花の端境期ながら、良く探してみれば・・・
吾妻山の秘境?...谷地平へ(2023.7.17)
「#1 浄土平より姥ヶ原に向かい、姥神様に挨拶。そして谷地平湿原へ」の続きです。
今回のGPSログ。
谷地平湿原、その標高1504m地点の先より折り返し。
池塘の周りになにやら黄色い花が咲いている。
デジタルテレコンで2倍。
撮った写真を拡大表示してみれば、咲き始めたばかりのキンコウカ(金光花)だった。
ホソバノキソチドリ(細葉の木曽千鳥)
イワオトギリ(岩弟切)は蕾。
それにしても・・・
見頃を過ぎているのは承知。
ワタスゲ(綿菅)がほとんど見当たらないけれど、その原因は雪が少なかったから?
左奥は中吾妻山。
前大巓、東吾妻山、駕篭山稲荷神社...駕篭山?
・・・。
なにかが泳いでいるけれど、でっかいカエル?
西吾妻縦走路...東大巓、昭元山、烏帽子山、ニセ烏帽子山、家形山など山々を背後に・・・
谷地平湿原を名残惜しく後にして 10:43
ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)
ヤマシシウド(山猪独活)とマルバダケブキ(丸葉岳蕗)
ミヤマカラマツ(深山唐松)だと思うけれど、モミジカラマツ(紅葉唐松)かも。
姥沢を徒渉。
じっと立ち止まって水面を眺めていると、イワナが泳いでいるのがハッキリ見える。
(写せなかったけれど)
河原を歩いて・・・
谷地平避難小屋に戻り 10:58
いつものようにカップラーメンを食べて、コーヒーを飲んでの昼食。
退出の際はお掃除を。
谷地平避難小屋を後にして 11:30
姥沢を徒渉。
小さな湿原を通り抜け、再びオオシラビソの原生林の中へ。
往路...姥神石像からの下りでは苦労したけれど・・・
もうすぐ「目玉おやじ」化する(?)ギンリョウソウ(銀竜草)
沢を徒渉。
ちなみに2つの徒渉の前後には、こういった大きな段差が。
それにしてもここの登山道は、下るよりも登る方が楽なのかもしれない。
(体力次第?)
姥沢徒渉地点からの標高差約300mを登り返し・・・
姥神石像の姥神様に「ただいま」の挨拶 13:13
(往路:下り坂)姥神石像 ⇒ 谷地平避難小屋 : 1時間52分(休憩1回込み)
(復路:登り坂)谷地平避難小屋 ⇒ 姥神石像 : 1時間43分(休憩3回込み)
ちなみに標準コースタイムは...
姥神石像 ⇒ 谷地平避難小屋 : 1時間10分
谷地平避難小屋 ⇒ 姥神石像 : 1時間30分
続きます。