ytoshioの好奇心探犬隊

見みて、聞いてみて、探して、行ってみて 体験しなければ話せない。
いいものさがしに好奇心一杯に挑んで行きます。

天然素材による防草マットの開発

2006-11-24 19:02:59 | インポート
以前飯田のエコタウンに事業提案を考えた岐阜大学の棚橋先生が開発した「バスターボード」があったがコマツエンジニアリングと上之保村国産材加工組合で商品化し話題を呼んだものだったが製造コストが高くまた設備に3~4億円を要すこと需要の見通しが立たないなどから当地区での実現は難しいという結論になったのでしばらく防草に関しては興味も遠のいていた。先日名古屋の展示会で三幸毛糸紡績の鬼頭工場長に面識を得て同社が得意とする不織布を使って防草マットを試作していると聞き早速工場見学し、第一号完成品を当社の土手に敷きつめてみた。このマットは三層構造からなり不織布であるレーヨンをベースに竹などのチップを椰子の繊維でサンドイッチにしたもの。バスターボードと同じく生分解性があり5㎜程度の厚さだが保温性、保湿性能があり、マルチシートのような使い方が出来るものだ。敷きつめたあと雨などが降ると地面の起伏とよくなじんでいい感じ。ちょっと焦げ臭いが接着剤を使用せずリグニンで熱圧着した植物のキルティングといったところか。多くの人に興味を持って貰いたいネームを「エンボスマット」という。Pict1983Pict1984



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