
はい。合格レベルです。
NINJA250SEとほぼ同値。
ただし、今迄みたいに毎日動かないので簡単に補充電できるようケーブルをつけておきましょう。
隙間へ上手くヒューズを配置して
バッテリーカバーとメットインボックスとの隙間が微妙に少なくて線が噛むのでカバーをニッパで大胆にカット。
これでカバーをいちいち外すことなく充電できるようになります。
バッテリー充電器も正常充電しているので暫く放置して満充電させておきます。
さぁ、新年度からは近くへのお買い物はこのPCXでブ~ンと行けます。
ん?
逆に、『あれ買い忘れた。買ってきて~』指令が出る確率高くなりますかね?
おっと…。
BOX付けたら、今迄のカバーが使えなくなっちゃう。
(キャリアだけでもパツパツ)
また、最安WEBサイト探して ポチッ しなくっちゃ。