副交感神経優位にすることで体のあらゆる機能が回復する
新しい糖尿病の治療法として、「マカダミアナッツオイル」でのマッサージがよいといわれています。油の成分に血糖値を下げる効果があるとのことですが、マッサージだけでも同様の効果があります。ですから「マカグミアナッツ油」を使ってマッサージを行うと、相乗効果が発揮されるのです。
マカダミアナッツオイルの血糖値を下げる効能についてはこちら。
マッサージは自律神経のバランスを整え、さらに安定させます。自律神経とは、無意識に体の機能を調節している神経で、意識せずとも心臓が動いているのもその働きの1つ。自律神経には、活動時に優位な交感神経、休息時に優位な副交感神経があり、ストレスに反応して働く交感神経ばかりが優位になると、さまざまな病気を引き起こします。逆に副交感神経が優位なときは体が回復するのです。
日常生活では、仕事や運動などで交感神経が優位になりがち。意識的に副交感神経を優位にさせることが健康を保つためには必要です。
糖尿病の人に多く見られるのがすい臓の機能低下です。過食などですい臓が弱ると、インスリンが十分に分泌されず高血糖になってしまいます。
だから糖尿病を少しでも回復させるには、すい臓を癒やすことが必要です。そんなときに便利なのが、すぐに副交感神経を優位にできるマッサージ。すい臓を直接触ることはできないので、影響を与えやすい部位をマッサージします。それが、首の側面。ここは自律神経を刺激しやすい部位なので、マッサージをすると内臓全体にいい影響が出ます。当然、疲れ切ってしまったすい臓の機能回復にもつながるのです。
首のツボを刺激しすい臓の自然治癒力を高める
首の側面のマッサージがよい理由は他にもあります。顔を横に向けたときに出る筋を胸鎖乳突筋といいますが、その付近には、じんけい、ふとつ、てんそうという、すい臓に対応するツボが集まっているのです。ツボを刺激するとそこに対応する内臓の自然治癒力が高まるので、刺激しながらマッサージをすればすい臓の調子がみるみるよくなります。
具体的なやり方は、まず両をこすり合わせ、手のひらを温めます。その手で首の側面を3秒覆い、温める。熱が伝わったら首の左右どちらか片側から、両手で交互に10回なでおろします。また手を温め直し、今度は反対側を10回なで下ろすという簡単なマッサージです。手をこするときに、手のひらの中心にあるすい臓に対応するツボ、労宮を意識すれば、首のツボと併せて効果を高めることができます。毎日続ければ、次第に血糖値が下がるでしょう。
また、首の側面は血糖値のみならず、高血圧にも対応できる部位でもあります。ここをマッサージすると、すぐに10mg/dlほど下がってしまうこともあります。これは交感神経が優位で活動状態1にあった心臓が必要以上の圧力で血液を送り込んでいた証拠。副交感神経が優位になれば自然と正常な血圧に戻ります。
胸鎖乳突筋の近くにあるすい臓に対するツボは人迎、扶突、天窓となる。
糖尿病治療の方法はさまざまありますが、マッサージは最も簡単に試せ、高い効果が期待できる優れた健康法です。ぜひ、糖尿病予防の1つの手段として取り入れてください。
■TAC21■ マカデミアオイル 270g(タック21)
|
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます