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備忘録

最新禁煙法

2016-01-20 14:33:41 | 健康
ヘビースモーカーの口寂しい時用のパイポにはじまって、なめるとタバコの味がまずくなる飴、気分転換に飲むお茶、好きなときにタバコがとり出せないタイマー付のシガレットケースなど、禁煙を助けるためのさまざまなグッズが開発されてきましたた。なるほど!!と思うものから「ん??」というものまで数多くの商品があります。

スモーカーにとっては、そういったものを利用しても、なかなかすぐには止められないというのが現実です。決心だけはかたいはずななのに、1日と持たない人、さらに1時間も持たない人…さまざまです。

そもそも、喫煙が習慣化してしまうのは、煙の中に含まれているニコチンが原因といわれています。タバコを吸うと頭がスッキリしたり、リラックスできたりするというのは、肺で吸収されたニコチンが脳に回り、快楽中枢を刺激する物質がでるのを手伝うためです。イライラしたときに一服すると心身共に冷静になれるときがあります。

タバコが止められないという人は、「ニコチン依存」になっているケースがほとんどです。それならば、ニコチンを断てるようになることが禁煙への表の近道として開発されたのが、ニコチンを含んだガムや、体に貼るニコチンりのパッチです。

これらの商品は、欧米などでは薬局等で簡単に買うことができますが、日本ではまだ一般化されていません。ガムのほうは、医師の処方せんがなければ買うことができず、パッチのほうは販売許可を申請がやっとおりた段階です。

ニコチンを含んだガムは、3ヶ月あれば確実に効果をあげることができるといいます。一1個のガムに約2ミリグラムのニコチンが含まれており、これを決められた回数だけ噛んで歯茎につけるという作業を繰り返します。

そうしているうちに、体内にニコチンが吸収される仕組みです。これによって、タバコを吸ったのと同じような満足感が得られるのです。

そこでガムの量を少しずつ減らしていけばよいという方法です。

最初は1日十数個からはじめ、順に減らしていきます。禁煙をしたばかりの人が、口寂しいのを紛らすためによくガムを噛んだりしますが、なかなかごまかしが効かず、タバコに戻ってしまう場合が多いのも事実です。

普通のガムでは、タバコの代用にならないのです。ニコチンガムなら、無理なくニコチンを断てるようになるのです。

パッチのほうはさらに手軽。1日1回、腕や胸など体の一部にパッチを貼ります。ニコチンの量は、パッチの大きさによって違っているので、その人の依存症の重度によって使い分けることができます。ただ貼っておくだけで、皮膚がニコチンを吸収してくれる仕組みです。

徐々に小さなパッチに変えていき、最終的にはニコチンを断ちます。

約500人の喫煙者を対象にアメリカで行われた臨床実験では、2ヶ月で約半数の人が禁煙に成功した例もあると聞きます。気分を変えるためにパイポを口にしたり、飴をなめたりするなど、精神的な禁煙法に比べると、ニコチン入りガムやパッチは合理的な仕組みです。

また、安心なのは、副作用も報告されておらず、危険性は少ないとされていますが、こういった商品には保険などが適用されないため、治療として利用すると高くついてしまいます。ニコチン依存症は、一度、治まってもまたすぐに吸いたい欲求にかられるようになってしまうのだそうです。効果的な禁煙補助剤を使用する際でも、やはり本人の強い意思は必要になってくるということです。

まずは、気力のみでやめる努力をしてダメだったら禁煙ガムやパッチを使うのがいいでしょう。
1日1~2箱吸っていたヘビースモーカーは、最初からガムやパッチをおすすめします。日本は、たばこが安価で購入できてしまいますが、諸外国のように1箱1500円とか2000円になる日はそう遠くないでしょう。

もともとスモーカーは、たくさんの税金を納めている人間なのですからたばこを吸わない人よりも国から好待遇を受けてもいいはずです。それなのにたばこを吸える場所も限られてひどい状況です。しかし、体のためには、今年こそ禁煙です。喫煙歴16年、毎日2~3箱吸っていましたが1年がかりで禁煙に成功しました。絶対出来るます!気合いと根性はやっぱり3日目まです。

禁煙補助剤を上手に活用して今年こそ禁煙!
http://kusiri-guide.com/archives/57

水はたくさん飲むほうが健康にいいの?

2016-01-01 19:01:44 | 野菜
欧米では水をたっぶり飲むとダイエット効果があり、健康体になるといわれています。しかし、これは、日本ではそのまま通用しません。ヨーロッパやアメリカなどでは、日本にくらべてタンパク質の摂取量が桁違いに多いのです。

それは肉類を多量に食べていることによります。日本人の場合、150~200グラムのステーキでもかなり重たいと感じる人が多いのですが、.欧米では500グラム以上の肉を1度に食べてしまう人も多いのです。このように多量にタンパク質をとっている場合、それが体の中に吸収され、新陳代謝された結果、分解した老廃物は、尿から排泄されなければなりません。

この場合、尿の中のタンパク質などが分解した排泄物の濃度が、一定以上に濃くなると、排泄がうまくいきません。

そうなると、体から余分な水分を強引に奪い、排尿しようと働きます。しかし、このように強引に水分が奪われると血液の濃度が上がり、また、細胞中の水分が減少します。その結果、血液が粘って血栓ができやすくなったり、また、いろいろな障害の原因になります。

だから、多量のタンパク質を摂取した場合、老廃物を無理なく排泄するための尿の濃度には限界があるため、尿を出すのに必要な水分を確保しておくことが大切なのです。そこで、かなり多量の水分をとる必要があるし、また、水をどんどん飲み、タンパク質の代謝を促せば肥満も予防できることから、水飲み健康法が提唱されたのです。

ところが、日本人の食生活の場合、1日のタンパク質の摂取量は、せいぜい所要量とされている60ないし70グラム程度がほとんです。場合によってはこれさえ割っている場合が多いのです。

一方、多いのは米などの穀物で、その主体はデンプンである。デンプンは糖質の仲間で、これが体内で代謝していくと、それに併行して水分ができます。タンパク質が分解するときには水分はまったく体内で生産されませんが、糖質や脂質が体内で代謝するときには、必ずかなりの量の水分ができるのです。

余分に摂取した水分は、塩分が過剰摂取されていないかぎり、どんどん尿から排泄されていきます。そこで、タンパク質の排泄物が少ないのに、やたらに尿から水分が出ていくことになると、働かなくてもいい腎臓が大いに働かされる結果となります。そのため、日本食のようなタイプの食事の場合に水飲み健康法を実行すると、腎臓障害を起こしやすいのです。したがって、水分のとり方は、ほどほどにとどめるべきです。食事や体質的に違いのある欧米の方法をそのまま日本に取り入れることは危険が大きいことが一番の要因です。

ただし、肌の適度な潤いのためにもある程度の水分は必要です。

最近、注目の玄米食にも落とし穴がある

2015-12-28 13:43:40 | 野菜
よく玄米の素晴らしさが声高にいわれるが、果たして本当に健康に大きなプラスになるのだろうか。実はその用い方により、プラスにもマイナスにもなるので注意が必要です。

年齢や食べる量によっても良否が分かれるし、玄米を食べていれば副菜はどうでもよいといった考え方だと、健康にとっては大変危険な食品になってしまいます。また、米の選び方も大事な条件の1つとして重要です。

というのも、白米では取り除いてしまう玄米のヌカ層には、確かに有用なミネラルやビタミンが豊富に含まれていますが、一方、農薬や重金属などを含む土壌でつくられたものでは、それらも濃厚に含まれれます。

つまり、米を選ばないと、危険と隣り合わせになりかねないということになります。

さて、玄米のよい点については、現代の食生活で不足気味の食物繊維が豊富に含まれていることがあります。さらに、カルシウムやマグネシウム、カリウムが豊富です。

マグネシウムが不足すると、血液中のカルシウムも減ってしまうため、マグネシウムのカルシウムに対する摂取比率が大きく下がっている現在の食生活では心臓の疾患を誘発することが判明し、問題点となっています。

その点では、玄米はマグネシウムをとれるので有用な食材です。この貴重なマグネシウムは、米を精白すると非常に少なくなってしまいます。
また、カリウムは血圧の上昇を防止する働きがあります。さらに、ビタミンは、B1、B6ともに多く、これも有用な成分です。

しかし、精白した白米ではこれも何分の1か減少します。

B6はタンパク質の代謝に必要なビタミンで、あまり不足はしませんが、十分とったほうがよいビタミンです。

ところで、玄米で気をつける必要があるのは、高齢者や幼児で、食事の摂取量が少ない場合です。玄米は食物繊維が多いので便秘防止などには効果的だが、逆に食物繊維はビタミンやミネラルの吸収をかなり減少させるデメリットもあります。

つまり、食事の絶対量が少ない場合は、玄米を食べると、必要な栄養成分を吸収できなくなるおそれもあるかもしれないということです。これは病気の回復期で栄養成分を十分にとらないといけない人の場合も同様で、こういった条件の人は玄米食は控えたほうがよいでしょう。

元気な人でも気をつけた方がよいのは、十分に副菜をとって、鉄分の補給を怠らないことです。その理由は、ぬかの層に含まれるリン酸塩です。

このリン酸塩はフィチンと呼ばれるもので、普通のリン酸塩よりも大きな分子で、消化吸収されにくいのです。しかも、このフィチンは、鉄と非常に結合しやすいため、鉄を吸収させずに排泄してしまう恐れがあるのです。副菜に無頓着なまま玄米食を続けている人に貧血がよく見られるのは、このリン酸塩が原因ではないかと考えられている。ここまでのことをまとめると、玄米食はまず米選びから始まるということになります。

それでも現代人は玄米食が推奨されることが多いので玄米食のメリットのほうが大きいということです。
有機栽培のものを選び、年齢を考慮し、副菜を豊富に摂取することが肝要ということです。

体によい食事「大事な10か条」にも
ご飯はすばらしい主食ですが、やや白すぎるのも現実です。可能であれば、未精製のご飯をおすすめします。
もみがらだけをとった、ぬかのついた状態のものが玄米。少し精製したものが三分づき、もう少し精製したものが五分づき、七分づきになります。数字が大きくなるほど白くなります。玄米は、普段食べすぎているような人にはピッタリです。よくかまなければのどを通りませんから、ダイエット向きです。ただし、胃腸の弱い人にはすすめられません。お子さんの場合も、合わない場合があるので注意してください。また、一般の電気炊飯器でおいしく炊くのがむずかしいのが欠点です。叩七分づきは、かなり白いので食べやすいのがよい点です。ただ、やや白すぎる気がします。三、五、七、分いずれも電気炊飯器で炊くことができます。断然、おすすめは五分づきです。比較的白いため食べやすく、ある程度、胚芽やぬかに栄養素が残っています。胚芽米も七分づきと同じと考えていいでしょう。どうしても白米でなければ、という場合には、麦や雑穀(あわ・きびなど) を入れて食べるのも大変によいことです。どれを選ぶにしても、家族全員で食べやすいものを選ぶようにしましょう。
副食は季節の野菜を中心にする
やはり玄米食を推奨しています。

有機栽培の玄米ご飯がベストということになります。


朝の梅干しと番茶は朝食前にを習慣にする

2015-12-24 20:14:22 | つぶやき

その昔から朝、梅干しと一緒に番茶を飲むと健康によいといわれてきた。これを朝食後にとる人が多いようだが、実は朝食前にとってこそ有効ある。その理由は、梅干しが胃液の分泌を促し、また、消化器疾患を起こしやすい細菌類を殺す役割も果たしてくれるからだ。

朝、起きがけには消化器もまだ半分眠っている。しかし、そこに梅干しのように強い酸であるクエン酸と食塩を含む食物が入ると、胃に強い刺激が与えられる。クエン酸、食塩とも胃液の分泌を高める働きがあるので、これが胃の働きを活発にするからである。

ただ、梅干しだけでは食塩濃度が高く、それが空腹時の胃壁に直接接触したままだと、胃の粘膜が障害を受けやすい。そこで、番茶を一緒に飲めば、酸も食塩も薄められ、胃の中で適度な濃度になり、胃液は順調に分泌される。

胃液の分泌は食欲を促す大きな働きがある。

一方、夏季など体の変調、とくに消化器の変調をきたしやすい時季には、胃酸の分泌が低下していることがある。このようなときに梅干しの強いクエン酸が入ると、不足している胃酸を補うことができる。多くの細菌類は、酸には非常に弱い。胃を手術で切った人が南方に旅行した場合、コレラにかかりやすいのは、胃酸が少ないために、酸に弱いコレラ菌を胃の中で殺すことができないためである。

したがって、梅干しによって酸を補給することは、消化器の病気に対しても防御するという大きな力がある。なお、梅干しと番茶でなくても、クエン酸の酸味をもったグレープフルーツジュースのような果汁を飲んだり、グレープフルーツそのものを食べてもよい。

ただし果汁の場合は、表示に100% 果汁とあるものを選ぶこと。これは品名が「ジュース」になっている。ジュースの名でないものは、「果汁飲料」という名称になり、糖類などが添加してある。

ただし、胃潰瘍など、胃に疾患のある場合は、空腹時の梅干しやジュースはよくない。必要以上に胃液の分泌を高め、疾患のある場所を刺激して症状を悪化させることもあるからだ。

また、果汁のクエン酸も、腸炎などの回復期には避けた方がよいだろう。クエン酸は消化器を強く刺激して、治りかけた腸炎を悪くすることがあるためである。逆に、便秘気味の人は、腸をクエン酸が刺激するから、朝食前のグレープフルーツジュースの一杯は、気分を爽快にするだけでなく、便通もよくするといった効用がある。

 

梅肉エキスがいい!肝機能に効果あり NHK あさイチで放送(2010年6月2日放送)


てんぷらを食べるとき、 体にいいのは塩? それとも天つゆに大根おろし?

2015-12-24 20:09:35 | つぶやき
日本人にとって大根おろしは昔から親しんできた、料理の大切な名脇役である。大根おろしはてんぶらのつゆに加えたり、サンマなど背の青い魚の塩焼きにたっぶり添えたり、揚げだし豆腐のだしの中に入れたりする。

なぜ、大根おろしがこのように幅広く用いられるのだろうか。大根おろしにはビタミンCが多く含まれている。このビタミンCは油の酸化を防止するだけでなく、酸化した油を元に戻す、いわゆる還元という作用をもっている。

その力は非常に強力なものである。酸化した油が体によくないということはよく知られている。たとえば、酸化した脂肪分をかなりの量とると、肝臓に大きな負担がかかり、その解毒もなかなかできない。そこで酸化した油をできるだけ食べないような工夫が必要である。

その工夫の1つが大根おろしをたっぶり使用することなのである。てんぶらを食塩だけで食べた場合、後で胸焼けが起こったりすることがしばしばある。これは酸化した油を多量に摂取したため、起こるのである。

反対に、天つゆに入れた大根おろしをたっぶりつけて食べれば、このようなことは起こりにくい。その理由は、大根おろしの中のビタミンCがてんぶらの油の酸化を元に戻すからである。また、から揚げなどにした魚を大根おろしを加えた和え酢に浸しておくと、時間とともに増えていく酸化した油の量を抑える働きがある。
油は通常の状態でおかれている場合はかなり安定しているが、これをいったん加熱すると、非常に酸化しやすい状態に変化する。

とくにてんぶらやフライ、また、焼き魚などは油がいったん加熱されたのち、空気中にさらされると、急速に油の酸化が起こる。これは加熱により、油の中の酸化防止成分が消耗するとともに、空気に触れてその中の酸素によって油が急速に酸化していくためである。その速さはかなりのもので、揚げたてのとんかつの表面の脂肪は、15分後にはかなり目立つほどの酸化が進んでいることが実験的に判明している。

このような料理には、大根おろしをたっぶりつけることで酸化した油を元に戻すことができる。このように昔からの食習慣には意外とプラスの理由が含まれている。なお、油揚げのように、いったん揚げてからかなりの時間おかれる食品においては、油の酸化が激しいので、使用する前に、必ず熱湯をかけるか、熱湯で軽く煮て、表面の酸化した油を除いてから使用することが大切である。

酸化した油は粘性が強いために、熱湯のような温度の高い水でないと、除くことができにくい。これは健康面だけでなく味の面でも大きくマイナスになる。酸化した油はペンキのような臭いがあって、食欲を低下させるからである。